また始めようかと思って、色々といじっている途中です。何となく始まってます。
895jazzmin
Net RadioのAccu Radioは、お勧めです

下の「Accu Radio」をクリックするとサイトが出てきます。

「Sign up」画面は「X」で消して大丈夫です。

左のChannelsで細かくジャンルが選べます。

写真・イラスト部分をクリックするとプレイヤーが立ち上がります。

相変わらず安定しています。プレイヤー単体可動は確認中です。

Accu Radio

うちの猫たち4匹です(2017年現在)
ok台座横長435

左から (うちの猫になった順)

ジャズミン (♂)
ミント (♀)
パセリ (♂)
スーズー[紫蘇] (♀)

DSCF3504-20080623-895.jpg
CategoryとBlogの内容について

 人名が書いてある場合は、その人とその周辺に関してのものになります。
 データ的内容は、なるべく間違いの無いようにするつもりです。
 間違いが有った場合は、教えていただけると助かります。

 個人的意見は、あくまでも個人的なもので、一般論では有りません。
 悪意を隠せないタイプだと自分では思っているので、他意は無いつもりです。

 古いものは一旦全て仕舞って仕分け方法を変えて出します。
 古いものに修正加筆して、シラッとした顔で出す可能性が、極めて高いです。

 自分がとっても可愛い、心の狭い人間です。
 やさしい気持ちで接してくれるとうれしいです。
 その前に、ちゃんと書くつもりが有るのか自分でも心配になっています。

2009年10月29日 (19:56)

テレビが古いんですよ (Basra - Pete La Roca)




テレビが古くなって危険な状態だし(笑)、エコポイントはこのままだと早々に廃止されそうだし(出汁)、それこそ買い替えの時期だと思うのですが、イマイチその気になりません。

てれびふるい-3

テレビ番組をあまり見る事が無いのは、子供の頃からです。まず「毎週同じものを見る」なんて器用な事が出来る子供では有りませんでした。今でもそうなんですが、ドラマなどの週1の連続ものに興味を持つ事が有りませんでした。まぁ「テレビにかじりついて」は、サッカーの試合くらいでした。もしかしたら日本語が、苦手だったのかも(笑)。

てれびふるい-2

そんな家庭でも今テレビが①親父の部屋②キッチン③2階の部屋④事務所と4台有ります。一応キッチンはDVDレコーダーに地デジ・チューナーが付いているので、地デジで見る事はできます。一応ね(笑)。
この中で一番使われるテレビは親父の部屋だからココは早々に地デジ仕様のテレビに変わると思いますが、他のテレビに関しては「有ると便利」レベルで置いてあっただけなので、ハッキリ言って無くても困る事もないのです。

てれびふるい-1

それでも、度々「やっぱり、この機会に」と思ったりもするのですが、実際に動くとなると「普段必要でもないものを買う事自体が面倒」と思ってしまって、現状維持が続いている今の生活です。


Basra - Pete La Roca


*残念ながらCCCDのようです。


*残念ながら廃盤のようです。

01 Malaguena
02 Candu
03 Tears Come From Heaven
04 Basra
05 Lazy Afternoon
06 Eiderdown

Joe Henderson(ts)
Steve Kuhn(p)
Steve Swallow(b)
Pete La Roca(ds)


1990年代中頃まで一時期引退して弁護士になっていた、リーダー作が極めて少なくて残念なPete La Rocaが、1965年にBlue Noteへ残した、不思議な味わいを持ったアルバムです。

「このメンバー」で「ブルーノート」へ録音したが為に生まれたマジックかもしれません。他のレーベルだとなんかね、雰囲気ばっかでそうでね(笑)。ジョー・ヘンのお陰なのかもしれませんが、微妙な良い位置に立っているアルバムだと思います。

ただ、その微妙な立ち位置を「中途半端」と捉えられる人もいるはずで、私自身も「別にこのアルバムじゃなくても良いや」なんて思ってしまう事があります。

Joe Hendersonの演奏には好き嫌いが有るのですが、ここでの演奏は「好き」の部類に入ります。やりきっていないのが、個人的には良い感じに聴こえるのかも。

アルバム全対として「ちょっと遅れてきたコルトレーン」みたいな感じもしますが(笑)、コルトレーンの様な辛辣さの無い部分が、アルバムを聴き易くしていて、音楽を楽しむと言う方向とアルバムの特徴付けにプラスに働いていると思います。

そうそう、3曲目のTears Come From Heavenですが、誰か他の人が演奏していませんでしたっけ。今回ちょっとNetで調べてみたのですが、出てきませんでした。私の記憶違いかもしれません。

アルバム最後のEiderdownの終わり方が中途半端な気がしてスッキリしないのが不満ですが、これって無理矢理カットなのかなぁ?
まぁ、全体的にはヘヴィにならずに、軽く知的な気分も味合わせてくれる良いアルバムだと思います。

「名盤」と呼ぶ方も沢山いるようですが「ジャズを聴きだして割合経つし、少し広げて聴きたい」なんて思っている人の入り口のようなアルバムではないかと思います。

Pete LA ROCCA au Duc des Lombards

*コッチの演奏の方が好きかも(笑)。

Pete La Rocca (dms & lead), Lew Tabackin (ts), Kirk Lightsey (p), Darryl Hall (b)
La venue de ce batteur historique de lhistoire du jazz, accompagnateur de John Coltrane, de Sonny Rollins, de Miles Davis, etc constitue un événement de première importance. Dautant quil ne sest pas produit en France depuis plusieurs décennies. Il est ici entouré dun quartet dexcellents solistes, amis intimes de cet homme devenu avocat aux Etats-Unis.

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2009年10月24日 (22:01)

地元貢献って・・・愚痴ります (Byrd in Paris / Donald Byrd)


先週の日曜日は地元の区民運動会でした。一応『体育振興会会長』の肩書きが今年も有りますので偉そうに本部テントの中でそっくり返っていました(笑)。
準備から本番、そして後始末と関わってきて、明日の反省会が終わると、今年中におこなう予定のイベントがもう一つ有りその準備となります。今年度中となると2つのイベントと事業報告・決算報告、来年度の予算申請に役員選出と色々とならなければならない事が続きます。

所謂『生涯教育』と言う部分からの枝分かれで「体育振興会」と言うものが発足されたのだと推測できますが、その「体育振興会」の実態は『近所付き合い』と言うのが現実だと思います。常任の理事は近所の長男がほとんどですし、年度で変わっていくそれぞれの地区の理事は、今まで体育振興会のイベントに出た事も無い人が半分近くいます。

区長だとか地元の議員だとか発言力のある人たちだとかに優しい口調で褒められたり、労をねぎらわれたりはしますが、利用されているのは明らかで、クレームや苦情も多く、年々やってくれる人が少なくなっているのが現状です。それでもこれから地元で中心になっていくだろうと思われる立場の連中ですから「嫌でも」と言う部分が強いのが現実でしょう。

実は、私は今住んでいる場所にそれほどの思い入れは有りません。全てを売り払って出て行くことも平気です。
現実には田舎の国道沿いで駅前なんて、スズメの涙みたいな金額にしかなりませんし、考えてみれば持ち主の親父は現在も現役バリバリの口ウルサイ親父です。自分に発言力がある土地から出て行くなんて言う訳が有りません(笑)。
まぁ一度引き受けた限りは次の世代のやり易い環境を作ってから引き継ぎたいくらいの事は考えてはいますが、愚痴くらいはいつだって出てきます(笑)。


個人的には「地域差」と「地域格差」をまぜこぜにしている今の日本の有り方自体が、こんな田舎にも大きく影響しているように感じます。なんたって多数決の論理の使い方が間違っているのに、それを利用した政権に大きく振られた訳ですから、田舎の暮らしはこれまで以上に厳しくなるのは明らかで、日本が末端から腐っていくのを指をくわえて見ているのは辛い事です。

今の日本は人口密度の高さで物事の是非を判断するのが正しいと言う方向に進んでいますから、日本中の人間が東京に住むようになれば、きっと日本はみんなが平等の素晴らしく幸せな国になるんでしょうね。


Byrd in Paris / Donald Byrd

Dear Old Stockholm






*2枚で一対だと思ってください。

一時期は、みんなが血眼になって探した、まぁ俗に言う「名盤」です。
メンバーはDonald Byrd(tp), Bobby Jaspar(ts,fl), Walter Davis, Jr.(p), Doug Watkins(b), Art Taylor(ds)で、1958年にパリはオリンピア劇場で録音されました。

とても評判が良かった演奏ですが、どうなんでしょうね。悪いとは言いませんが、会場が広過ぎて客が多過ぎる気がします(笑)。

どこかしら余所行きの演奏で丁寧なのですが、熱気がイマイチ伝わってきません。私が上品じゃないのでそう感じるのかもしれませんが、彼らの魅力の70%程度のような気もします。

買って損をするような、聴いて損をするような演奏では有りません。ハッキリ言って、時々出してきて聴いています(笑)。
きっと私が簡単に使われる「名盤」と言う言葉が嫌いなだけだと思います。


2009年10月19日 (21:29)

ブルーノートはライブハウスなんだってさ (Us Three - Horace Parlan)


キャンディ・ダルファー「サックス ア ゴーゴー」
ブルーノート 東京


別にどうでも良い事なのかも知れませんが、どうやら一般世間は[ ブルーノート = ライブハウス ]らしいですね。でね「Blue Noteのレコード」って言うと「ブルーノートでライブ録音されたCD」らしいのです。

Blue Noteと言うレーベルが有った(有る)事を知っている人は少ないし、ましてや誰がレコーディングしたかなんて事を知っている人なんて「Jazz好きです」って言う人でも少ないのが現実らしいのです。

Brian Bromberg Live at the Tokyo Japan Blue Note



実を言うと、ジャズ好きと言う女の子に「ジャズはライブが一番だから、是非ブルーノートへ行くと良いよ」と言われたのです。
「ブルーノートへライブを見に行った事が無い」と言ったら「ちょっと高いけど、凄いミュージシャンが沢山出る素敵なジャズのライブハウス」と説明してくれました。

でも彼女の口から出てきたミュージシャンの半分は、私からするとジャズじゃない人のような気がして不思議だったので、ブルーノートと言うレーベルの事をそれとなく口にしてみたのですが、残念ながら知りませんでした。

HORACE PARLAN (2000)


Blue NoteはJazzを越えて黒人音楽の進化に寄与してきたレーベルだと思っているので、まぁJazzじゃない人の名前がぞろぞろと出てくるのも面白いかもしれませんが、何かしらシックリこなかったのも事実です。
そんな訳で、どーでも良い事だとは思いますが、個人的に「アルフレッド・ライオン、ごめんね」と頭の中で言っていたのでした(笑)。

Us Three - Horace Parlan



Horace Parlan Piano
George Tucker – Bass
Al Harewood - Drums

1960年にしてはポップなノリのアルバムですが、「いかにもJazz」の一つの姿ではないかと思います。
ホレス・パーランの代表作と呼ばれているらしく、確かにバンバン前に出てくる迫力が有ります。
全体を通せばそれほどメロディアスと言う訳では有りませんが、Come Rain or Come Shineなんて言う有名曲もちゃんと入っていますし、とてもシンプルでポピュラーなアレンジで「お洒落な」ジャズが好きな人には好かれる気がします。
逆にこれ見よがしな部分を嫌がる方もいるかもしれませんね。

私がピアノ・トリオをあまり聴かないので、このアルバムが出て来ること自体が少ないのですが、聴き心地の悪いアルバムではないので「ブルーノートにジャズを聴きに行くのが好き」な女性の前では、これから多用しても良いかなとも思っています(笑)。


オマケに素敵な演奏をどうぞ。

Benny Carter in Copenhagen
From a club concert in Copenhagen in 1985



Benny Carter alto sax, Red Norvo on vibes and Ed Thigpan 0n drums. On piano is Horace Parlan and the bassist is Jesper Lundgaard

2009年10月15日 (22:19)

ポップで何が悪いっ!? (Climie Fisher)



ポピュラー音楽に造詣の深い方やジャズのブログだと思っている方がしかめっ面をするだろうとは思いますが、キャッチーなポップスを続けたいと思います(笑)。



1980年代後半に数年間結成され売れずに解散したポップ・デュオのクライミー・フィッシャーの全アルバム(2枚/笑)がボートラ付きで再発売されました。安かったしすぐに無くなると思ったので、内容など考えずに速攻で買ってしまいました。

そうそう、細やかな部分に気の回る日本人には他国では考えられないくらいは人気が有りました。レコード会社がサイモン・クライミーの美化した顔を前面に出したからウケたのかもしれません。

Climie Fisher

I won't bleed for you


Everything [Bonus Tracks]





Fire On the Ocean


Coming in for the Kill [Bonus Tracks]



一般的には英国で多少とも注目されたLove Changesが入っている1stアルバムのEverythingが多少とも評価されているみたいですが、個人的には2枚目でありラスト・アルバムでも有るComing in for the Killの方が好きです。

Everythingは元ネイキッド・アイズのロブ・フィッシャーのアレンジ力を前面に出したデジタル・ポップな「いかにも英国的」アルバムで、とても細やかな作りになっているのですが、ネイキッド・アイズ同様にパワー不足は否めません。シングルには向いているとは思うのですが、アルバムになると細かな部分ばかり気になってしまいます。「バックに生のバンドを使ったら凄いアルバムになったかも」といまだに思っています。

Coming in for the Killの方は1stでの弱点を克服しようとした、作曲家としても非凡な才能を持つサイモン・クライミーのボーカルを前面に押し出したアルバムで、ソウルフルな部分も見え出したバランスの良いアルバムになっています。
まぁ、英国ポップ好きには総スカンを喰らってしまった全く売れない、解散の直接的原因アルバムなので、失敗作なのかもしれませんね。

ただ、ここでやった事が後のサイモン・クライミーのソロ・アルバムや最近のエリック・クラプトンのアルバム数作に引き継がれているのは明らかなので、それらに興味が有る方は一度聴いてみると面白いかもしれません。

解散して随分経ちますが、いまだに彼らの事が好きな人がいます。そろそろクラプトンもサイモンを解放してあげて、今までのお礼にソロ・アルバムを作らせてあげたらと思うのですが、無理なのかなぁ(笑)。


オッ、いい女!
rise to the occasion (hip hop mix)





x-sampleさんがECなのは、みんなが知ってる承知の事実。Eric Claptonのお遊びにSimon Climieが付き合ったのが彼らの仲を深くしたのかな。その後はずっと一緒に仕事をしています。って言うか、雑用係並みにこき使われてる(笑)。

T.D.F. - Retail Therapy


*廃盤かよっ(笑)。



2009年10月11日 (02:45)

ポリシーなんて糞喰らえっ! (Tom Robinson Band Free Downloads)




GLAD TO BE GAY


トム・ロビンソンはゲイだと公言していたはずなのに、確か綺麗な女の人と結婚して子供まで出来ていたはず。

Tom Robinson Band - 2 4 6 8 Motorway


ポップセンスは抜群。ボーカルもソウルフルな部分を持ち合わせていて中々なもの。音楽的にはずっと素晴らしいと思うのですが、評価は随分低い気がします。

「あの頃の人」として終わらせるのは勿体無いと思うのですが、あの頃のインパクトが強すぎたのかもしれませんね。

あいも変わらず毒舌ですし行動に移せるのも素晴らしいと思うのですが、全てが逆効果な気もします。「悲しき闘士」って感じなのかも。

彼のHPでは、いまだにアルバム4枚がFree Downloadsなので、貼っておきます。

Tom Robinson.com


あの頃の勢いだけでも感じてもらえたらなぁ。

Don't Take No For An Answer











War Baby - Tom Robinson



2009年10月07日 (21:42)

たまになら真面目にアルバムを紹介したり出来るんだもん-加筆 (Slverbird - Leo Sayer)

*文章稚拙なくせして長いので2回に分けようかと思ってます。




疎外感の塊のような曲Innocent Bystanderで始まるレオ・セイヤーの1stアルバムは1972年頃から製作に手を付けられながらも一度中断される事になり、結局1973年末に発表された時に大成功を収める事になります。
それまでの様々な出来事やこの中断が無かったら、アルバムの完成どころか彼のデビューすらわからなかった事を考えると、一見マイナスに思える出来事や出会いと言うものにも何かしらマジックを感じてしまいます。

1948年05月21日ウェストサセックス州ショアハムで生まれたGerard Hugh Sayer君は、ロンドンでデザイナー(自称)の仕事をしながらステージに立つ生活をしていました。バート・ヤンシュやアル・スチュアートも出ていたフォーク・クラブでのライブだったらしいのですが、精神的にガタがきて故郷サセックスに戻る事になります。つまりウケはイマイチだったと言うことでしょうね。しかし音楽の道は諦めきれずにその後も工場で働きながらバンド活動を続けていました。

そんな彼に目を付けたのが、タレント事務所みたいな事を始めようとしていた元々はミュージシャンのデビッド・コートニー。後にレオに起こる様々な出来事のエピローグとしては最高の出逢いではないかと思います。デビッド・コートニーがもし演奏家又は作曲家として成功していればこの出会いは無かったと思うと、彼との出会いがレオ・セイヤーの誕生の全てではないかと思えるほどです。

二人はデビューを目指して数曲レコーディングしてはみましたがレコード会社との契約には至らず、デビッド・コートニーがバック・バンドのメンバーとして参加していたアダム・フェイスに相談を持ちかけます。彼もレオの事が気に入りデビッドと共同でプロデュースをする事になりました。
この頃にデビッド・コートニーの奥さんの助言でGerard Hugh Sayer君は、レオ・セイヤーと言う芸名をつけてもらう事になります。勿論、彼の身長の低さと、はっちゃけた髪型から子供ライオンがイメージされたからです。

なんか雰囲気は良い感じになっては来たのですが、アダム・フェイスもデビッド・コートニーも元々はミュージシャンな訳で裏方の仕事は初心者、この程度では特別なマジックも起こるはずもありません。リチャード・ブライソン(ヴァージンの社長)のスタジオでアルバム製作にかかった訳ですが、上手くいかず予算がオーバーしてしまい追い出されてしまいます。

しかし彼らはここで大切なものを得る事になったのではと思います。アルバム発表事にエンジニアとして記載されているTom Newmanです。ヴァージン・レコード第一弾目の恐怖の多重録音Tublar Bells製作に深く関わったエンジニアですから、ここでの出会いと考えるのが妥当ですし、彼から学んだ事は随分多かったはずです。もしかしたら製作に時間がかかり過ぎたのも彼のせいかもしれません(笑)。
その、ささやかなマジックの芽を感じる事も無く(多分)、彼らはスタジオを後にするのですが、このすぐ後にとんでもない事が起こるのです。

レコーディング途中でスタジオを追い出され、路頭に迷ってしまいそうなレオたちにスタジオを貸そうという心の広い人物が現れます。ザ・フーのメンバーのロジャー・ダルトリーです。そんな訳で彼の個人スタジオに引っ越す事になります。

ちょうどロジャー・ダルトリー自身が1stソロ・アルバム製作を考えていた時で、自分を縮小したような髪くちゃくちゃのおちびさんに興味を持ち彼の楽曲を使用する事になりました。
アルバム全11曲中10曲がLeo Sayer And David Courtneyなのです。残りの1曲がDavid Courtneyの作曲なので、ロジャー・ダルトリー「レオ・セイヤー」を歌う状態です。トップ・グループのリード・ボーカリストが、まだデビュー前の人間の作った曲で自らの1stソロ・アルバムを作るなんて事は尋常ではない出来事ではないでしょうか。

ロジャーは彼らの持っている「何か」に気がついたのでしょう。アダム・フェイスとデビッド・コートニーがロジャー・ダルトリーのアルバム制作に全面参加する事になります。その為にレオのアルバムの製作は一旦ストップする事になるのですが、結果的にマイナスの出来事では有りませんでした。ロジャーの1stソロ・アルバムが注目を浴びない訳が有りません。またGiving It All Awayがシングル・ヒット(UK5位)する事になるのです。

レオ・セイヤーの名前は一躍注目される事になり、レコード会社と契約する事が出来、1973年末に1stアルバムを発表する事が出来るようになります。そして1974年1月にセカンド・シングルとしてカットされたThe Show Must Go Onのヒットに引っ張られるようにアルバムもチャートを上り、最高位2位と言う最高の結果を出す事になります。また、メロディー・メーカー紙において“74年度最優秀歌手部門”を受賞するという最高のオマケが付いてきたのでした。

ロジャー・ダルトリーが1stソロ・アルバムで無名のレオを起用した事は、海の向こう側の人々にも刺激的な出来事だったのでしょう。勿論楽曲の良さも有ったと思います。アメリカの音楽業界にも注目される事になり、スリー・ドッグ・ナイトが彼の曲をアメリカでヒットさせる事になります。

そんな訳で、2枚目のアルバムに早速かかれると言う幸運を彼は高評価と共に得るのでした。パチパチパチ。






*下の方が絶対に得です。




追加します。

All songs written by Leo Sayer And David Courtney
01 Innocent Bystander
02 Goodnight Old Friend
03 Drop Back
04 Silverbird
05 The Show Must Go On
06 Dancer
07 Tomorrow
08 Don't Say It's Over
09 Slow Motion
10 Oh Wot a Life
11 Why Is Everybody Going Home?

アルバムはコンセプト・アルバムのように一つの物語のような作りになっています。これはアルバム製作に結果的とは言え、新人ながら時間をかける事が出来た事と全曲自作で用意する事が出来たからでしょう。

全曲後ろ向きの歌詞で作られた1stアルバムは、全てから隔離されたような疎外感を歌うInnocent Bystanderから始まります。「ここ」から抜け出せない臆病な自分を歌った2、先へ進もうとする事を理解してもらえない3と続き、タイトル曲でありアルバム唯一のインストである、まるでエンディングのような1分少々のSilverbirdになります。
そして彼の初めてのシングル・ヒットとして、このアルバムを引っ張り上げる事になった「ショウは終わりだよ」と歌う5、別れた恋人への未練を歌う6と続き、怒涛の軟弱曲で溢れるLPのA面が終わります。

アルバムのB面になっても視線は下を向いたままです。それでも「そのうち何とかなるかも」と歌うTomorrowで始まる曲々には微かですが、これからの希望を持とうと頑張る姿が歌われています。
真っ直ぐ進めなくても、がむしゃらが悪い形になっても、直接的な希望や夢が無くても、死ぬほど苦しんでも、どうして良いのかわからなくても、それでも生きていく権利は有ると言う判断をした事をメロディとリズムが教えてくれます。
「苦しいのは自分だけじゃないんだ」と思わせてくれる事で、聴く側に希望を与えてくれるアルバムに仕上がったのではないでしょうか。

レオ・セイヤーの歌の上手さ、デビッド・コートニーの作るメロディの聞き易さ、演奏の安定感、そしてバリエーションが豊かとは言い難いながらもしっかりとしたコンセプトに裏づけされたアレンジの統一感が一つとなって、この気が重くなりそうなアルバムを続けて聴く事の出来るレベルの作品にまで押し上げる事になります。

またLeo Sayer And David Courtneyと言う名コンビで次作も作られた為に、この2枚が兄弟アルバムのように語られ、その後のアルバムと区別される事も多いのですが、演奏面等で考えると、この2枚にも随分違う部分も見受けられます。彼のアルバムを発表順に聴いていくと、後に全米でもブレイクするのは突然の出来事ではなく、必然の出来事のようにも感じられるのです。




[ Personnel ]
Leo Sayer - Guitar, Harmonica, Vocals
Russ Ballard - Guitar, Keyboard
Max Chetwyn - Guitar
David Courtney - Piano
Michael Giles - Drums
Robert Henrit - Drums
Henry Spinetti - Drums
Dave Wintour - Bass

Producers: David Courtney, Adam Faith
Engineers: Richard Dodd, Keith Harewood, Tom Newman

このアルバムの特徴はアルバム・コンセプトが統一されていると言うプログレ的な部分だけで無く、メンバーの選択にもプログレの香りがします。

Russ BallardとRobert HenritはArgentのメンバーで、このアルバム製作中はまだクビになっていない頃のはず。Russ Ballardは、この後ソロ・アルバムを製作しながら沢山の楽曲を提供しているので、ロックに詳しい方は今頃「うむうむ、ほうほう」と言っているかも(笑)。Robert Henritは、もしかして最近のThe Kinksに参加した人と同人物?違うよなぁ(笑)。

Michael Gilesは、勿論King CrimsonやMcDonald & Gilesで有名な人。この頃は様々なアルバムで叩いてます。スタジオ・ミュージシャン業を営んでいたと言う事かな。
Giles, Giles & Frippからの付き合いながらキンクリ脱退以降Robert Frippとは不仲と言うのは本当なんだろうか。んー、なんかゴシップ雑誌的な雰囲気まで出来てしまったぞ。

Henry Spinettiは様々なアルバムで重宝されている有名なセッション系のドラマーですが、Judas Jumpと言うプログレ・バンドに参加したりと、彼もプログレの血が流れています。

Dave Wintour はMichael GilesやRuss Ballardと絡んだりRoger Daltreyのアルバムに参加したりしています。Roger Daltreyが彼のソロ・アルバムにLeoの曲を選んだのとは、深い関係のようにも感じます。

Max Chetwynって人は知りません。

さらに重箱の隅をつつくように書かせてもらうと、エンジニアにTom Newmanがいると言う事が、このアルバムのプログレ的側面のアピールになるでしょうか。

Tublar BellsでエンジニアをつとめたTom Newmanがエンジニアとして参加し、元キング・クリムゾンのMichael Giles等のプログレ経験者の演奏参加となると、やはりこのアルバムはプログレとは切っても切れない関係だと言っても良いと思います(大袈裟?/笑)。

この録音はロジャー・ダルトリーのアルバムの録音を挟んで出来上がったものです。ロジャーのアルバムとスタッフまで一緒ですし、曲のアレンジにも似通った部分が多く有ります。それらを含めるとレオのアルバムの曲が「どちらのスタジオで録音したものか」や「どの曲に誰が参加したか」や「基本的なプランは誰が」などの疑問も少し解決するのではと思います。
まぁ、それらはまた機会が有ればと言う事で、この誰が興味を持つのかわからないくらい古くて何度も廃盤になるアルバムを長々と書いた文章を終わらせたいと思います。

ここまでお付き合いしてくださった方に多大な感謝を。
ここまで一気に飛んできた方、あなたの気持ち、理解できます(笑)。

2009年10月02日 (22:27)

田舎人は、虫を喰らう (Herbie Hancock Quartet 1981)


01蜂を飼う人

数年前から親父が毎年庭で蜂を飼います。蜜を取る為の蜜蜂ではなく「蜂自体」を食べる為に黒スズメバチと言う蜂を飼っているのです。近づいて写真を撮ってやろうと思ったのですが・・・駄目でした(笑)。親父たちは巣の前に平気で座っていますしが、餌を求めてブンブンと飛び回る数が半端じゃないですし近くに立っているとぶつかって来ますし、接写どころでは有りません。

02黒スズメバチー

黒スズメバチは通称ヘボと呼ばれ、イナゴのように佃煮にして食べるのですが、私の住んでいる地域を含めて中部地方では、アチコチで黒スズメバチを食べるという行為が行われています。この黒スズメバチは小さな蜂で毒も強くないのか良く飼われているのですが、これに物足りない人たちは大スズメバチを食べたりもするらしいです。

アジア各国に生息するスズメバチが黒いものやアルコールの匂い、香水に反応するのは、熊や人間に巣を狙われた過去の経験からの反応だそうなので、随分以前からアジアに住む人たちにとって蜂は大切な蛋白源だったと言う事でしょうね。

03デブった黒スズメ蜂、だと思う

ここ数年私の住んでいるところでは「ヘボの飼育」が流行していまして、本人たちは村興しのつもりでいるようです。しかし残念ながら周囲の地域や岐阜県などが先に手をつけた事や以前はそれほど盛んではなかったと言う現実が有りまして、年寄りの自己満足と言うのが事実ではないかと思います。

因みに私は虫を食べるなど言語道断と言う側の人間でして、今までにイナゴもヘボも食べた事は有りません。世界中で虫を食べる習慣が有るようなので、食べられない方が可笑しいのかもしれませんが、ゲテ食いの田舎人の私でも無理なものは無理です。

04カエルのフォルムは美しい
05ども、庭のアマガエルっす
06蛙の横顔だよー

ヘボを飼っていると様々な虫が集まってきます。また、その虫を捕食する虫、鳥なども集まってきます。その中でも窓に張り付くアマガエルはJazzminの大切な友達です。Mintは何故か全く反応しませんが、Jazzminはジッとしているアマガエルにさえ反応しています。しかし、ジッとしているアマガエルをジーっと30分以上見ているJazzminの方がおかしいかもしれません。

07おほほほほほ
08へんなJazzmin
09Mintの模様は変

雨が降った後は、草花がとても綺麗ですし、虫たちも元気ですね。庭中に小さな生命の躍動がハーモニーの様に重なり、美しい調和を何重にも複雑に重ねて響いています。様々な動物や虫たちが直接的な食物連鎖と言う意味以上に深く関わり調和をし、こんな小さな空間でも目も眩むほどの生命力で満ち溢れています。

10ミントの蜜うまっ
11蛾かな蝶かな、どっちかな

ふと気がつくと変な疎外感を自分が感じている事に気がつきます。この生命力溢れる世界で、生物の頂点と自負する人間は蚊帳の外なんですよねぇ。
この美しいメロディの中にいると、彼らと一緒に歌う事も演奏する事も出来ない自分は、破壊者であり不協和音でしかない劣等者なんです。
彼らは私たちに何も求めていないのです。彼らは同調するものを受け入れるだけなのです。

12薔薇の木のつもりー
13赤い蜘蛛っす

ふと思ったのですが、もしかしたら「虫を喰らう」人々は、彼らとの調和を感じているのかもしれません。親父にそんな事聞く気も起こりませんけどね(笑)。

14ハエ…だと思う
15蝶は刺したりしないもん

この地球は人間に何も求めていないのかもしれません。自分たちと同調する事を拒否しだした二足歩行の大馬鹿者が、自分たちの元へ戻ってくる事を待っているだけなのかもしれません。
もしかしたら、動物を狩る事を生業としていた事を今に残そうとする人たちは、無理矢理自然を感じようとする人や動物たちを保護しようなんて強要する人たちよりもずっと、自然と自分たちを同じ空間に置く事が出来、自然と足並みを揃える事が出来る名も無き見識者たちなのかもしれません。

16蟻は働くねぇー
17蜘蛛だよー

P.S.
私は「破壊者」と呼ばれても良いので、裏の家の軒先に出来たスズメバチの巣を早いところ駆除したいと考えています(笑)。

18やいやい、見つけちゃったよー



演奏家は最低限自分が表現しようとする事を具現化出来る程度にはテクニックが欲しいと思います。逆に凄く上手な人の演奏には驚嘆しますが、だからと言って好きになるとは限らないのです。
あと糞面白くも無いフレーズを延々と演奏する自己陶酔型も個人的には苦手かな。まぁ「糞面白くも無いフレーズ」って言葉自体が個人的嗜好から来る身勝手な感想なんでしょうけどね。

Herbie Hancock Quartet


*メチャクチャ安いです


01 Well You Needn’t
02 `Round Midnight
03 Clear Ways
04 A Quick Sketch
05 The Eye Of The Hurricane
06 Parade
07 The Sorcerer
08 Pee Wee
09 I Fall In Love Too Easily

Herbie Hancock (P)
Ron Carter (B)
Wynton Marsalis (Tp)
Tony Williams (Dr)

初老が3名に新人が1名の組み合わせでの演奏で日本での録音です。
アナログ時代に2枚組みだったのがCDでは1枚になりました。選曲はMonkの曲が2曲とメンバーが過去に作った曲で構成されています。

あまり面白い演奏とは思えないのですが、Wyntonがワタワタしているように感じて、ちょっと微笑ましい感じがします。おじさん3人は楽しんでいるみたいです。別に特別な事や新しい事に挑戦していないから伸び伸びと演奏しているように感じます。

しかし、それにしても安過ぎないのかなぁ。今\648なんですよ。中古でももう少しするんじゃないの?なんか可哀相になってしまいます。値段からすれば「是非、聴いてみて下さい」の世界だと思いますよ。
ただ、やっぱり、個人的には、それほど面白いアルバムじゃないんだよなぁ。


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