■ Rock [Progressive]

■唄って踊れるプログレ?



先日『Jajahへ、しょうたさんに会いに行こうかな。その2。』で、ソウル系の音楽ばかりで80分をまとめてみたのですが、その時に「shokoさんならプログレ」と言う話しをしょうたさんからいただき、おもわず「唄って踊れるプログレ集」なんて言ってみたものの、選曲しているうちに自分の言った「プログレなら80分で3曲」の方が気になりだしてしまいました。そこで「プログレ小曲てんこ盛り」をやってみました。
勿論、ここに出てくるグループの代表的な曲では有りませんが、グループらしい曲やグループの側面を表しているような曲を選んでみたつもりです。

それで出来上がったのが約80分で30曲。もう1、2曲くらいなら入ったかも(笑)。それでも「兎に角短い曲を」と言うのも面白くないので(面白いかも/笑)、それなりに面白そうな曲を並べて見ました。「JaJahでの会話には、こんな音楽がバックに流れている」なんて事がありえない選曲ですけどね(笑)。

と、言う訳でPunk, New Wave世代にピッタリの80分が出来上がりました。「唄って、踊れる」のは無理そうだと途中で気がついたので、タイトルは『I Can’t Dance』にしましょう(笑)。選曲した曲を並べて書き出してみます。曲順は一応考えて並べてはいるのですが、、、曲数が多いので多分に適当です〜。

01. Vozero / Phil Manzanera
02. The Thoughts of Emerlist Davjack / The Nice
03. Love to Love You (And Tonight Pigs Will Fly) / Caravan
04. Cat Food [Single Version][Edit] / King Crimson
05. Vivaldi With Cannons / Curved Air
06. Over Fire Island / Brian Eno
07. Jigs / After The Fire
08. Ashes to Ashes / Tangerine Dream
09. Whispers In The Rain / Camel
10. Arcades / Henry Cow
11. Trio Sonata No. 1 in C Major 2nd Movement-Alla Breve Fugue
/ New York Rock And Roll Ensemble
12. Pyjamarama / Roxy Music
13. L. B. O / The Soft Machine
14. Fish (Schindleria Praematurus) / Yes
15. Moonshake / Can
16. Cassetto / Neu!
17. Lonely People / Mark-Almond
18. San Tropez / Pink Floyd
19. Mister Class And Quality? / Gentle Giant
20. Muddy Mouse (B) / Robert Wyatt
21. Joy of a Toy Continued / Kevin Ayers
22. Is She Waiting? / McDonald And Giles
23. The Model / Kraftwerk
24. Benny the Bouncer / Emerson, Lake & Palmer
25. Portsmouth / Mike Oldfield
26. Salamander / Jethro Tull
27. Share It / Hatfield and the North
28. Janet Planet / Fruupp
29. Indian Queen [Demo, Previously Unreleased]
/ Electric Light Orchestra
30. I Can't Dance / Genesis

個人的には何となく気に入っているのですが、しょうたさんやshokoさんなど、周囲の反応が気になります。さてさて、どうかなぁ〜(笑)。


Exposure
Robert Fripp




今回の選曲に入っていないのが自分でも不思議(笑)。知らないうちに2枚組みになっていた事も摩訶不思議。
このアルバムは随分ショッキングだった覚えが有ります。音楽ってジャンル分けする以前に、その人自身の音楽性が意味を持つのだと思います。だから私は「プログレもニュー・ウェーヴも大した違いは無い。ベクトルは同じ方向を向いている」と平気で言ってしまうのです(笑)。

■Blogの更新が遅くて・・・


かくれてますにゃ〜

Blogの更新が遅いかなぁ〜とも思っています。それでBlogと同じFC2でPIYOと言う物が有ったので初めてみました。

PIYO

いつまで続くか自信が無いし、面倒な事が嫌いな性格なので、Blogの方がもっと停滞するかも(笑)。


Anamorphose

Anamorphoseはフランスのプログレ・バンド。2・3年前にとあるお店で紹介されました。ジャジーなフュージョン系プログレって感じだけど、変に中途半端なフュージョン系の演奏よりもジャズを感じさせたりします。Liveなのですが演奏力も高い、中々面白い演奏です。


After The Fire

After The Fireのメジャーでの1stになるSigns Of Changeはプログレ・アルバムです。後にテクノ、パンク系のバンドとして1ヒット飛ばすのですが、プログレとパンクが全く別方向のベクトルを持っていたのでは無いと言う事を具現した例の一つではないかと思います。



Signs Of Change / After The Fire


下のアルバムは、まぁまぁ有名なんじゃないのかなぁ



Signs Of Changeを販売しようとする国内のメーカーさんがいる事にビックリと共に賞賛を(笑)。あまり情報の無いAnamorphoseは多分専門店の様なお店でないと手に出来ないかもしれません。




■Adiemusは英国の喜多朗なのかなぁ?




Song Of Sanctuary
Adiemus






01. Adiemus (聖なる海の歌声)
02. Tintinnabulum (希望の鐘)
03. Cantus Inaequalis (誕生)
04. Cantus Insolitus (孤独)
05. In Caelum Fero (天空へ)
06. Cantus Iteratus (輪唱歌)
07. Amate Adea (鎮魂歌)
08. Kayama (大地)
09. Hymn (静寂)
10. Adiemus[Full Version]
(聖なる海の歌声[フルバージョン])

Karl Jenkins, Mike Ratledge
& Miriam Stockley


元Soft MachineのKarl JenkinsとMike Ratledgeが、飯のネタに(笑)Miriam Stockleyと言う女性ボーカリストを使ってCM用の曲を作ったところ大きな反響が有り、「それじゃ」っと作ったグループがAdiemusです。随分人気が有る様で、特にプログレとかソフト・マシーンを知らない人に熱狂的なファンがいるようです。

この1stアルバムも大ヒットして、なーんか日本でも沢山アルバムが売れ現在に至っているようです。随分沢山のファンがいるようであまりもの事は書けませんが、曲名の日本語タイトルで既に私は疲れきってしまいます。

多分現在のヒーリング・ミュージックと言われるタイプの音楽だと思いますが、この1stでは、まだ音楽に対して真摯な部分も有り、これ以降に多少の希望も垣間見る事ができますが、Mike Ratledgeが良心の呵責に耐え切れず(多分/笑)、1抜けしてしまったそうなので、2nd以降は聴く必要も無いでしょう。

ただ良く有りがちなBGMにもならないヒーリング・ミュージックに比べれば、ずっと良心的で向上心の感じられるアルバムです。それでも一時期のJon Markにも感じた「何か違うんじゃないの」的な部分が強いのも確かで、過去の彼を知っている人や普段からRockを聴いている人には、少々荷が重いのではないかと思います(笑)。

その理由は、何故だか段々と心地良く聴こえて来ると同時に、その事への罪悪感で落ち着きが無くなってくるのです。あまりにもの無垢な心地良さに、こんな音楽を聴いていて良いのかと言う疑問が不安感を与えてしまうのです。この世の薄汚れた環境に染まりきった私の様な人間が聴いてはいけない音楽なのかもしれません。


Adiemus Unoffical Home Page



■周囲の雰囲気に呑まれて


とても天気が良くて暑くて、何となく周囲の神経が尖がっていなくて、こっちもボォ〜ッとしてしまうのです。
実家に住む長男なので帰省とは全く関係が無いのですが、家の前の道は交通量が増え、出て行くのがイヤになります。

巷で評判の『Second Life』と言うのに挑戦してみました。初めて聞いた時に「老人の集いかよっ」とベタなツッコミを入れたりしてみましたが、実は興味シンシンでした(笑)。
で・・・やる事もわからず猫らしき動物と箱に入って座っていたのですが、残念ながら誰も拾ってくれませんでした。色々と出来る事が多くて、始めは何をして良いのか判らないって感じです。

受話器はどこだよっ!


これ大人用?


おっオレ乗りこなしてる?


う〜ん・・・こっちは初心者用だな


・・・また、無視された・・・



お袋の墓参りに行く途中に引っ越してきた知り合いの新築の家が2軒並んでいて、その向こうには最近とんと顔を見ないJリーグ好きの知り合いが住んでいます。それほど離れてないのですが、ここまでくるとメチャ景色が良くて大好きな場所です。

見るからに「夏〜」


これからの数日間は、世間のまったりとした雰囲気に呑まれて、まったりといきたいと思います。

涼しい音を

Vozero
Phil Manzanero





元RoxyのギタリストPhil Manzaneroが1999年に発表したソロ・アルバム。「Robert Wyattが全面的に協力したアルバム」と言っても良いと思います。
Phil Manzaneroらしいと言うのかRoxyぽいと言うのか(笑)、それらしい音のアチコチにRobert Wyattを感じる事が出来ます。
ロックの表面的な激しさとかプログレの先進性とかは、この際全く関係無しの世界ですが、音的には随分凝った造りなのにそれを感じさせない上品さが有ります。涼しい音だと思いますよ。


■プログレ専用ラジオが今でも存在するんだぁ


ん?にゃにか?

記事とは関係の無い写真です。

既に過去の音楽のようにも思えるプログレッシヴ・ロックと言うジャンルに今でも興味を持ってくれる人が沢山いるようで大変喜ばしい傾向ではないかと思います。
PunkやNew Waveも音楽のスタイルとして落ち着いたようですし、プログレがプログレッシヴじゃ無くなっても音楽のスタイルとして認められても良いと言う事でしょう。
後はPunkの様にファッション化してくれれば、ビジネス・サイドの向こう側にいる人は大喜びだと思うんだけどな(笑)。

と、言う訳でプログレッシヴ・ロックしか流れてこない『恐怖』のネット・ラジオです(笑)。

ぷろぐればっかりのねっと・らぢおだぁ

ラジオが単独で動いているので他の事をしながらでも聴く事が出来ます。
コレを聴いて「なぁーんだ、プログレって全然プログレッシヴじゃないじゃん。ただのオールド・ウェイブじゃん」と思う方も居るとは思いますが、そんな人は聴かなければ良いのです(笑)。『ただのオールド・ウェイブ』でも気持ち良ければ、それで良いのだから。
さぁプログレを聴こうぜ(爆)。


■神様(Yes)と呼ばれたい人たちの城(Castle)


Starcastle


政治に関して滅多に発言しないししたくも無いけど、とんでもない選挙は終わったし、少しくらいなら良いよね。あくまでも素人の戯言ですから本気で怒ったりは駄目(笑)。

『自民党』は大きな城か何処かの殿様の様な感じで『打倒、自民党』だとか『悪の根源、自民党を壊せ』みたいなマスコミのノリに便乗して、『民主党』と言う名の王様になりたいお金持ちの人たちとその裏でニヤニヤしてるお役人や商人の集団が大量の議席を獲得したけど、このままでは今より悪くなっても良くはならないと思う。

自民党の悪口はマスコミを中心に沢山の人が語るからあえてココで書くのもつまらないけど、いまだに士農工商だと思ってるアホや、敗戦の悲壮感や恐怖を引き摺りアメリカの傘下でしか生きていけないようにした臆病者を保護しようとする変な優しさは、もう必要が無いと思う。

マスコミ受けが良く、選挙上手な民主党の危険度に気が付いている人はあまりいないのは、彼らが頭が良いと言う事の証明だろうけど、自民党でトップに立てなくて逃げ出した人と社会党が一つになった時点で異常だと思うのだけど、何故みんな平気なんだろう。これ以上の事を書くと世間の流れと違うから「右」とか「左」とか言われそうだから止めておこうっと(笑)。

共産党は卓上の論理で遊んでいてほしい。彼らは自らの論理を正当化する為なら人を数としか考えないから。社民党?それ何?そう言えば他にも幾つか有ったな。

二大政党化が良い方向だと言う意見が一般的だと思うけど、何故二大政党化が良いのだろう。多分マスコミが「二大政党化が理想」だとか「二大政党化が良い」と言うから『多分それが良いのだろう』という程度の事だろうけど、自民党みたいなのが二つになるだけなのに。今の民主党には[元]自民党が沢山いるのにね。アメリカがそうだから余計に真似したくなるのだろうけど、アメリカはキリスト教の元での政治だからね、元々他の主義主張の存在は認知しないと言う大前提があるのに。

大勢の人が集まって同じ方向を向くなんて無理。考えただけで気持ちが悪い。派閥が有ってあたり前だと思う。勿論その有り方には様々な問題が存在するのだろうが「日本を良くする為に」とか「国民の為に」とか「サラリーマンの為に」なんて事ばかり言う嘘つきよりも潔いと思う。

政治家は選挙で投票されて選ばれる訳であって、神様に「あなたは心の綺麗な人だから政治家」と任命される訳じゃないのに。そう言えば神様も世界中で流血や差別の原因をいまだに作り出しているから、使い物にならないね。

「日本を良くする人に投票する」なんて言う人は完全にマインド・コントロールされていると思う。早く目を覚ますべきだよ。元々政治は「祀り事」だから政治家を神様だと思っているのかな。自分を神様だと思っている政治家は沢山いるかもしれないけどね。

沢山の人が様々な立場に有り様々な意見が有るのに「日本を良くする」とはどんな事を指すのだろう。「自分を得させてくれる人に投票する」と本音で言えないのは、多分誰が自分を得させてくれるのかわからずに「自民党だぁ」とか「民主党だぁ」とか言っているからなんだろう。これって凄く恥ずかしいと思うし馬鹿な自殺行為だと思う。

政治家が「日本の為」とか言うのは浮動票が欲しい為で、実際には将来の二大政党さんだけではなく、その他諸々の政党も組織票を投じてくれる人たちの利益になる為の政治を行なっている。勿論それは正しい事で有り選挙で選ばれた人は選挙で投票してくれた人の為に働く義務が有るのだ。その義務を果たさない人は次の選挙では「ただの人」に落ちぶれてしまうしね。

この日本に大きな城を二つ作って、他の小さなお城モドキを全廃しようとするのが、最も危険な行為である事に気が付くべきだと思う。自民党は派閥と言う名の小さな政党が集まっているだけなのだから与党になれないと思えば簡単でしょ?(笑)民主党もマスコミや世間にいじられる前に自浄する為にも分裂すべき。単独で政権を取れる様な政党が有るから沢山の間違いが起こる。

様々な立場から様々な意見が出て、その都度多数意見を取り上げて行けば、日本経済が不安定になったり海外との関係がもっと悪化する事になるかもしれないけど、誰も文句は言えないようになるんじゃないのかな。まだ日本人は現代政治的に幼く、戦後から脱してはいないのだから。

途中で、神様やお城や殿様に例えたりしたから「Yes様になりたかった、星のお城」を(笑)。


Starcastle
Starcastle



01.Lady Of The Lake
02.Elliptical Seasons
03.Forces
04.Stargate
05.Sunfield
06.To The Fire Wind
07.Nova

Terry Luttrell : Lead Vocal
Gary Strater : Bass, Vocal
Stephen Tassler : Drums, Percussion, Vocals
Herb Schild : Organ, Synthesizer, Pianos
Matthew Stewart : Guitars, Vocal
Stephen Hagler : Guitars, Vocals


アナログ時代から聴きたい聴きたいと思いながらも結局はその都度思いとどまり購入する事の無かったStarcastle。初めて興味を持ってから30年の月日を越え、遂にアルバムを購入してしまいました。

しかしまぁ本当にYESに似ています。曲構成とかのレベルじゃなくてボーカルの声質や楽器の音質・フレーズまでソックリ。時々見せるオリジナリティの部分で「おおっ」と思うほどソックリです。オリジナリティに特許とか著作権みたいなものが存在するなら完全に訴訟問題に発展するでしょう。

ただ、似ている事を否定的に受け取る事が出来ない潔さが有ります。「へー、そうなんだ。うん、わかった。」と思わず受け入れてしまうのです。なんて言うのか「そうそう、ボクもイエスが好きなんだよ。」みたいな気持ちにさせられてしまうのです。何処かの誰かさん達とは全然違って「神様(YES)みたいになりたい」と言うストレートな部分に共感出来るのです。

Bassの方が亡くなったそうですしHPの方も存在するだけで中身が丸々無いと言う可哀相な状態では有りますが、今現在もグループを解散していない、そのダラダラとした状態にも何となく好感を持ってしまうのですが、今までに発表されたアルバムのほとんどが廃盤なのにも哀愁を感じてしまいます。


なーんか、可哀相な彼らのHPはコチラ


■『呪文をかけるぞぉ〜。』って言われてもなぁ。


Incantations-Mike Oldfield


ここのところ、イマイチ頭の中が綺麗に整頓出来なくて「もう一度に二つも三つも同時に考えられる年じゃないんだぞー」と、鏡に向かって叫んでいるような自滅状態が続いています。

時間配分から体力配分、精神配分を意識しないと物事を上手に片付けていけないのは、基礎体力の無さから後半に集中力が無くなる何処かの代表みたいだ、なんてね(笑)。

昨日から聴いているのは、「チューブラー・ベルズ」で有名なマイク・オールドフィールドの「呪文」と言うアルバムでアナログ時代は2枚組みLPで1曲でした。まぁそれ以前の3枚もLPの裏表で1曲でしたから、それほどビックリもしませんでしたけど(笑)。

とても気持ちの良いアルバムです。ぼーっとするのにピッタリ!
Incantations
Mike Oldfield




彼のベスト・アルバムと言うとCD10枚組みでも作らなきゃ無理と思ったのですが、そんな事は無いですね(笑)。それでもやっぱり、彼のスタイルが変化した80年代が中心になっています。
Elements
Mike Oldfield




「もう作るのにも飽きたんじゃないの?」と言いたいほど沢山有る、そろそろ作るのに飽きて欲しいチューブラー・ベルズ(笑)。ホント、まだ作る気が有るのなら、相当の根性の持ち主だと思う。まぁCDは1枚も買ってないから、本当はそれほど偉そうな事を言える立場でもないんだけどね(苦笑)。
Tubular Bells
Mike Oldfield






詳しい事は、またその気になったら(笑)。




■実はボクたち、こんなことをしたかったんだ。ってアルバム。


McDonald and Giles


現在U.K. Folkの大海に溺れているKing-Tさん(改名済み)は、私にとってのプログレの師匠でも有ります。大阪在住で、とても忙しく遊び回っているらしく、滅多に会う事は出来ないのですが、たまに天の声を賜ってくれます。
今回も『ちみちみ、McDonald And Gilesを聴くのは、このタイミングぢぁ〜ないのかいっ?』と、ご助言をいただきました。そう言えばコレも随分の間聴いていないのでした。

某フィリップ氏との緊張感溢れるお付き合いに疲れてしまった某マクドナルド君、「やっぱりボク、駄目みたいっす」と早々にもキング・クリムゾンを抜けてしまいます。「え〜、向こうの大陸のツアーは神経使うからヤだよ〜」と言っていた某ジャイルズ君は、某フィリップ氏の「苦労した仲ぢゃん。も少し手伝ってよ〜」との言葉に心を揺り動かされ、事前に首を勧告されていた弟と一緒に彼が一人でやっていく自信がつくまで付き合う事に決め、「ポセイドン」の出来から新たな未来が開けた事を確認し、某マクドナルド君と合流します。そこで作られたのが彼らの唯一のアルバム「マクドナルド・アンド・ジャイルズ」です。

新たなアルバムを作るコンセプトは無かったのでしょう。全ての曲がキング・クリムゾンにいた頃(もしくは、それ以前)に作られていたものを完成させた形になっています。つまり、ロバート・フィリップの強引なまでの牽引が無かったらキング・クリムゾンの1stは「マクドナルド・アンド・ジャイルズ」のようなアルバムになっていた可能性が有ったとも考えられると思います。

2曲目のFlight Of The Ibisは、The Original Melody for Cadence & Cascadeと有るように、明らかに双方がリンクしているのも事実ですし、実を言うと私はCadence & CascadeはMcDonald And Gilesで有り、JadeはRobert Frippを指しているのではないかと思っています。

イアン・マクドナルドは、まだUKフォークに根付いたタイプの音楽をやりたいと考え、ロバート・フィリップは1stがウケた事による自信からもっと前進をしたいと思い、マイケル・ジャイルズはフィリップとの友情に心が揺れながらも、やはりイアン・マクドナルドに近い考えを持ちロバート・フィリップと袂を分けたと言う事だと思います。

大したコンセプトを持たずに個人の感情を優先させたMcDonald And Gilesは、やはり大した評判にもならず、結果も1枚のみで解散と言う当たり前の結果となり、彼らはより個人的な時間を楽しむ事になり、キング・クリムゾンを背負ったロバート・フィリップとは、全く違った音楽との関わり方をしていく訳ですが、1999年に発表されたIan McDnaldの1stソロ・アルバムDrivers Eyesを(これまた久しぶりに)聴くと、「これも有りだな」と思えてしまうのです。音楽は聴く側だけではなく、作る側にだって、好みを優先させる権利が有るんだと。



McDonald And Giles
McDonald And Giles





Drivers Eyes
Ian McDnald





そうそう、King-Tさん(改名済み)は「ジャケット裏の女の子が可愛いんだよねぇ〜」とも言っていましたので、彼女のアップを載せておきたいと思います(笑)。

UP




■ポセイドンって、本当に二番煎じの愚作?


In The Wake of Poseidon
King Crimson




01. Peace-A Beginning
02. Pictures of a City
03. Cadence and Cascade
04. In the Wake of Poseidon
05. Peace - A Theme
06. Cat Food
07. Devil's Triangle:
(I)Merday Morn
(II)Hand of Sceiron
(III)Garden of Worm
08. Peace - An End
09. Cat Food [Single Version]
10. Groon [Single B Side]

Robert Fripp (g, mellotron, devices)
Greg Lake (vo)
Michael Giles (ds)
Peter Giles (b)
Keith Tippet (p)
Mel Collins (sax, fl)
Gordon Haskell (vo)
Pete Sinfield (words)

何十年と語り続けられているキング・クリムゾン。マニアも多いですしNetでもそこら中に詳しい事が書かれています。だから、ずっと書かなかったのですが(逃げ腰/笑)、久しぶりにメチャクチャ聴きたくなったので、勢いで書いてしまおうと思います。

「名盤」と言われ続ける1stの存在が邪魔になって、変わったファン以外には見向きもされないと噂される(笑)In The Wake of Poseidon。下手をすると「愚作」扱いさえされています。勿論「キング・クリムゾンのアルバムの中では・・・」と言う前置きが有ってですが。

レコード会社との契約で3枚目までは嫌でも作らなくてはならなかったのは承知の事実ですし、曲数や曲の時間まで制約されていたと聞きますから、Robert Frippが目一杯困って2作目3作目に手をつけたのも真実でしょう。

彼のセンスの良さか、それとも奇跡なのか、手を延ばしたのはインプロゼーションの世界でした。新たな意識を強引に作り出すのではなく、1stの二番煎じと言われるのは仕方が無い事と切り捨て、1stで構築された宮殿にジャズやブルースの方法をぶち込み掻き混ぜ余分な水分を絞り出して、2枚目のアルバムにしてしまいました。

1stの仰々しさは、プログレッシヴ・ロックのイメージの一つとして固定するのに一役買ってはいますが、少々大根役者気味のところが鼻につくのです。彼らは意識してそうしたのでしょうが、それでもやり過ぎだと思います。

分解される危機に陥ったキング・クリムゾンは、その仰々しさから抜け出すチャンスを(偶然かもしれませんが)掴み、タイトに締めつけられ圧縮され、抑揚の付け方による表現とは別の緊張感を持続する方法を身につける事が出来たのだと思います。

2ndで起こった奇跡は、多分1stよりもRobert Frippを刺激したのでしょう。これ以降のKing Crimsonのアルバムへの影響は1stよりも2ndの方が強いと思っています。
そんな訳で「赤ら顔」よりも「ポセイドン」の方がアルバムとしての個人的評価が高くなりますし、個人的にも「赤ら顔」よりも「ポセイドン」の方が好きなのです。






三部作とか言われるからリザードまで載せておこう(笑)。


■朝食はアメリカで。

   
Breakfast In America
Supertramp


Breakfast in America Breakfast in America
Supertramp (2002/06/11)
A&M

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01.Gone Hollywood
02.The Logical Song
03.Goodbye Stranger
04.Breakfast In America
05.Oh Darling
06.Take The Long Way Home
07.Lord Is It Mine
08.Just Another Nervous Wreck
09.Casual Conversations
10.Child Of Vision

1979

ブリテッシュ・プログレッシブ・ロックバンドのスーパートランプが、全世界的に大ヒットさせた彼らの6枚目のアルバムです。プログレ・バンドと言う言葉に違和感が有るのなら元プログレ・バンドだったと言う言い方をしましょうか。多少は違和感は無くなるかもしれません。
 ところで、少々話が反れますが、何処から何処までがプログレでとか、何処から何処までがプログレじゃなくてとか、個人的に疑問を持つバンドが多いのですが、基本的に『俺がブログレって言ったらプログレぢゃ〜っ!』と、男らしく走って逃げますので捕まえたりしないで下さい。
 日本でも彼らの3枚目にあたるCrime Of Century(1974)くらいから注目されだしたSupertrampは、雑誌などでは注目の新鋭プログレ・バンドとしてCamelなどと並べて書かれていました。私はその頃Camelは聴いていたのですが、何故かSupertrampを聴く機会は有りませんでした。Crime Of Centuryと言うタイトルとジャケットには、何処か惹かれるものが有ったのですが残念ながら購入には至りませんでした。それ以降も私の中では忘れられた存在でした。

 そんな時に見る事となったのが、このアルバム・ジャケットです。これは、いけません、不真面目過ぎますし、あまりにもアメリカンです(笑)。プログレはピーカンとは程遠い欧州の空の下、真面目な人が作って、真面目な人が聴くものだと勝手に思っていた私は、ジャケットの素晴らしさに大喜びしたもののプログレでこのジャケットでは、ろくな音楽になっていないと勝手に拒否してしまったのです。
 ところがラジオから、ガンガン流れてくるロジカル・ソングやブレックファスト・イン・アメリカは、私の考えるプログレとは全く異なったポップでロックなナンバーでした。リード・ボーカルの声質が、あまり好みでは無かった事と過去の思い込みが激しかったために結局は買わずに終わってしまったのですが、聴いたイメージは所謂プログレではなく、その頃日本でも人気が出だした頃だと思うREOスピードワゴンと同等のものを感じました。
 REOスピードワゴンのツナ・フィッシュなどは聴いたのですが、何故かSupertrampは駄目でした。自分でも良くわかりませんが、REOスピードワゴンも段々好みのタイプから離れて行った様な気がしますから、そこいらあたりの音楽にその頃の私は食指が働かなかったのかもしれません。勿論ジャケットのイメージが、強過ぎた事は明らかです。あの頃から随分色々な音楽を聴いてきましたしプログレに対しての変な固定概念も無くなって来ました。そんな耳で聴くと思った以上に心地良いアルバムだったりします。

 1曲目のGone Hollywoodが流れてきた時、やはり「う〜ん、やっぱりこの声は…」と言うイメージでした。曲が進むうちにSaxの入り方が曲調にとってつけたようで気になりました。が、曲がもう少し低めの声の人がリード・ボーカルを取るところまで進むと「あれっ?なにこのボーカル?」って気持ちになりだしているんです。曲調は相変らずでイマイチ乗り切れないうちに終わってしまったのですが。
 2曲目のThe Logical Songから4曲目のBreakfast In Americaまで怒涛のヒット曲が続きます。目からウロコですね。小細工も良く効いた上質のポップ・ロックです。聴き易さと面白さを兼ね備えた良く考えて作られた曲です。ヒットする訳です。
 3曲目のGoodbye Strangerをはじめアルバムのアチコチにビーチ・ボーイズへのオマージュを感じてしまったのは考えすぎかもしれませんけど(笑)。
私は個人的に好きなのは、3、5、8曲目あたりです。ノリノリタイプに比べ、もう少しリアルに彼らの音楽を感じる気がします。
 どの曲も普通のポップス・ファンを退屈させない曲ばかりです。アメリカ人の自虐的な心を揺さぶる事も忘れていません。嫌味なくチクッとやられてしまったアメリカ人は心地良い毒に酔ってしまったんでしょうね。
 個人的に全体的なイメージは Starshipが1985年に発表した「今世紀最悪のロック・アルバム」と呼ばれるKnee Deep in the Hooplaを英国人のシニカルな感性で作ったような感じでしょうか。でも、あの舌ったらず風のボーカルと少しだけ引きずっているプログレ風味は今でもちょっとだけ苦手だな。


ところで彼ら、今でもやっているのかな?と、言う事で彼らのHPです(笑)。2005年に出したのはAnthologyで、2002年に出したアルバムが実質的な最新作のようですね。Tourはやっていないようですが、連絡先が有るからやりたいのかな。
Supertramp

こっちはメンバーだったRoger HodgsonのHP。彼の方が積極的に活動しているようです。動画へのリンクなども有ります。
Roger Hodgson





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  • Author:falso
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    極めて個人的で身勝手なBlogです。音楽は楽しく自由に聴きたいと思っています。

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    相方のJazzminに振り回されています。玉抜きましたがKingです。
    庭にいたネコを捕まえてMintと言う名前をつけました。
    お陰様で、現在ヘンな顔のネコ2匹の飼主です。

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