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また始めようかと思って、色々といじっている途中です。何となく始まってます。
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このBlogの内容について

長く放置していたので、現在調整中です。

聴いたアルバムや音源を浅く広く身勝手に語っています。
音楽とは全く関係のない一個人の事も書いてあります。
全てが、あくまでも個人的な経験や意見で、一般論では有りません。
悪意は隠せませんが、他意は無いつもりです。

データ的内容は、なるべく間違いの無いようにするつもりです。
間違いが有った場合は、教えていただけると助かります。

古いものは一旦全て仕舞ってしまいます。
古いものに修正加筆して、シラッとした顔で出してしまいます。

自分の事がとっても可愛い、わがままで心の狭い人間です。
やさしい気持ちで接してくれるとうれしいです。

2017年06月27日 (13:55)

オリバー・ネルソンの『ブルースの真実』の真実、なんてほどでもない。


The Blues And The Abstract Truth (1961)-2in1 - 400

The Blues And The Abstract Truth (1961)

All tracks composed by Nelson.
01 Stolen Moments
02 Hoe-Down
03 Cascades
04 Yearnin'
05 Butch and Butch
06 Teenie's Blues

Personnel
Oliver Nelson – alto saxophone, tenor saxophone
Eric Dolphy – flute, alto saxophone
Freddie Hubbard – trumpet
Bill Evans – piano
Paul Chambers – bass
Roy Haynes – drums
George Barrow – baritone saxophone

Recorded at February 23, 1961
Van Gelder Studio, Englewood Cliffs

*LPにはMono, Stereoの2種類のプレスが有ります。




ジャズには「名盤」と呼ばれるものが何枚も有りますが、これもその中の1枚。
名義はTenor SaxophoneのOliver Nelson。アレンジと構成も本人がやっています。
レーベルはImpulse。プロデュースがCreed Taylorで、録音はRudy Van Gelder。1961年2月23日の1日で、録音は済んだようです。

アルバム・タイトルはThe Blues And The Abstract Truth。日本語で付けられた『ブルースの真実』が超カッコイイ。Googleでの直訳は「ブルースと抽象的な真実」となりました。

ジャケットの楽器のアップのような抽象気味なのがMono盤で、Oliver Nelsonの横顔のアップがStereo盤。どちらもアルバム・タイトルと参加演奏家の名前が縦に羅列されたシンプルで雰囲気の良いデザインだと思います。

Mono盤はタイトルの下にBill Evans, Roy Haynes, Eric Dolphy, Oliver Nelson, Paul Chambers, Freddie Hubbardと、デザイン優先で参加演奏家の名前が文字数で並ぶ。
Stereo盤は、一番上にアルバム名義のOliver Nelsonの名前が有り、その下にアルバム・タイトルのThe Blues And The Abstract Truthが書かれ、一番下に参加演奏家の名前がPaul Chambers, Eric Dolphy, Bill Evans, Roy Haynes, Freddie Hubbardの順番で並びます。こちらはImpulseへの貢献度やこの頃の人気で順番が決められたような気がします。

1曲目から端正でノリも良く厚みも有る「ジャズの王道」と呼ばれそうな曲が始まります。Eric Dolphyのフルートも指示通りだろう破綻の無い綺麗で心地よい伸びやかな音もFreddie Hubbardの若々しくて勢いのある瑞々しい演奏も素敵です。

が、何かしら違和感が有ります。

Hubbardのトランペットがバシバシ決まるノリの良い2曲目もDolphyらしさが顔を出した3曲目も素晴らしい演奏です。

が、何かしら違和感が有ります。

1曲目から5曲目までそんな感じで進みます。どの曲も極めて高水準で制御された知的で端正な演奏です。
「ジャズに酔う」事の出来るお洒落な演奏ですから「俺ジャズを聴いているんだ、俺ってお洒落だろ」と自慢の出来るネタにもなります。

が、何かしら違和感が有ります。

6曲目の演奏が始まると、その違和感が消えます。1曲目から5曲目までと、この6曲目とは、毛色が違っているのです。

タネあかしと言うほどの事も有りません。
1曲目から5曲目までにはジャケットに名前の無いGeorge Barrowが参加しているのです。バリトン・サックスのソロが無いので、名前が無いのかもしれませんが、間違え探しをさせられている気分を味わえるかもしれません。

そこまでわかると、絶対数の違いで違和感は6曲目の演奏と言う事になります。
1曲目から5曲目までの「制御された知的で端正な演奏です。6曲目は、それまでの曲に比べると、統制感が減り自由度が増しているように感じました。乱雑で粗野な感じが、演奏者の姿を想像させる演奏になっていますが、5曲目までの演奏を良しとすると、及第点をあげるかどうか悩む所です。

あえて6曲目にこの録音を入れたのか、曲数が足りなかったのか、もしかしたら私の独りよがりで、1曲目から6曲目までひとつの意志から生まれた録音なのか、そんな事を考えていると、何度も繰り返して聴いてしまいます。

アルバムの中では、Freddie Hubbardの突き抜けるような元気な演奏が、一番好みかな。次がRoy Haynesかな。Eric Dolphyのサックスは、彼らしい音色で全体の流れを単調にならないようにしています。Bill Evansの演奏は別に他の人でも良かった気がします。悪くはないけど、良い気もしません。

と、言った感じで、内容に関しては中途半端な事しか書いてないのでした。





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2017年06月11日 (20:03)

不確かな記憶は、空想なのか幻想なのか 「桜の記憶の中の一つ」


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地方都市と地方都市を結ぶ幹線道路があちこちにでき、今まで何もなかった土地が切り開かれ新しい町ができる。古くから人が住む集落も規制が変更され新たな価値を持ち、様々な建物が立つ。知っていた土地も数年も離れれば、全く知らない土地のようになる。

今までに無いスピードで人の流入流出が起こり、今まで問題にもならなかった「郷に入れば郷に従え」的発想の強要が、新旧の住人の間で小競り合いを起こさせるが、結局は多数が少数を圧倒すると言う従来通りの最も原始的な方法が解決していた。

子供にとってもそれは同様だった。全ての変化を受け入れられる訳では無かったが、大人同様多少薄めに作られた新たな地方特有のルールを嫌でも受け入れるしかなかった。それは、「いじめられない事」と「遊び相手の確保」に直結するからだった。

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記憶に、広場のような空間が有った。私が引っ越してきた家から少し距離は有ったが、それでも小さな子供でも歩いて行ける距離だった。公園のように手入れがしてある広場ではなく、いわゆる空き地というやつで、背の低い雑草や大きな石でまだらになっていた。

三方が比較的新しい塀や壁に囲まれていて、道に接した側の入口あたりに1本の大きな桜の樹があった。随分年老いているようで、周りの木々が緑で覆われても申し訳ない程度の葉しか付けなかった。この樹が満開の花で覆われたのを見た記憶がなかった。

樹のすぐ横の道の反対側に大きな石があった。石は明らかに人の手が入っていて、荒くだが四角く加工され上の部分が平らだった。樹は子供が二人手を回してもギリギリ届かない程の太さが有ったが、その石の上に乗れば登れるくらいの高さから枝が出ていた。

空き地の周りに家が立っていて、土地ギリギリに垣根や塀があり、三方は完全に壁の状態だった。道の面した方向も道を隔てた側は猫の額のような畑で、その向こう側は、やはり塀だった。この土地だけが、囲まれ隔離され、ぽつりと残されているような感じだった。

何かしら地元に伝わる古い話を聞いた気がするが、ずっと以前からここに住む老人たちの口からしか出なかった言葉だったので、それほど気にする事も無かった。自分の親をはじめ、新しくここに住みだした人の口からは何も聞いた記憶が無かった。

確か桜の樹の話だったような気がする。桜の樹に切ってはいけない理由が有り、その為に空き地は何の利用価値も無い事になっていたように受け取っていた。大人が桜の樹の近くにいた記憶が無かったし、子供が居る事をよくは見られていなかった気がする。

それが逆に子供に価値を持たせた。「あの桜の樹に集合」と言う時の「あの」と言うキーワードは、何となく秘密めいていて特別感を持たせていた。しかし子供たちも他の場所へ行くための集合場所と言うだけで、空き地や桜の樹を最終目的にする事は無かった。

この集合場所には、もう一つの特別な意味があった。この桜の樹に登れるかどうかと言う事だ。この樹に登れる事が上の年代に相手にしてもらえる条件だったのだ。自転車に中々上手く乗れなかった私は、登れるというアピールを何度もしなければならなかった。

桜の樹の上からの風景は、四方が塀に隔てられ、見えるのは家の壁と屋根くらいで、何も魅力は無かった。手のひらを広げて重ねたような枝のせいで、空さえも小さかった。登ると言う努力に対しての見返りとしては、残念としか言いようが無い風景だった。

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木登りと言う自己アピールは、それなりの効果と結果をもたらせたと思う。しかし、もっと大きな効果を発揮したのは、この土地に馴染めずに周囲と距離をとった事と、親の社会的地位という大人の世界が、子供の世界にも影響したと言うのが事実だろう。

結局、樹に登る努力など無駄な努力だったと位置づけた。意味不明な笑顔を上手く作り、適度に存在を消す方法を身に付ける方が効果的な事に気が付いてしまったのだ。実際、集合場所の空き地も樹登りもここが最後で、二度とする事はなかった。

よそ者は何処へ行ってもよそ者なんだと引いて考える事は自己否定にならない、むしろ周囲と友好的な関係を構築する平和的解決法だと、自己弁護出来る自分に多少酔ってはいたが、周囲の風景や時間の経過を楽しめる余裕は、まぎれもなく心地良かった。

立ち位置が出来たと思い出した頃、引っ越す事になった。長く居る事がないのはわかっていたし、馴染み切れない土地から離れられるのはうれしかった。「また初めから」と言うのは、少し辛い感じもしたが、子供に選択肢が無い事くらい理解していた。

大人と呼ばれる年齢になって随分経ってから、この空き地のあった土地に沿った幹線道路を車で通る機会が何度か有った。帰り道の車の窓から左の方向に少し離れて見えるその土地はあの頃と随分変わり、記憶の中の面影はほとんど感じられなくなっていた。

目の前に見えるこの景色が何故か心を刺激する。どちらかと言えば嫌悪していた土地が今になってイライラするような感傷を与える。意識して遠ざかっていたつもりはなかったが、来る用事が無いと言う理由で、意識して近づかなかったのが事実かもしれない。

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桜の花が散り新緑が樹を包みだし、梅雨も近いと思わせる曇り空の日、予定よりも早く事が終わり、明るいうちにあの空き地の近くを通る事になった。幹線道路から左の方角を見ると「何か」がいつもよりも強く、過去を記憶する部分を刺激していた。

そうするのが当たり前のように、左折用のレーンに入り、ゆっくりと空き地の有ったと思える方へ向かって行った。あれからも変化し続け、随分変わってしまった風景の中を、あまり楽しい記憶の無かった短い間住んだ土地へ向かうのは、不思議な感覚だった。

ほんの少しの懐かしさとはバランスが取れないほどの不思議な恐怖感や不安感が頭の中で広がっているのに、行くのを止めると言う選択肢は無かった。随分変わってしまったとはいえ、目に入るそこここから以前を感じられて、時間の感覚もおかしくなっていた。

「彼」の意識をたどれば目的地に着く。自らの意志とは別に、進む方向に導かれているような気がした。車の中の空気がどんよりと重くなっていく気がした。窓を開け、深呼吸をし、ハンドルを握りなおし、ゆっくりと細い道の中へ入って行った。

何故あの空き地を目指すのか、理解できていなかった。特別な感情の起伏はなかったが、訳の分からない感情が体中に広がっていた。道が随分細く感じた。対向車が来るたびに車を脇に寄せて止める事になった。あの頃の記憶では、もっと広かったはずだ。

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随分変わってしまった風景に、自分が何処にいるのかわからなくなりそうだった。頭の中に残っている記憶と目の前の風景を、時間という誤差を意識して修正しようとした。何故こんな事をしているのか、周りをきょろきょろと見回しながらゆっくりと走った。

少ししてあの空き地が有ったはずの場所を過ぎている事に気がついた。あの空き地の有ったあたりではと、過去と現在の違いを感じるくらいの何処かしら不思議な感情が湧く場所が有った。しかし何故か、体が止まる事よりも通り過ぎる事を選んだ。

あの頃には無かったスーパーの駐車場でUターンをして、もう一度来た道に入って行った。道路の隅に引っかかるような状態で見覚えのある大きな石が転がっていた。あの頃の記憶からは随分小さく感じたが、桜の樹の横に有った石だと何故か確信できた。

あの頃気にも留めなかった大人たちの言葉が、突然頭の中で広がっていった。子供には理解できなかった「あの頃」の色々な出来事が、一気に大人になった「今」と混ざりあった。ここに来てはいけなかったんだと判断した瞬間体の力が抜け、車の速度が落ちた。

突然、頭の中で声がした。「止まるな、振り向くな、アクセルを緩めるな。」言葉は命令だった。緊張が体を走り、アクセルを踏んでいる足が「もっと踏むように指示を出せ」と頭の中に指示していた。自分の意志と別の自分の意志とが、体を取り合っていた。

ここから離れて行く事が今する事の全てだと判断した意志が、もう一つの意志を抑えていた。どれほど焦っても少しも時計の針が進まないような感じが続いていた。ここに住んでいた頃の事が、次々に甦ってきた。「今」がいつなのかわからなくなりそうだった。

「あそこは駄目だよ」「他の場所で遊びなさい」子供の頃には気にしなかった大人たちの言葉が、明確になっていった。忘れてしまったというよりも土地を離れてから必要ではなくなった知識だった。空き地は、使い道が無くて放置されていたのではなかった。

遠い過去、あの広場は処刑の為に使われた場所だった。首を落とし、洗った場所だったのだ。あの桜の樹は、その頃からあったと言われていた。そしてあの石は無縁仏の墓石だった。子供たちの勇気の証明は、樹に登れる事ではなく石の上に乗る事だったのだ。

気が付いた。記憶の何処を探っても自分以外が、あの石に登った姿がなかった。木登りはある意味で、いじめと呼ばれる行為であったと言う訳だ。土着を許可する為の通過儀礼として、上下関係を明確にする必要な命令行為だったのだ。大人の世界と同じだ。

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普段生活している土地に寄り添うように、そういう特別な意味を持った場所が存在した。人は必要以上に近寄らず、否定もせず、生活の一部として甘受する。見て見ぬ振りをしていたとしても無責任にはならない程度に。大切なのは認知する事だった。

あの場所が、聖域であり私が汚してしまったのか、不浄の土地であり立ち入ってはいけなかったのかわからない。墓石に登ると言う愚行が何を意味するのか。それらと他力で干渉する事がどれほどの罰なのか、何を意味するのか。はなから意味などあったのか。

過去、人々が理解を超えて、特別な感情を持つ場所が存在した。八百万の神が季節ごとに行う行事の主役でしかなくなり、仏教も神道も基督教も宗教と言うひとつの規格で、信仰と言う心理的要素でしかなくなった今、土地に利用価値以外の価値はなくなった。

土地に対しての敬意も畏怖も無意味になり、人と言う短命で身勝手な生物が自らの単位を基準とした規則で全てを判断する。大量に人が住む所に価値が有り、人の住まない所には価値は無い。人の少ない土地に住む人にも価値は無いと決めてしまったのだ。

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ふと、バックミラーの中を覗いた。その瞬間「まだ駄目っ!」と言う言葉が頭の中に響いた。体が固まった。まだ「ここ」から出ていない事を思い出した。バックミラーから視線をそらす事も目をつぶる事も出来なかった。「もう遅いよ」頭の中の「彼」が呟いた。

バックミラーの中に見えたのは、あの桜の樹だった。満開に花が咲く桜の樹の前に幼い男の子が立っていた。痩せた体に、細くてさらっとした長い髪が揺れていた。風に吹かれて花びらが舞い、バックミラーの中は、空までもが桜色に染まっていた。

体全体を鷲掴みにされているようで、自分の意志は頭の中に止まったままだった。何も出来なかった。「駄目だって言ったのに」頭の中で落胆した恨めしそうな声がした。その声の主を知っていると思った。バックミラーに映る少年の姿にも見覚えがあった。

風に吹かれて渦を巻く桜の花びらで男の子の姿が見え隠れしたのが、まるでズームされたかのように一気に大きくなった。彼の口が動いた。「自分で捨てたものをわざわざ拾いに来るなんて。」溜息が混ざったような声は、やはり聞いた事のある声だった。

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体中の毛穴から一気に汗が吹き出し、体温が急激に下がるのを感じた。彼の落胆が、まっすぐに胸に刺さった。「嫌な事なんか、全部忘れちゃえば良かったのに。」その言葉が、彼の口から出たのか、自分なのかわからなくなっていた。推測と想像が確実になった。

頭の中で響いた声の主もバックミラーの中の子供も自分自身だと自覚してしまった。一人芝居だったと言う訳だ。バックミラーの中の少年と目が合った。彼が笑っているような気がした。彼は両足が足首まで土に埋まっていて、あの場所から動けなくなっていた。

覚悟は出来ていなかったが、諦めて受け入れるしかなかった。バックミラーいっぱいに彼の顔が映った。桜の樹の前の「少年」も頭の中の「彼」も私自身だ。そんな事は初めからわかっていた事だった。推測も想像も必要が無いほど確実に私自身と言うだけだった。

バックミラーの中の私の目に、笑っている私自身の姿が映って見えた。彼が見ている私の眼の中に映る彼も多分笑っているのだろう、と思った。信号が青になり、車がゆっくりと動き出した。窓ガラスに張り付いていた桜の花びらが、飛んでいくのに気が付いた。

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2012年05月04日の「不確かな記憶は、空想なのか幻想なのか (8)」を修正加筆したものです。
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2017年05月24日 (12:18)

まぁ、兎に角、彼女は魅力的です。


20170524 - 2006純情-Esperanza Spalding



Junjo (2006) / Esperanza Spalding

01 The Peacocks (Jimmy Rowles) - 7:56
02 Loro (Egberto Gismonti) - 5:06
03 Humpty Dumpty (Chick Corea) - 5:51
04 Mompouana (Aruán Ortiz) - 7:51
05 Perazuán (Spalding, Ortiz) - 3:38
06 Junjo (Spalding) - 5:13
07 Cantora de Yala (G. Leguizamón, M. Castilla) - 4:55
08 Two Bad (Spalding) - 6:59
09 Perazela (Francisco Mela, Spalding) - 1:32

Personnel:
Esperanza Spalding - Double Bass, Vocals
Aruán Ortiz - Piano
Francisco Mela - Drums

Released: 2006, April 18
Recorded: 2005, April 6–7
Label: Ayva Musica
Producer: Esperanza Spalding


Esperanza Spalding (エスペランサ・スポルディング) ベーシスト、シンガー。1984年10月18日生まれ、オレゴン州ポートランド出身。2017年現在までに5枚のアルバムを発表、極めて高い人気と評価を持続している。

2006年に発表されたアルバムJunjoが、デビュー・アルバム。後聞きなので詳しい事はわからないが、メジャー・デビューは次作のEsperanzaらしい。「Junjo」は、日本語の「純情」の事を指すのではないかと思う。

Junjoは、ピアノ・トリオとして発表された。ジャズ・アルバムと言って良いだろう。
パーソナルは、彼女Esperanza SpaldingがDouble BassとVocals(スキャット)、ピアノがAruán Ortiz (アルアーン・オルティス)、ドラムがFrancisco Mela (フランシスコ・メラ)。二人はキューバ出身らしい。

自己名義としてのデビュー・アルバムを彼女自身がプロデュースしている。演奏が素晴らしいだけでなく、才女と言う事だろう。

1曲目のThe Peacocksのイントロで「おっ」と思ったのだが、アルバムを聴き続けると頭の中に「?」が、浮かんで消えない。演奏は悪くない、心地良いと言っても良いだろう。ただ、自分の中のジャズと、彼女のやろうとしている音楽とに、相容れない「何か」があり、その違和感が払拭されないままアルバムは終わる。

実は、昔Harry Connick, Jrのアルバムでも同じように違和感があった。彼の時の違和感は、スタンダードを軽妙に歌う姿に、何故か「彼は、それをそつなくこなす事が出来る能力の持ち主だが、実際にはもっと違ったタイプの音楽が合うのでわ」と思ったからだった。が、その後に聞いた彼のStar Turtleには、もっと不思議な違和感をもった。その後の彼はジャズで実力人気とも安定をしていくが、私は聞く事が無くなった。

元々ジャズ・ボーカルは、あまり聞かないし、Esperanza Spaldingもそうなっていくのかと思う部分もあった。結局は、そうはならなかったが。

彼女の演奏は、とても魅力的だ。自信に満ち溢れた演奏は、その見た目の美しさも加わって、ライブでは一層映える。冒険や挑戦をしていると言うよりも、自分が得てきたものをどう組み合わせて形にするのか、思考的な演奏ではないかと思う。「感情のおもむくまま」などと言う原始的で暴力的な演奏は、彼女には考えられない事ではないかと思う。

悪い意味で取ってもらいたくないのだが、このアルバムは心で作ったアルバムではなく、頭で作ったアルバムのような気がする。彼女の頭が認識しているジャズと私の考えるジャズとの違いが、根本的に違うのだろう。そして、スムース・ジャズなんて言葉が存在する現在、彼女の考えるジャズが一般的に認識されるジャズと言う事なのだろう。

彼女が正しくて、私が間違っている。そうなんだと思う。


Junjo (2006) / Esperanza Spalding



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2017年05月12日 (01:45)

Muskrat Love はMuskrat CandlelightでSun Downだった事も有る


20170512a-muskrat-491846_475.jpg

ビーチボーイズ系夫婦漫才キャプテン・アンド・テニールや英国で結成されたフォーク・トリオのアメリカでヒットした「マスクラット・ラブ」と言う曲について、少しの情報と大量の戯言を。有名なヒット曲なので知っている人なら知っている程度の話です。

この曲、1970年代に洋楽を聴いていて、ヒット・チャートに興味があった人なら知っていると思うのですが、あれから40年ですから実際には聴いていた人も「懐かしい」とか「知ってる」程度かな。まぁ、その程度の普通のヒット曲の話です。

評論家に「名盤」とか「名曲」と認定されたものは、それを聞く前に素晴らしいものだと思い込まされるようになっているので、いまだに色々な所で見かけるのですが、ヒット曲は使い捨てに近いのが現実ですね。よくあるヒット曲は、評論家の先生方でも褒めようがないですし、自称「オレ、ロックに詳しい」方たちにはウケないので、お金にもならないからなぁ。


20170512b-475-Willis Alan Ramsey - Same (1972)



Captain & Tennilleが1976年の9月にシングルとして発表し大ヒットした「マスクラット・ラブ」は、アメリカのフォーク・カントリー・シンガーWillis Alan Ramseyによって書かれたものです。彼はMuskrat Candlelightと言うタイトルで書き、1972年の彼の唯一のアルバムWillis Alan Ramseyの中の1曲として発表しました。シングルには、なっていないようです。

アルバム「Willis Alan Ramsey」は、Leon RussellのShelter Labelで録音されたせいか、ギターの弾き語りによるフォークを基本にカントリー色を持ちながらも曲によってはケイジャンぽさを強く感じさせる部分が有ったりと、全体的なカラーを統一するのに成功したとは言い難いアルバムではないかと思います。

その中で「Muskrat Candlelight」は、捻りの少ないソフト・ロック風のアレンジが施されていて、後にヒットするアメリカやCaptain & Tennilleのアレンジとほとんど変わらないスタイルになっています。特にWillis Alan Ramseyの歌い方にアメリカの歌い方(コーラスも含めて)が似ているような気がします。


20170512c-475-1972 - Sun Down Lady



シンプルで馴染み易いメロディと甘い歌詞の為か同年に発表されたLani HallのSun Down Ladyと言うアルバムに挿入されます。しかし、タイトルが「Sun Down」と変更され、詩の内容も少し変えられています。ボーカルが初めはソロ、途中からデュオ・ボーカルの形をとるお洒落なスタイル。
彼女のこのアルバムを一言でいうと「ヘレン・レディ路線」って感じかな。

レーベルがA&Mでプロデューサーがライズ等のヒットで有名なHerb Alpert、バックはこの頃の超一流売れっ子スタジオ・ミュージシャン。となれば、時代を先行したお洒落な音をイメージする方も多いと思いますが、間違いなくその通りの音。
Pops系のジャンルならBluesからCountryまで何でもござれのドラマーJim Gordon に、JazzからFolkまでこなすベーシストChuck Domanico、ギターには、元Crusadersなどの装飾など必要としないFusion界の不死鳥Larry Carltonと西海岸の代表的なセッション・ギタリストでプロデューサーとしても有名なLouis Shelton。Herb Alpertは、歌ったりもしてます。

アルバムタイトルに合わせて曲名を変更した感じが有りながらも、この時もシングルにはなっていないようです。発表された年にシングルにもならずに曲名が「Sun Down」なのは、もしかしたらMuskratと言う動物が一般的ではないからなのか、なんて思ったりしました。

下世話な話を加えれば、Herb AlpertとLani Hallは、1974年に結婚をするので、このアルバムを録音した1972年は・・・いやいやいや、これ以上の事は言わないで起きましょう。


20170512d-475-America Hat Trick



翌年1973年6月にアメリカと言う名前のフォーク・グループが「Muskrat Love」と言うタイトルに変え、10月に発表する3枚目のアルバム「Hat trick」の先行シングルとして発表しました。今まで自作の曲で通してきた彼らも3枚目で力尽きたのか、売り上げアップを狙うレコード会社の戦略なのかわかりませんが、アルバムに入れる事を良しとしてもニュー・アルバムの先行シングルに他人の曲というのは、少々もめたようです。

このシングルは、思惑通り(思惑以上?)のヒット。様々なチャートでランク・インしUS Billboardの Easy Listening chartでは11位まで登る事になりました。
アルバム「Hat trick」は、評論家の評判があまり良くなかったようですが、それなりのヒットとなったのは、このシングルが引っ張り上げる効果を発揮したのだと思います。
この時、このヒットがなければ、Captain & Tennilleも歌う事は無かったと思うと、少しだけ運命のようなものも感じてしまいます。


20170512e-475-Song-Of-Joy.jpg



ラジオから流れてきたアメリカの歌うMuskrat Loveを聞いたCaptain & Tennilleのキャプテン・ドラゴンが気に入り、彼らのレパートリーにする事になります。
そして1976年2月に発表したアルバム「Song of Joy」に、Muskrat Loveのタイトルで録音し、9月には3枚目のシングルとして発表されました。

1枚目のシングルも2枚目のシングルもそして3枚目のシングルであるMuskrat Loveも他の人の作品であり、以前に他の人のアルバムで発表されている曲です。それも2曲はシングルとしてヒットしている曲。それをあえてシングルとして発表し、そのどれもが大ヒットというは、社会状況を見極める目と市場に合ったアレンジができる能力が彼らには有ったと言う事でしょうか。悪意のある言い方をすると「他人のフンドシを履き続けて優勝したお相撲さん」かな。

因みにこのアルバムでドラムを叩いているのが、様々なヒット曲に関わってきたセッション界の大御所Hal Blaine。Jim Gordonの師匠的立場であり、Herb Alpertとも仕事をしている事を考えると、これまたLani Hallのアルバムとの不思議な関係を考えたくなってしまいます。偶然でしょうけどねw

どうせなら「アメリカ音楽界をコントロールしようとしたBeach Boysの策略と野望」なんてタイトルで、様々な偶然を必然のように扱って、大風呂敷を広げたとんでもない話にしておけば良かったかなw


そんな訳で、深い部分まで探らずに長文になってしまった事を反省もせず、オチと言うオチも付けずに終わらせようと思います。
想像の世界で色々と言ってきたついでのオマケの一言ですが、ここでタイトルになっているMuskratですが、Willis Alan RamseyはBeaver (ビーバー)をイメージしているのではないかと思います。細かい説明は抜きますがBeaver CandlelightにしてもBeaver Loveにしても、Beaverのスラングを考えると、ちょっと可愛くはないし、ラジオで流してくれそうもないですからねぇ^^
まっ、これも空想でしかありませんが^^












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2017年05月09日 (22:42)

庭の写真でお茶を濁す


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以前から知っている方は、「こいつの悪い癖」だと記憶してくださっていると思います。
少し長く更新を滞っていると、庭や猫の写真で誤魔化そうとするのが、以前からの癖です。

20170509-475-02.jpg

・・・治っていません。

20170509-475-03.jpg

幾つか書き出しているのですが、依然同様に内容が薄いわりに時間がかかるのです。
で、途中で「まぁ、いいや」なんて感じで、書いてしまってから落ち込んでばかりいました。
人って、そう簡単に変われないものですね^^

20170509-475-04.jpg

今年は比較的雨の多い冬だった気がします。
春になっても「何となく雨」みたいな日が多い気がします。

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庭の手入れをしなくなっています。
親父が汚すのが苦手で、見て見ぬ振りをしたりしています。

20170509-475-06.jpg

そのうちに雑草から感謝状が、届くかもしれません。

そんな訳で、庭の写真で誤魔化した今回でした。
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2017年04月30日 (22:46)

The Creeper (1967) / Donald Byrd


The Creeper (1967) / Donald Byrd

Early Sunday Morning



1967年に録音されながらもお蔵入り。1981年にやっと日の目を浴びる事の出来たアルバム。ジャケットは最悪。1981年頃の「何となくお洒落っぽい」的デザインで、実際には少しもお洒落じゃない。
いまだに中身と外見が頭の中でリンクしてくれないが、「懐かしさ」以外にコレと言ったものが無いから、まぁいいかな。

1曲目が流れてきた時点で、ちょっと微笑んでしまう。可愛いくらいストレート。
乱雑な音の出入りと不協和音やリズムの崩しでフリー・ジャズ風な部分を見せようとしている。繰り返すリフで出そうとしている高揚感も残念なくらいわざとらしいけど、そのおかげで聴いている側は焦心感と不安感が起きる。不幸中の幸い、かな。

ジャケットといい、中身といい、録音から発売までの15年近くの年月を超えて、あくまでも「ぽさ」をテーマにしたようなアルバム。やりたい事やウケそうな事を色々と詰め込んでみたけど、やってみたのを聴いてみたら・・・で、お蔵入りになってしまったと思います。

聴いていて怒りがフツフツと、なんてアルバムでは有りません。微笑ましいくらい、色々な出来ることをやってみようと言う、冒険と言うよりも無謀に見える強欲さは、演奏するメンバーの共通した意識ではないように聴こえます。
7曲49分と言うのも含めて、ひとつの記録として、また世に問う為に「あえて」出したものではないかと思います。

Chick CoreaのPianoが、なんか安っぽいし、Miroslav VitoušのBassが、時々行方不明になる。Donald Byrd, Sonny Red, Pepper Adamsの3人は悪くないけど、悪くはないとしか。ドラムのMickey Rokerは、ひとり頑張っているのか、他の人を無視しているのかわからないが、一番印象的。私があまり聴かないタイプだからなのかもしれないけど、ここでの演奏は印象的なわりに好感度はそれほど高くない。

アルバムとしては2曲くらい削った方が良かったんじゃないの?
そうそう、微笑ましいと言えば、Swingしだすと持ち直すところも微笑ましい。
なんなんだろうね。
聴き方によっては、面白いアルバムなのかも、なんて思ったりした。

Donald Byrd _ 1967 - The Creeper

The Creeper (1967) / Donald Byrd

01 Samba Yantra (Chick Corea)
02 I Will Wait For You (Norman Gimbel / Michel Legrand)
03 Blues Medium Rare (Donald Byrd)
04 The Creeper (Sylvester Kyner)
05 Chico-San (Chick Corea)
06 Early Sunday Morning (Donald Byrd)
07 Blues Well Done (Donald Byrd)

Donald Byrd (tp)
Sonny Red (as)
Pepper Adams (bs)
Chick Corea (p)
Miroslav Vitous (b)
Mickey Rocker (ds)

Produced by Alfred Lion, Frank Wolff, Duke Pearson
Produced for released by Michael Cuscuna
Recorded at Van Gelder Studios, Englewood Cliff, New Jersey on October 5, 1967
Recording Engineer : Rudy Van Gelder
タグ : ジャズ
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2017年04月27日 (00:07)

The New York Rock & Roll Ensembleって、知ってます?

The New York Rock and Roll Ensemble Discography

*2005年08月26日 (21:24)に書いた「尋ね人有り。」を修正加筆しました。

映画音楽の制作者として人気を博しながら2003年に55歳という若さで亡くなったMike Kamenが、後に彼と同じように裏方としてX-Fileなどの制作で有名になるMarty Fultermanなどのジュリアード音楽院出身のメンバーと1967年に作ったRock Bandが、The New York Rock & Roll Ensembleです。

彼らの音楽の特異性や先進性、映画ザカライヤへの出演などで、ある程度の知名度や熱心なファンを持つまでにはなりましたが、一般的なロック・ファンに受け入れられるほどの成功には至らず、1972年に解散してしまいました。

日本でもアルバム、シングルが発売されたので、ある程度の知名度は有ると思いますが、メンバーの全てがバンド解散以降ロックの世界で脚光を浴びる事が無かったせいか、あまり語られる事が無いように感じます。

「マイケル・ケイメンのお仕事」を書くにあたって、彼だけではなくThe New York Rock & Roll Ensembleのメンバーと彼らの解散以降の仕事にも少し触れる事が出来たらと思います。
間違えや抜け落ちている情報に関しては、随時修正加筆していくつもりですが、気が付いた方は、コメントに書き込んでいただけると助かります。


The New York Rock Ensemble Discography
(L) LP, (S) Single

The New York Rock Ensemble Discographyは、アマチュア・バンドのEmil&The DetectivesとInvictaが、レコード会社の勧めで一つになって出来たBandです。

Rockに他のジャンルのエッセンスを組み込む事はRockの進化の中では当たり前の事として、彼ら以前から有った事ですが、他のジャンルにロックを組み込ませながらポピュラー・ミュージックとしての立ち位置を作ろうとした行為は、興味と言う上では大変興味深いのですが、周囲が彼らに興味を持った以上に困難な方向だった気がします。

1967年から1972年の間に作られた5枚のアルバムと数枚のシングルで、彼らのバンドとしての幕は下りてしまいます。
しかし、それらの音源と、幾つかの海賊音源、解散以降の幾つかの音源が、二人の極めて優れた音楽家を育てた土壌の記録としては十分な気もします。

Emil&The Detectives
Michael Kamen (ex.Juilliard )
Marty Fulterman (ex.Juilliard )

Invicta
Dorian Rudnytsky (ex.Juilliard )
Brian Corrigan
Clif Nivison

The New York Rock and Roll Ensemble
1967-1972
Michael Kamen - Keyboards, Oboe, English Horn, Synthesizer, Vocals
Μartin Fulterman – Drums, Oboe, Instruments [Toys]
Dorian Rudnytsky - Bass Guitar, Cello, Piano, Trumpet, French Horn, Vocals
Clifton Νivison - Lead Guitar, Vocals
1967-1970
Βrian Corrigan - Rhythm Guitar, Vocals
1971, 1973
Hank De Vito - Pedal Steel Guitar, Steel Guitar
1972
Dr. Michael Dreyfuss – Fiddle



1967;
(S) Kiss Her Once / Suddenly (Atco / Atlantic)


1968;
(S) Pick Up In The Morning / The Thing To Do (Atco / Atlantic)
(L) The New York Rock & Roll Ensemble (Atco / Atlantic)

20170426-1-1st - 1968 - The New York Rock and Roll Ensemble


1969;
(L) Faithful Friends (Atco / Atlantic)

20170426-2-2nd - 1969 - Faithful Friends

(S) The Brandenburg / Wait Until Tomorrow (Atco / Atlantic)
(S) Beautiful / Beautiful Too (Atco / Atlantic)
(S) The Brandenburg (Atco / Atlantic)


1970:
(S) Noble Dame (Atco / Atlantic)
(L) Reflections - New York Rock & Roll Ensemble / Manos Hadjidakis (Atco / Atlantic)
*録音は、Faithful Friendsよりも先に終了していたようです。

20170426-3-3rd - 1970 - Reflections

(S) Running Down The Highway / Law And Order (CBS / Columbia)
(S) Beside You / The King Is Dead (CBS / Columbia)

The New York Rock & Roll Ensembleは、CBS / Columbiaに移籍する事になります。
Band名も多少短めにNew York Rock Ensembleと変更されました。

(OST) Zachariah / V.A. (ABC)

20170426-4- 1970 - Zachariah (Original Motion Picture Soundtrack)



1971:
(L) Roll Over (CBS / Columbia)

20170426-5-4th - 1971 - Roll Over

(L) Different Strokes / V.A. (Columbia Records Collection 1971)
(Actor) Zachariah (ウエスタン・ロック ザカライヤ)
*ベッドルームでの演奏が彼らの出演個所です。



(S) Ride, Ride My Lady / Fields Of Joy (CBS / Columbia)
(S) Dedication / The Day (Atlantic)


1972:
(S) A Whiter Shade Of Pale / Roll Over (CBS / Columbia)
(L) Freedomburger (CBS / Columbia)

20170426-6-5th - 1972 - Freedomburger


The New York Rock & Roll Ensemble / Faithful Friends / Reflections / Roll Over / Freedomburgerとアルバムを出してきた彼らですが、中々成功とは言えず、今後の方向性への意見の相違からMichael Kamen, Dorian RudnystskyとMarty Fulterman, Clif Nivisonと言う2つに分解され、解散する事になります。
Michaelたちは、Atcoに戻り、すぐにアルバム制作にかかる事になります。Marty Fulterman, Clif Nivison側は残ると言う形で、仕事を受け継ぐ事になったようです。

Marty FultermanとClif Nivisonは、数枚のシングルとThe New York Rock & Roll Ensembleの流れをもったアルバムのレコーディングをしますが、契約会社の倒産売却などでうまくいかず、彼らも表舞台から姿を消す事になります。

Marty FultermanとClif NivisonがThe New York Rock & Roll Ensembleの流れの中で録音したアルバム1枚分の録音は、彼らの権利を無視した形で1977年にFormer Members of the New York Ensembleと言うタイトルで発売されたようですが、一般的にはあまり知られていないようです。

(S) Monster Movies [stereo] / Monster Movies [mono] - Clif & Marty


1973:
(L) New York Rock - Michael Kamen (Atco)
(S) Brooklyn / Hold Out for Love – Wizz (Marty Fulterman, Clif Nivison)
(S) Sharpshooter / Hey Ho – Jelly (Marty Fulterman, Clif Nivison)

1975;
Brooklyn / Aint It Crazy – Wizz (Marty Fulterman, Clif Nivison)

1977;
Former Members of the New York Ensemble (Marty Fulterman, Clif Nivison)
*録音自体は、1973年に既に終了していました。

20170426-7- 1977 - Former Members of The NY Rock Ensemble


アルバム、シングル等の細かい部分には、別で触れていきたいと思っています。





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2017年04月23日 (12:09)

Michael Kamen


マイケル・ケイメンのお仕事

20170423-Michael Kamenのお仕事

Michael Arnold Kamen
(April 15, 1948 – November 18, 2003)

Michael Kamen HP

Michael Kamenは、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市出身の演奏家、指揮者、作詞作曲家、プロデューサー、アレンジャー。New York Rock & Roll Ensembleでの活動で、ロック・ミュージシャンとして、それなりの名声と信頼を得たと言えよう。ただ、音楽家としての成功は、映画音楽の制作で語られると思う。2003年11月18日、ロンドンで、心臓発作により55歳と言う若さで亡くなる。

Web上の彼に関しての情報は、映画音楽に関わる前と後で別記されている事が多く、また間違えやカン違いと思われるものも沢山見受けられます。
そこで、私なりに彼の残したものを書き出してみたいと思います。

下記の年代順の羅列に関しては、随時修正加筆したいと思います。記入に統一感の無いのも修正していきたいと思います。
それぞれの細かな内容は、別記するつもりでいます。そちらは年代順には出来ないと思います。

間違いや見落としを見つけた方は、教えていただけると助かります。

1967:
Kiss Her Once / Suddenly (Single) - New York Rock & Roll Ensemble

1968:
New York Rock & Roll Ensemble - New York Rock & Roll Ensemble

1969:
Faithful Friends - New York Rock & Roll Ensemble

1970:
Noble Dame - New York Rock & Roll Ensemble
Reflections - New York Rock & Roll Ensemble

1971:
Roll Over - New York Rock & Roll Ensemble (New York Rock Ensemble)
Different Strokes / V.A. (Columbia Records Collection 1971)
Zachariah (Actor) (ウエスタン・ロック ザカライヤ) - New York Rock & Roll Ensemble
Zachariah (OST) / V.A. - New York Rock & Roll Ensemble (Gravedigger)

1972:
Freedomburger - New York Rock & Roll Ensemble

1973:
New York Rock - Michael Kamen

1976:
Stay With Me / Nicole's Theme (Single) / The Next Man (ost)
The Next Man ( Öl) いとしき暗殺者(テンプテーション)

1977:
Between the Lines / 1977年 ‧ ドラマ/恋愛映画 101min
Stunts / スタントマン殺人事件 1977年 ‧ ドラマ/ミステリ 89min

1979:
Boardwalk / 1979年 ‧ ドラマ 98min
The Wall / Pink Floyd (Orchestra Arrange)

1980:
S+H+E: Security Hazards Expert (アクション,アドベンチャー 100min)

1981:
Polyester / ポリエステル (コメディ 86min)
Venom / ホラー / B級映画 93min

1983:
Angelo My Love / ドラマ 115min
The Final Cut / Pink Floyd (Orchestra Arrange)
The Dead Zone

1985:
Brazil未来世紀ブラジル
Edge of Darkness

1986:
Highlander ハイランダー / 悪魔の戦士
Mona Lisa (Original Soundtrack From The Motion Picture)

1987:
Lethal Weapon
Suspect 容疑者
Someone to Watch Over Me 誰かに見られてる

1988:
Action Jackson
Die Hard (ダイハード)

1989:
The Adventures of Baron Munchhausen バロン
Lethal Weapon 2 リーサル・ウェポン2/炎の約束
Road Houseロードハウス 孤独の街
Crusoe クルーソー / ドラマ/アドベンチャー 94min
James Bond 007 – Licence to Kill 007 消されたライセンス
Dead Bang サンタモニカ・ダンディ
Die Hard 2: Die Harderダイ・ハード2

1990:
Empire / Queensrÿche (Produce)
Concerto For Saxophone / Michael Kamen (Featuring David Sanborn)

1991:
24 Nights (Live) / Eric Clapton (Orchestra Arrange)
Robin Hood: Prince of Thieves
Let Him Have It / クライム映画/ドラマ 121min
Last Boy Scout ラスト・ボーイスカウト /スリラー/ドラマ 105min
Two-Fisted Tales - Teil 1 / ハリウッド・アドベンチャー 3つの扉
Nothing But Trouble 絶叫屋敷へいらっしゃい /ダン・エイクロイドが監督・脚本・出演の3役
Company Business ロシアン・ルーレット /スパイ・アクション映画
Hudson Hawk (ハドソン・ホーク)アクション/アドベンチャー 100min

1992:
Lethal Weapon 3リーサル・ウェポン3 / ‧ スリラー/アクション 120min
Shining Through 嵐の中で輝いて / スリラー/ドラマ 132min

1993:
Last Action Heroラスト・アクション・ヒーロー /ファンタジー/アクション 131min
The Three Musketeers 三銃士 / OST
Splitting Heirs 相続王座決定戦 / コメディ映画 87min

1994:
The Division Bell / Pink Floyd (対/TSUI)(Orchestra Arrange)

1995:
Don Juan DeMarcoドンファン
Circle of Friends
Die Hard With a Vengeance ダイ・ハード3
Mr. Holland’s Opus陽のあたる教室
Mr. Holland's Opus [Score]

1996:
101 Dalmatians
Jack

1997:
The Winter Guest
Inventing the Abbotts 秘密の絆
Event Horizon
Live in Hyde Park / Eric Clapton ()

1998:
Lethal Weapon 4
From the Earth to the Moon (人類、月に立つ)※TVミニシリーズ
What Dreams May Come 奇蹟の輝き
Guitar Concerto (with Tomoyasu Hotei)

1999:
Der Gigant aus dem All (The Iron Giant) アイアン・ジャイアント
Symphony & Metallica / S&M (Live) / Michael Kamen and Metallica (Metallica and San Francisco Symphony Orchestra)

2000:
Frequency (オーロラの彼方へ)ファンタジー/スリラー 119min
X-Men

2001:
Band of Brothers
The New Moon in the Old Moons Arms

2002:
Quintet / Canadian Brass

2003:
Open Range ワイルド・レンジ 最後の銃撃
Open Range (Score)

2004:
Die Promoterin (Against the Ropes)
Back to Gaya (Anime?)
Ein Date mit Hindernissen (First Daughter)


(He died in London, England from a heart attack on November 18, 2003, at the age of 55.)


タグ : OST
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2017年04月22日 (12:07)

アルバート・アイラーは、何も言わない




Albert Ayler - Spiritual Unity - 01 - Ghosts_first variation


中上健次は、アルバート・アイラーに「破壊せよ」と言われたらしい。彼だけではない、多くの人があの時代そう言われたと感じたらしい。有名な評論家が「攻撃性=アイラー」と言った時からそう決定したのだ。

でも、それから少し後に生まれた僕に、アルバート・アイラーは、一度も「破壊せよ」とは言わなかった。彼は、僕に恐怖から逃れる為の歌を、いつも聴かせてくれた。「君は、まだ生きていていい」と。

受け取る側は勝手に色々と想像し、言いたい事を言う。自分と違う感性の存在を認める事は自分を否定する事になると、思い込んでしまう。送る側が単純に音楽を楽しんでいたとしても、それを認める事が自己否定に繋がると考えてしまう。

僕は、音楽の理論も難しい事もわからない。でも、彼の音楽に癒された事は事実だ。もし、彼が今も生きていて、僕のその発言を不服だと言ってもだ。
音楽や芸術に関して言えば、送る側と受け取る側の相互理解なんて、存在しないと思っている。別にそれで良いと自分に言い聞かせている。

必死でもがいている自分が好きなら、まだ大丈夫な気がする。諦めても清々しいなら、それも大丈夫な気がする。
僕にはアルバート・アイラーがいるから、きっと明日も大丈夫だと思う。


Albert Ayler Trio - Spiritual Unity - 475

Spiritual Unity / Albert Ayler Trio

01 Ghosts: First variation (5:12)
02 The Wizard (7:20)
03 Spirits (6:46)
04 Ghosts: Second variation (10:01)
All compositions by Albert Ayler

Albert Ayler Trio;
Albert Ayler – Tenor saxophone
(listed as "saxophone" in liner notes)
Gary Peacock – Bass
Sunny Murray – Percussion
Producer; Bernard Stollman

Recorded in New York, July 10, 1964
Released 1965 (ESP-Disk)




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2017年04月16日 (18:21)

うちの猫

以前ここにいる間に拾った2匹は、今も元気にしています。その後に2匹増えたので、現在のキッチン-猫部屋ラインは、とんでもない事になっています。特にキッチンはボロボロw。

しかし、その4匹が生活の中心なのも否めない事実。これから何度も出てくると思います。多分写真は、この4匹が中心になると思います。


ジャズミン

20170416-01ジャズミン
ジャズミンは、今年で12歳になります。自分の事を猫だとは思っていないようで、他の猫とくっつく事はほとんど有りません。「寝てばかりいる」と言っても良いと思います。ただストレスの爆発したミントに追い掛け回された時は、若返ったようなスピードで逃げ回ります。只今ダイエット継続中の4.9kgです。


ミント

20170416-02ミント
2007年の10月に母猫がうちの庭に連れてきたミントも今年の秋には10歳になります。来た時からの「体は小さくても気が強くて」は今も健在です。ただ、あの頃可愛かった顔は、大人になるにつれ「怖い表情」に見えだし、黙ってコッチを見ている時の迫力は4匹の中では一番です。体重は2.8kgと言う超スレンダー。
他の猫を受け入れる器の大きさは素晴らしいのですが、ジャズミンとの相性の悪さは少しも改善されないままで継続中です。


パセリ

20170416-03パセリ
パセリとこの後でうちの猫になるスーズーは、同じ頃にうちの庭に来だした野良猫です。
2012年頃は、うちの庭の周辺に数匹の野良猫が住み着いていて、うちの庭は野良猫たちが縄張りへの移動する時のジャンクションのような役割をはたしていたようで、庭を通って移動する沢山の野良猫を見かける事が出来ました。
その中で一番のヘタレがパセリでした。他の猫に追い掛け回されてピーピー鳴きながら逃げ回っていたので、仕方が無いので2013年の6月に保護する事にしました。
動物病院の先生がビックリして笑い出すほどの小心者ですが、何故か猫同士の中では一番図々しい無神経な奴になっています。体の大きさは4匹中1番。体重は4.5kgなので、太っているようにはみえません。


スーズー

20170416-04スーズー
パセリがうちの庭に顔を出しだした2012年の秋に彼女も顔を出しだしました。ただ彼女はすぐに妊娠をしている事が判明し、心配している間に、うちの庭から南へ数十メートル行った家のストーブ用の薪を積んである場所の奥で生んでしまいました。
既に3匹の猫が居る事や、子猫を育てている彼女は中々気を許してくれない一線が有ったなど、少々様々な理由が有り、結局うちの猫に正式になったのは2016年の6月でした。体重は4.0kg。子育てとハンターとしての実力は、抜群でした。

名前も付けるのに時間がかかりました。猫たちの名前は、家の庭に有るものから語呂の良いものを選び命名する事にしていた為に苦労しました。
日本語の「紫蘇」をGoogleで中国語にすると「苏子(Sū zi)」となりました。中国語で「紫蘇(Zǐsū)」と入れてみると日本語で「バジル」と出てきました。発音を表記すると(Sū zi) (Zǐsū)となるのですが、耳には「スーズ」と聞こえてきたので「スズ」と呼ぶ事にしました。紫蘇なのかバジルなのか・・・どちらも庭に有るので、その辺りは「雰囲気」で、ですね^^


ジャズミンとミントが、年齢相応に、比較的大人しくなって来たところへの2匹なので、なんかね、静かにならなくて助かっている部分も有りますが、4匹分のトイレなど、大変な部分も有ります。
それでも、なんか楽しいかな^^

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    元々は音楽Blogで始めました。色々な音楽について言いたい事を言っているうちに猫の写真やら過去の話しやら書き出していて、気が付いたらこんなBlogになってしまいました。

    と、言いながら4年ほど放置していました。

    そんな訳で勝手に放置して、勝手に再開しようと言う、身勝手な人間のBlogです。
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