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 自分がとっても可愛い、心の狭い人間です。
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 その前に、ちゃんと書くつもりが有るのか自分でも心配になっています。

2012年06月22日 (19:37)

デューン 砂の惑星





気に入ると何度も読む本が誰にでも何冊か有ると思います。
私にとってのそんな1冊(実際には十数冊)が、フランク・ハバートが書いた未完の大作「デューン」シリーズです。

映画にもテレビドラマにもなったので知っている方も多いと思いますが、この小説が発表された1965年以降の全てのSF小説、SF映画、SFアニメ、SF漫画で、「影響されていないものは無い」と言われる現代SFの基礎とも言えるものだと思います。

ただ、この基礎、極めて不親切でのめり込むのに相当の精神力を必要とします。様々な造語が飛び交うのに、それへの説明が無かったりするのです。
しかし一度のめり込んだら最後まで読まなければいられない中毒性の魅力が有ります。そして、途中で亡くなった作者への恨みを抱きながら数年間棚の中に戻る事になります。

日本では早川書房から出版されていましたが、現在は廃番のようです。古本屋で1冊100円で手に入れる事が出来ると思いますが、全てを揃えるのは難しいでしょうね。

『デューン/砂の惑星』("Dune":1965年)
早川書房全4巻
『デューン/砂漠の救世主』("Dune Messiah":1969年)
早川書房全1巻
『デューン/砂丘の子供たち』("Children of Dune":1976年)
早川書房全3巻
『デューン/砂漠の神皇帝』("God Emperor of Dune":1981年)
早川書房全3巻
『デューン/砂漠の異端者』("Heretics of Dune":1984年)
早川書房全3巻
『デューン/砂丘の大聖堂』("Chapterhouse : Dune":1985年)
早川書房全3巻

デューン・シリーズ 早川書房 全17巻




デビッド・リンチが作った『デューン/砂の惑星』の映画は、ポリスのスティングが出演したりブライアン・イーノやトトがOSTに参加したりと洋楽好きが興味を持つ体裁をとっていますが、訳がわからない内に物語りは進み、小説との違いに悩みながら見ているうちに、小説とは全く違った形でエンディングを迎える素敵な出来となっています。でも嫌いじゃないんだなぁ(笑)。







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2011年02月22日 (19:01)

カリガリ博士はガリガリでも丸刈りでもない。(親父ギャグ)


カリガリ博士のDVDって安いけど売れているのかな。私は間違って出先で買っちゃったから2枚持っているけど(笑)。



現在ではフィルム・ロワールやスリラーの上質の手本として語られる、モノクロでサイレントと言う狭い表現方法を逆手に取った、とても面白い作品になっていると思います。

1919年に発表された作品ですが、ドイツの作品と言う事も有ったのでしょう、早くから日本では見られていた作品です。

1921年に日本でも上映されたと言ってもピンとこないかもしれませんが「竹久夢二も見た」と言うと何となく時代背景をイメージしてもらえると思います。

私が見たのは30年くらい前で、随分以前に見たつもりになっていましたが、製作された時を考えるとつい最近の事なんですね(笑)。
その時の個人的感想は「なんか変。けど、なんか面白い。」でした。兎に角その映像が印象的で、刺激を受けた忘れられない映画の中の一本です。

モノクロ・サイレントなんて頭に無いあの時も「凄い」と思ったのですが、3Dにまでなった今の映画に親しんでいる人たちが見たら、もしかしたらもっと大きな衝撃を受けるかもしれません。

↓買っても500円(笑)

Das Kabinett des Doktor Caligari




Wikipediaからの抜粋を下に丸写しです。

『カリガリ博士』(原題:Das Kabinett des Doktor Caligari、カリガリ博士の箱=眠り男がその中で眠る箱を指す)は、1920年に制作された、ローベルト・ヴィーネ監督による、革新的なドイツのサイレント映画である。本作品は、一連のドイツ表現主義映画の中でも最も古く、最も影響力があり、なおかつ、最も芸術的に評価の高い作品の一つである。上映時間71分。フィルムは白黒フィルムが使用されているが、場面に応じて緑、茶色などが着色されている。


本作は、精神に異常をきたした医者・カリガリ博士と、その忠実な僕である夢遊病患者・チェザーレ、およびその二人が引き起こした、ドイツ山間部の架空の村での連続殺人についての物語である。

本作は、登場人物の一人であるフランシスの回想を軸にストーリーが展開する。初期の映画では直線的なストーリー進行が大半を占めたが、本作品は、その中でも複雑な話法が採用された一例でもある。

冒頭では、二人の男が会話を交わしている様子と、その横を茫然自失のようであてどもなく歩く、美しく若い女性が描かれる。若い方の男は、その女性が 自分のフィアンセであること、そして二人が体験した、世にも奇妙な体験の回想を連れの男に語り始め、これより回想シーンが続く。

冒頭の男(フランシス)は、友人のアランと、村にやって来たカーニバルを見に出かけた。彼らはカリガリ博士と、博士の見世物である眠り男チェザーレ の似顔絵に目をとめた。博士は、チェザーレが23年間箱(cabinet)の中で眠り続けていること、また、尋ねられればどんな質問にも答えられると口上 し、客を呼び込んでいた。二人は博士の小屋に入り、見世物が始まった。箱から出てきたチェザーレに、アランが悪戯心で自分の寿命を尋ねたところ、チェザーレの答えは「明日の夜明け」だった。

翌朝、フランシスは村人から、アランが何者かに殺されたことを知らされた・・・。


セットの制作に携わった人々は、ドイツ表現主義の画家たちであった。その一人、アルフレート・クビーン(Alfred Kubin)は、幻覚や悪夢をテーマとした白黒の銅版画作品を制作していた、シュルレアリスムにも影響を与えた。また、セットのデザインの大部分を行ったヘルマン・ヴァルムは、「映画は、絵画が命を吹き込まれたものであるべきである」と主張する芸術家グループ、シュトルムに属していた。

撮影は1919年の12月と1920年の1月に行われ、1920年2月26日、ベルリンにある映画館Marmorhausで初上映された。
日本での初公開は、1921年5月14日である。英語字幕での上映に、活動弁士が台本に即し、日本語で演技や状況説明を行っていた。[徳川夢声も弁士として立った。当時の流行画家・竹久夢二もこれを観覧、あまり活動写真が好きではなかったというが、この映画の印象を雑誌「新小説」に挿絵とともに寄稿している。

批評家からは、本作品のドイツ表現主義の手法や、奇抜で歪んだセットのデザイン、そして卓越した視覚的効果において、今日でも世界的に高く評価されている。フィルム・ノワール、およびホラー映画に影響を与えた重要な作品としても、位置づけられることが多い。最初期のホラー映画の一作品としても挙げられ、以降数十年間、アルフレッド・ヒッチコックなど、多くの映画監督が手本としていたことも指摘される。

2006年07月09日 (19:39)

カーニバルは終わっても。


Orfeu Negro
(Black Orpheus)
黒いオルフェ


*これが安いです。

01. 黒いオルフェ (メイン・タイトル)
02. フェリシダージ (悲しみよさようなら)
03. フレヴォ
04. カルナバルのサンバ
05. 同 (打楽器とアコーディオンのヴァリエーション)
06. オルフェの歌 (ヴォーカル・ヴァージョン)
07. 日の出の情景
08. オルフェの歌 (ギター・ヴァージョン)
09. マクンバの祈祷
10. カルナバルのサンバ (ロング・ヴァージョン)
11. オルフェの歌 (ユリディス・ヴァージョン)
12. オルフェのサンバ
13. チャペルの打楽器隊
14. メドレー
オルフェの歌~フェリシダージ~オルフェのサンバ

Antonio Carlos Jobin
Joao Gilberto
Luis Bonfa

1959年

詩人で有るだけではなく、翻訳家、外交官、歌手、ジャーナリスト等の顔を持つVinicius de Moraesが1954年にギリシャ神話を下敷きにブラジルを舞台に変えて作った戯曲のOrfeu da Conceicaoをマルセル・カミュがフランス・ブラジル合作映画として1959年に発表したのが、このOrfeu Negroです。

世界的に大ヒットしたようで、Black Orpheus, Orfeo Negro, Orphée Noir, 黒いオルフェ等、各国で自国の言語のタイトルが付けられています。元々はポルトガル語版とフランス語吹き替え版の2種類が作られたようですが、私の記憶が正しければ日本に入ってきたのはフランス語の方だったと思います。勿論リアルタイムで映画館で見た訳ではないのですが、随分の間ポルトガル語版のビデオを入手出来なかった記憶が有ります。

10歳にも満たない私にとって、映画の中で起こる全てが刺激的で忘れる事が出来ず、Carson McCullersのThe Heart Is A Lonely Hunterと共に、私の嗜好の根源に大きな影響を与えていると思います。

1958~1959年と言えば、ボサ・ノヴァと言う言葉が生まれた頃で、
トム・ジョビンのメロディー、ジョアン・ジルベルトのリズムとスタイル、ヴィニシウスの歌詞によって表現された新しい詩の世界の3つが、混ざり合ってボサ・ノヴァになったと言われるらしいです。

現在日本で一般的にボサ・ノヴァと呼ばれるのは、彼らがアメリカでそのスタイルを発表し、その後Jazzの演奏家と作られた洗練され完成度の高いものをそう呼ぶ感じがします。
ただ、一度アメリカ人のノスタルジーと言うフィルターを通している為に、実際のブラジル人の生活の中に溶け込んでいるブラジル音楽とは、表面的な部分でしか共通点が無いように感じますし、個人的には南米音楽扱い出来ないような気もします。

このアルバムはサウンド・トラックと言う枠に捉われながらも、Jazzで言うボサ・ノヴァとは違うブラジル人の生活から生まれた音楽の延長としての新しいブラジル音楽が存在しています。
また、映画の中での台詞がかぶっている部分も多く、本当の意味でのサウンド・トラックと呼べる形になっています。純粋に音楽を楽しみたい人には邪魔な雑音かもしれませんが。










2006年01月15日 (00:40)

SMOKE (1995年日米合作映画)


SMOKE
(1995年日米合作映画)



[スタッフ]
監督:ウェイ・ワン
脚本:ポール・オースター
撮影:アダム・ホランダー
編集:メイジー・ホイ
美術:カリナ・イワノフ
衣装デザイナー:クローディア・ブラウン
音楽:レイチェル・ポートマン

[キャスト]
オーギー・レン:ハーヴェイ・カイテル
ポール・ベンジャミン:ウィリアム・ハート
ルビー・マクナット:ステッカード・チャイニング
ラシード・コール:ハロルド・ペリノー
サイラス・コール:フォレスト・ウィテカー
フェリシティ:アシュレイ・ジャッド

本編113分
(もう少し短くても良かったかも)
吹き替えあり
(必要無かったな)
字幕版翻訳:戸田奈津子さん
(いつもお世話になっています。
ほとんどの日本人は、あなたがいないと
映画の魅力の半分も楽しめません)

DVD特典
●日本版劇場予告編
●スタッフ/キャストプロフィール
●ミュージック・チャプター

[あらすじ]
1990年ブルックリン・・・。14年間、毎日、同じ時間に同じ場所で写真を取り続けるタバコ屋の店主、オーギー・レン。最愛の妻を事故で亡くして以来、書けなくなった作家のポール。18年前にオーギーを裏切り、別の男と結婚した恋人のルビー。強盗の落とした大金を拾った為に命を狙われる黒人の少年ラシード。それぞれの人生が、織りなす糸のように絡み合い、そして感動のクライマックスへと向かっていく・・・・・・。

さて、一番の問題は挿入歌ですね(笑)。色々な言葉よりも書き並べた方が刺激的だと思います。ミュージック・チャプター(DVDのサービスとして使われている場面へ飛んでいけます)

1.Brooklyn Boogie / Louis Prima
2.Downtown Train / Tom Waits
3.Auggie’s Photos / Rachel Portman
4.Baby Wants Kisses / Annaboula
5.Sexy Dumb Dumb / Sophia George
6.Hong Kong / Screamin’ Jay Hawkins
7.Shostakovich:Prelude And Fugue
/ Tatiana Nikolaeva
8.Snow Story / Rachel Portman
9.Innocent When You Dream
10.Smoke Gets In Your Eyes
/ The Jerry Garcia Band

その他の挿入歌
(エンド・クレジット参考)
1.Cigarettes And Coffee
/ Jerry Garcia Band
2.Supaster / Group Home
3.Prelude And Fugue No.1,
C Major by Shostakovich
/ Keith Jarrett

*Special Thanks to Tom Waits

やられましたよ、使用曲に。う~ん、音楽担当の人が選曲したのかなぁ?ミュージック・チャプターも有るし作為的なのかなぁ。私はまんまとひっかかってしまったと言う事でしょうね(笑)。

まぁ、大体はあらすじ通りです。あちこち違いますが(笑)別に大して問題は無いでしょう。ご都合主義のシナリオですが日本的な優しい配慮もソコココに感じられます。アップも多く人の演技に委ねられている部分が多い映画です。破天荒な部分は有りません。ニューヨーカーの生活の一部を切り抜いたような感じに作られています。

途中で歌いながら踊りだしたりもしません。勿論、宇宙人が円盤に乗って飛んできたりゴジィーラがビルを破壊しながらこちらへ向かってきたりもしません。

全体的に照明の当たりも良く綺麗な画面になっています。生活感が余り感じられないかも知れませんが、それは私がニューヨーカーじゃないからでしょう。

予定通りのシナリオで良かったら泣いて下さい。色々と変な書き方をしましたが私は十分に楽しみました。ハリウッドの大作には無い楽しみ方が出来る映画です。実を言うと私はこう言うタイプの映画が好きなんです。

残念ながらこのDVDは現在廃盤になっているようです。もしも入手出来る事が有ったら、是非クリスマスの少し前に見る事をお勧めします。また入手する事が出来たとしても禁煙中の方は見ない事をお勧めします(笑)。


スモーク&ブルー・イン・ザ・フェイス
ポール・オースター




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