また始めようかと思って、色々といじっている途中です。何となく始まってます。
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Net RadioのAccu Radioは、お勧めです

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CategoryとBlogの内容について

 人名が書いてある場合は、その人とその周辺に関してのものになります。
 データ的内容は、なるべく間違いの無いようにするつもりです。
 間違いが有った場合は、教えていただけると助かります。

 個人的意見は、あくまでも個人的なもので、一般論では有りません。
 悪意を隠せないタイプだと自分では思っているので、他意は無いつもりです。

 古いものは一旦全て仕舞って仕分け方法を変えて出します。
 古いものに修正加筆して、シラッとした顔で出す可能性が、極めて高いです。

 自分がとっても可愛い、心の狭い人間です。
 やさしい気持ちで接してくれるとうれしいです。
 その前に、ちゃんと書くつもりが有るのか自分でも心配になっています。

2017年04月30日 (22:46)

The Creeper (1967) / Donald Byrd


The Creeper (1967) / Donald Byrd

Early Sunday Morning



1967年に録音されながらもお蔵入り。1981年にやっと日の目を浴びる事の出来たアルバム。ジャケットは最悪。1981年頃の「何となくお洒落っぽい」的デザインで、実際には少しもお洒落じゃない。
いまだに中身と外見が頭の中でリンクしてくれないが、「懐かしさ」以外にコレと言ったものが無いから、まぁいいかな。

1曲目が流れてきた時点で、ちょっと微笑んでしまう。可愛いくらいストレート。
乱雑な音の出入りと不協和音やリズムの崩しでフリー・ジャズ風な部分を見せようとしている。繰り返すリフで出そうとしている高揚感も残念なくらいわざとらしいけど、そのおかげで聴いている側は焦心感と不安感が起きる。不幸中の幸い、かな。

ジャケットといい、中身といい、録音から発売までの15年近くの年月を超えて、あくまでも「ぽさ」をテーマにしたようなアルバム。やりたい事やウケそうな事を色々と詰め込んでみたけど、やってみたのを聴いてみたら・・・で、お蔵入りになってしまったと思います。

聴いていて怒りがフツフツと、なんてアルバムでは有りません。微笑ましいくらい、色々な出来ることをやってみようと言う、冒険と言うよりも無謀に見える強欲さは、演奏するメンバーの共通した意識ではないように聴こえます。
7曲49分と言うのも含めて、ひとつの記録として、また世に問う為に「あえて」出したものではないかと思います。

Chick CoreaのPianoが、なんか安っぽいし、Miroslav VitoušのBassが、時々行方不明になる。Donald Byrd, Sonny Red, Pepper Adamsの3人は悪くないけど、悪くはないとしか。ドラムのMickey Rokerは、ひとり頑張っているのか、他の人を無視しているのかわからないが、一番印象的。私があまり聴かないタイプだからなのかもしれないけど、ここでの演奏は印象的なわりに好感度はそれほど高くない。

アルバムとしては2曲くらい削った方が良かったんじゃないの?
そうそう、微笑ましいと言えば、Swingしだすと持ち直すところも微笑ましい。
なんなんだろうね。
聴き方によっては、面白いアルバムなのかも、なんて思ったりした。

Donald Byrd _ 1967 - The Creeper

The Creeper (1967) / Donald Byrd

01 Samba Yantra (Chick Corea)
02 I Will Wait For You (Norman Gimbel / Michel Legrand)
03 Blues Medium Rare (Donald Byrd)
04 The Creeper (Sylvester Kyner)
05 Chico-San (Chick Corea)
06 Early Sunday Morning (Donald Byrd)
07 Blues Well Done (Donald Byrd)

Donald Byrd (tp)
Sonny Red (as)
Pepper Adams (bs)
Chick Corea (p)
Miroslav Vitous (b)
Mickey Rocker (ds)

Produced by Alfred Lion, Frank Wolff, Duke Pearson
Produced for released by Michael Cuscuna
Recorded at Van Gelder Studios, Englewood Cliff, New Jersey on October 5, 1967
Recording Engineer : Rudy Van Gelder
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タグ : ジャズ

2007年06月13日 (19:50)

Net上のデータをそのまま信じるの?

今回は最後の方にちゃんとオチが有るのです(笑)。

数日前の記事に、Blogでいつもお世話になっているSonnyさんからこんなコメントをいただきました。
「この記事を見てから紹介されているジャッキー マクリーンの作品が気になっていたのでちょいと調べてみました。
なるほどプロフィールというシリーズでプレスティッジの有名アーティストを紹介するアルバムだったんですね。
それにしてもまったく他人の作品を二枚組みで販売するならばちゃんと明記して欲しいですね。
英語の解説にはもう一枚のCDはおまけだという具合に謳ってているようですが、曲順が誤っているなんてのはまったく論外ですなぁ。
まぁ、これからジャズを聴こうという人には安い値段ならいいかなとも思いますが。
もうちょっと作品に対して愛情のある販売の仕方は無いのかしらん?」

Jackie McLean Prestige Profiles


まず始めに事実を書いておくと、プレステイジに録音した演奏家のベスト・アルバムにサンプラーを1枚貼り付けての販売と言う事です。
もう一つの事実が問題で、とあるネット・ショップには2枚組みのベスト・アルバムとして表記されていたのです。それも曲順がバラバラに表記されていたので、オバカな私が思わずひっかかってしまったと言う結末でした。
多分1+1なんじゃないのかなと言うところまでは頭が回ったのですが、それ以上には神経が回らなかったのです。わりあいこう言う事が有るので気をつけるようにはしているのです。まぁ今回はシッカリとひっかかりましたが(笑)。

最近いじるネタにしようと思っているBen SidranのThe Cat And The Catの曲順に関してはNet上で正しい曲順を見る事は皆無と言って良いほどですしWindows Media Playerのデータも間違っていました。
販売する国で収録曲を変えたりボーナスを付けたりと言う事が有りますし、リメイクで曲順を変えたりする事が有りますから一概に「ミス!」と決め付ける事も危険ですが、注意しなければならないのも確かな事だと思います。

The Cat And The Hatだけど猫どこ?


そう言えば先日Bill EvansのEverybody DigsをPCに入れたら、曲やアルバム・タイトルに間違いはありませんが、Sunday At The Village Vanguardのジャケットでした。


Net Shopの話しに戻りますが、データをメーカーなり問屋から貰っての記述だと思うので、全ての責任がNet Shopに有るとは思っていません。
しかしSonnyさんのおっしゃるとおり「もうちょっと作品に対して愛情のある販売の仕方は無いのかしらん?」と言うのも本音です。
何万という数の商品を扱っているし、返品が出来るようにもなっていてケアも考えてくれているのも理解してはいるのですが、感情移入する側としては『物品』以上の部分で感じる事も有るので、ちょっと悲しくなったりするんですよねぇ~(笑)。それに返品する手間は面倒ですし、あまりに安いものだとクレームつける事自体が恥ずかしいですもん(爆)。

私のBlogもそこら中に表記ミスが有りそうで偉そうな事を言うのは怖いのですが、アフェリなんてのがあるせいか、見ても聴いてもいないアルバムについて、まるで聴いたようにBlogに書いている人がいるようです。そのうち恥をかくので止めておいた方が良いと思いますよ。

あっ、私は大抵記事にするものを聴きながら書いていますから、Blogの中のミスは私のドジな性格から派生するものです・・・って、それも恥ずかしいか。

(と、ここからが本番)。


まずは下のアマゾンを見ていただければ幸いです。

Prestige Profiles, Vol. 6
Jackie McLean



はい、気がついたでしょうか?
私は気がつかなかったのですが、アマゾンにもこのCDが有りました。そして!!!アマゾンは曲順にも間違いは有りませんでした(笑)。
買う前にもう少し気を使って幾つかのNet Shopを調べれば、今回のような私のミスはおきなかったのです。結局はめいっぱいドジと言う私個人の問題が引き起こしたのです。もう少し神経を使えば起きる事の無いミスだったのです。

でもね、こんなドジがNetを利用出来る世の中になったんですから、もう少しドジにもやさしくなって下さいね(苦笑)。


2枚組みではなく1(名義の演奏家)+1(V.A.)だと言う事は覚えておいてください。因みにこんなのも有ります。










それから

Everybody Digs
Bill Evans




これを引きずり出したのは、勿論1曲目のMinorityが目当て。
SoloとTrioの演奏を組み合わせて1つのアルバムになっています。Soloも自己完結する自閉症型ではなくて、好感が持てる爽やかな演奏です。詳しい感想は余分な事を書かない時にしようっと(笑)。


2006年11月05日 (23:10)

アイラーと中也(もしくは、New York Eye and Ear Control)

アイラーと中也の出会いは、
蝙蝠傘とミシンの出会いほど、
刺激的じゃなかった。


 アルバート・アイラーのニューヨーク・アイ・アンド・イヤ・コントロールを聴いていて急に中也の詩が読みたくなった。子供の頃に買ったもので何度も何度も読み返したが、いつの間にか手にする事が無くなっていた。本棚を軽く見回したが、有る気配もしなかった。
 探すと言う行為が疎ましかったので本屋まで出かけてみたが、残念ながら田舎の小さな本屋には置いてはなかった。仕方が無いので覚悟を決めて二階の倉庫代わりになっている部屋にもぐり込む事になった。随分の間、手にしていないので出てくるという自信はそれほど無かった。
 もう何年も動かしていない段ボール箱をあちらからこちらへと動かし『書籍』とマジックで書いてある箱を次々と開けていった。良かった、棄ててはいなかった。今では過去の思い出とガラクタになってしまった、もろもろの物と共に出てきた。手を真っ黒にするほどの埃にまみれていた。もう20年近く手にしてないから当たり前か。

 中原中也の詩の言い回しが好きだった。ほんのささやかな状況や情景を切り抜き、自分というフィルターを通し、書き連ねたという風に感じていた。あまり深く強引に自分の感情や感性を押し付けようとしないものが好きだった。
 彼の書くものは激情を強引に叩きつけるような感じに感じる事が無かった。自分の感傷は自分のものであって、その全てを他人と分かち合う事は出来ないという考えているように思えた。人前にさらす事を恥ずかしんでいるようにも感じた。「お願いだからわかって欲しい」という気持ちと「どうせわかってもらえないだろう」という気持ちと「君には君の感じ方がある」という気持ちが、ゆらゆらと揺れているようにも感じた。
 思い込みの激しい二十歳前の私には、とても魅力的で共感の覚える詩だった。どうしてなのかわからないが、中也の詩とアルバート・アイラーのレコードが自分の中でリンクしはじめたのは確かな事だった。何度も聴いているのにこんな気持ちになったのは初めてだった。

 フリー・ジャズを感情を押し付けてくる強引なものと思っている人もいるし、そう言うものを演奏した人もいる。しかしここでのアイラーは全く違う。まさしく自分と言うフィルターを通して表現された情景描写なのだ。アルバート・アイラー達がサウンド・トラックと言う映画のBGMという形をとって表現したのは、ニューヨークの風景なのだ。この頃の彼らは心の中に見える風景を楽器という道具と音楽と言う媒体を使って表現していたのだ。
 ある程度の規制を自分にかける事によって方向性に揺らぎが無くなり純度が高くなり自分の中の不安がコントロール出来る様になる。『フリー』と言う言葉とは裏腹な方法によって音楽が音楽という枠から逸脱しようとする場面を作り出すというのはとても面白い現象だと思う。
 一概の迷いも感じない演奏はその為だったのだ。どんな心象も風景も個人という媒体を使い表現される事によって一つのカラーを持つ。彼らはそれがわかっていたから必要以上の感情を出そうとはしなかったのだ。一見つまらなくも感じる平坦な演奏はそのためだったのだ。そこに表現されているのは町の喧騒を感じる彼ら自身であり彼らが感じたニューヨークの喧騒そのままだったのだ。ニューヨークという巨大な都市に付加される色々な物語りをそぎ落とし情景としてのニューヨークを赤裸なまでにストレートに具現してしまったのだ。

 アイラーには音楽家としての才能がそれほど無かったのかもしれない。ハービー・ハンコックがスイカ売りの売り口上を音楽として純化できたことに対してアイラーは喧騒自体を表現したに過ぎない。しかし心の中をそのまま吐き出す事しか出来なかったアイラーは逆に他の音楽家からは羨ましがられたんではないだろうか。
 アイラーがコルトレーンを愛したようにコルトレーンもまたアイラーの事が羨ましくて仕方がなかったんだと思う。もしかしたらアイラーのようになりたかったのかも知れない。ただ残念な事にコルトレーンはアイラーほど無垢でも馬鹿でもなかっのだ。音楽的才能が有り過ぎた為にコルトレーンは自分の内面を昇華させてしまったのだ。逆にアイラーは自分の存在する空間や時間から自分の肉体を切り離して考える事など到底出来なかったのだ。
 その為にアイラーは、もっとストレートにメッセージしようとする。しかし無垢な彼のストレートな表現は未消化なままで彼の死と共に終わってしまう。もし彼が、もう少しだけ長く生きていればジャズは研究熱心な学者肌の人たちの嗜好的素材としての立場から離れ、リアルで艶々とした歌謡曲やダンス音楽の類に戻る事が出来たかもしれない。

 このアルバムは聴こえたように聴き、好き嫌いだけの単純な判断が最も似合うアルバムだと思います。そして現在見る事が出来るのかわからないこの映画が無い事が全くマイナスに感じないのは、彼らが映画の向こう側に実在する自分達の体現したリアルなニューヨークを彼ら自身の肉体で表現したからにほかならないんだと思います。



New York Eye and Ear Control
Albert Ayler


New York Eye And Ear Control New York Eye And Ear Control
Albert Ayler (2000/10/10)
Get Back

この商品の詳細を見る




2006年07月04日 (20:00)

New Yorkも、そう悪いところじゃないよ


N.Y. Ain't So Bad
[Ali Play The Blues
featuring Royal Blue]

Rashied Ali

おいらたちニューヨーカァ~


*残念ですが、
アマゾンでは取り扱っていません。

01. New York Ain't So Bad
02. Boss Home Town Love
03. Moontipping
04. Everyday
05. Ladies and Gentleman Blues
06. Real Blues
07. Royal's Blues
08. Stormy Monday

Royal Blue, Vocal
Rashied Ali, Drums
James Vass, Alto Sax + Flute
Charles Eubanks, Piano
Benny Wilson, Bass
Marvin Blackman, Tenor Sax + Flute

1976 New York

↓で試聴出来ます。
CD Universe

今でも良く覚えて居ます。アルバム・タイトルと写真の雰囲気で買ってしまったアルバム。アルバム・タイトルが妙にカッコ良いです(笑)。
Rashied Aliは、後期のJohn Coltraneのアルバムでの活躍で記憶に残っている人だと思いますが、1966年の頃はAlbert Aylerとの共演も経験している人。Free Jazz系のドラムスと言うイメージが強いと思います。

このアルバムは、そんな彼がボーカリストを中心に置きサブ・タイトル通りブルースを演奏したもの。基本的にストレートにブルースを演奏している訳ですが、バック・ボーンを隠す事は出来ません(笑)。所謂ブルース・プレイヤーの演奏するBluesとは、全く毛色の違うものになっています。ボーカリストのテンポの取り方もBluesのそれとは違います。全体的にこれといった部分が無いのもアルバム全体を通して聴いた時にはプラスになっていると思います。

1976年、沢山の盟友を失いJazzやBlues自体が時代の過去へと追いやられようとしている時、こんなにルーズで横ノリの演奏を聴かせながらN.Y. Ain't So Badなんて言えるなんて、カッコイイおっさんたちだな。




2006年04月16日 (21:59)

ブルースをそっと歌って


Sing Me Softly of the Blues
The Art Farmer Quartet



01. Sing Me Softly of the Blues
02. Ad Infinitum
03. Petite Belle
04. Tears
05. I Waited for You
06. One for Majid

Art Farmer
(flh)
Steve Kuhn
(p)
Steve Swallow
(b)
Pete LaRoca
(ds)

Recorded on March 16, 1965

言葉に詰まる曲が有るのは私だけだろうか。そんな曲が私には何曲か有るのだが、このSing Me Softly of the Bluesはアルバム自体にそんな感情を持っている。特にPetite Belleは、両手バンザイ状態になってしまう特別な曲だ。

アルバムを通して言える事は、心地良い緊張感の保たれた演奏だと言う事だろう。特にSteve Kuhnの存在が大きいと思う。彼の一筋縄で行かない独特のスタイルは、スウィング感を殺してでも保とうとする緊張感をメンバー全員に煽動しているように感じる。

Art Farmerだけではなく、リズム・セクションのSteve SwallowとPete LaRocaにもその勢いは伝染し「叙情的」とは全く正反対にいながらも表面的な熱さを感じさせないものになっている。

Art Farmerは、私の大好きなPetite Belleをもう一度CTIのクロール・スペースと言うアルバムで、アレンジをアルバムの流れに乗ったものに変えて録音しているが、Live等では一度も発表をしていない。本人自身は好きじゃなかったのかな。


こんなお買い得も有ります。




2006年02月20日 (21:54)

ちっちゃな店のちっちゃなおばちゃんを思い出した。

大通りに面したバス停を降りて、デパートの横の道を南に下り、少し行った所に古い集合ビルが有った。南側の通路を入って行ったところに上りの階段が有って、その下にあたる一坪程度の店舗がおばちゃんのお店だった。

出入り口のドアを除いた壁全てが天井までのびた棚になっていて、レコードがびっしりと入っていた。勿論人の入れるスペースには限界が有って、三人で来れば一人はドアの外に立つ事になった。

随分昔の事で、全てが曖昧になってしまっているが、問屋さんだか卸の仕事がメインだった気がするが、お金の無い子供だった私には「色々と詳しくて、レコードを安く売ってくれる、優しいおばちゃん」のイメージが今でも強く残っている。

普段はRockの好きな友達と行く事が多かった。或る日、たまたま一人で出かけた時に「JAZZで、良いのってある?」などと意味不明のメチャクチャな回答の難しい質問をしてしまった。

おばちゃんは少し考えた後、自分の座っているすぐ近くの棚にスッと手を伸ばし2枚のアルバムをひきだして、普段と同じ小さな声で教えてくれた。「人にはそれぞれ好みが有るから何とも言えないけど、私はHampton HawesとJo Staffordが好き。」

私の財布には、レコードを2枚買えるほどのお金は入っていなかった。2枚のアルバムを手にとってジャケットの裏表に書いてある事から出来るだけ情報を集めようと夢中になっていた。
おばちゃんは、私の所持金を聞くと「みんなには内緒だよ」と言って2枚とも袋に入れてくれた。帰り道の足取りが軽かったのは、勿論からっぽの財布の軽さのせいではなかった。


SonnyさんのBlog
ジャズ屋未満トラキチ未満(Sonnyプロト版)
を読んだら
Hampton Hawesが、
メチャクチャ聴きたくなってしまいました。


BGM
Hampton Hawes Trio (Vol.1)
Hampton Hawes Trio
[Jazz(etc)]
Autumn in New York
Jo Stafford
[Jazz(etc)]


2005年12月31日 (18:57)

今年良く聴いたアルバム

今年もあとわずかになりました。そこで年末年始は、2005年印象に残ったアルバムや良く聴いたアルバムを書き出してみようかと思います。

今年も新譜は、ほとんど買わなかったし一人の演奏家をまとめて聴く傾向が有るので、うまくまとめるのは難しいけど、マイ・ベストとか名盤とか、そう言う面倒な事は一切無視して、自分の中で「何度も聴いた」と言うイメージの強いアルバムを書いて見ます。勿論ジャンルは完璧に無視。

それでは、次はジャズ編の1.
Blue Noteは、相変わらず良く聴いたな。それからジャズは新しく手を出したものがほとんど無いからロックよりももっと演奏家別で聴く事が多かったように感じる。だからアルバム毎のイメージよりも演奏家毎でのイメージが強い。実は300枚チャージャーのCDプレイヤーを持っていて、それをかけっぱなしにする事も多かった。だから聴いたわりには書く事が少ないと思う。


Live on the Riviera
Albert Ayler



一人だけ演奏家を選べと言われたら・・・人生最大の悩みになるだろうが、多分Albert Aylerを選ぶだろう。個人的な感傷で心が溢れてしまう為に中々言葉にする事が出来ないが、30年以上前から私を支えてくれる大切な音だ。一昨年未発表の音源がBOXになり心の中では一段落ついた気もしたが、それでもこれからだって気がつけば彼の演奏を聴いているんだと思う。


Tijuana Moods
Charles Mingus




ミンガスも大好きだ。今PCにぶち込んだアルバムを数えたら30枚以上有った。手元にケースを置くと邪魔になるから段ボール箱の中に詰めてあって実際に何枚有るのかはわからない。CDを買い出して20年にも満たないが随分買ったものだ。彼の場合、駄作が無いのが嬉しいし安心して手を出せる。
このアルバムでもビッグ・バンドの方法論を研究した成果がシッカリと出た素晴らしい音を聴かせてくれる。自分の中での流行が有って、数枚を何度も何度も聴く事になるが、いつでも良く聴くMingus Dynasty以外では、Tijuana Moods, Mingus Plays Piano, The Black Saint and the Sinner Ladyあたりを良く聴いたと思う。


Charisma
Lee Morgan



聴くものに偏りが有ってJAZZの事が詳しいなんて到底言えないが、大好きだと言っても叱られる事はないだろう。トランペットと言えばマイルス、ブラウニー、ハバートなんて名前が始めに出てくる程度だから実際に大した事は無いな(笑)。
Blue NoteでのLee Morganを随分聴いた1年だった。一昨年くらいからその傾向が強かったが、今年は一番聴いたペットは彼だと言い切れるだろう。
上手くて、お洒落で、遊び心も有る彼の演奏は、何かとてつもない事をしなかったせいか、少々その存在感が希薄な感じがしていたが、ここ数年で彼の等身大でいる事の凄まじさの様なものを感じる事が出来たような気がする。もう少しトランペットは彼を中心に聴きそうな気がする。


The Centenary Collection [BOX]
Fats Waller



今年は精神的にキツかった時期が有りFats Wallerには、随分癒される事が多かったが、それでも聴き過ぎると切なくなってしまうのが弱点かな。
このBOXは3枚組みとは思えない価格だったが、いまでもそうなのかな。古い音源だから安いままで売り続けてほしい。そしてJAZZに嫌悪感のある人や理論武装で音楽を聴こうとする人に是非とも聴いてほしい。本当に素晴らしいんだ。


随分色々と聴いたし、印象的なものももっと沢山有るけど、ペースが悪いので、どうやら年始に「去年、良く聴いたアルバム」になるようです(笑)。その前にNet用の年賀状を仕上げなきゃ~。

来年も
よろしくお願いします~。



2005年12月14日 (18:40)

Blue Noteだからって訳じゃない。


帝王Miles Davisを嫌いと言うのには、
随分勇気がいる時代だと思いますが(笑)、
ストレートに好きだと言うのにも
少々勇気が必要な気もします。

他の演奏家と別格扱いされるくらい
彼とコルトレーンは有名であり
色々と研究され信者も多いので、
簡単に好きだ何て言って
突っ込まれると困る事も多い(笑)。

でもMiles好きだな(爆)。

聴く側にとっても刺激的な音楽を
いつの時代も意識し、求め続け、
自らがJAZZの進化であるように
貪欲に様々な音楽を喰らい続け、
その全てを
JAZZとして吐き出したと言うのが、
私のマイルスに対してのイメージです。
彼の音楽は、
聴く人がいなくては存在しない、
そんな気がします。

そんな彼の演奏の中でも
私が最も好きなのは、
BNへの3回のセッションです。

特に最悪の状態と言われている
1952年の録音に何故か心惹かれます。
その次に面白いのが1953年で、
この中では1954年が一番シックリしません。
極めて個人的な録音に聴こえるのです。

1952年と1953年の録音が、
過去への憧れと現在の絶望、
そして未来への希望が混ざった
複雑な感情の中での演奏に聴こえるのに対して、
1954年の演奏は、
心ここに有らずの様な気がするのです
この1954年の録音の時に
もしかしたら彼は、
既に次の事を考えていたのかもしれません。

このセッションに関しては、rollins1581さんが、
最近ご自分のBlogで、書かれているので、
そちらを是非参考にして下さい(笑)。
実は、今回私が書いているのも
rollins1581さんのBlogを読んだからなんです。
自主性が無くて申し訳ないです。
rollins1581さんのBlogは、こちらです。

My Groove Your Move

Blue Noteに録音された
1952年(9曲)1953年(11曲)1954年(6曲)
の録音は何度もレコード化され
そしてCD化されているので、
様々な組み合わせで出されています。
録音時代別で聴きたい方は、
下の2枚が良いかと思います。








2005年11月23日 (19:39)

誰だって「大喰らい」なんてアダナは嫌だ。


Takes Charge
Cannonball Adderley




1.If This Isn't Love
2.I Guess I'll Hang My Tears Out To Dry
3.Serenata
4.I've Told Ev'ry Little Star
5.Barefoot Sunday Blues
6.Poor Butterfly
7.I Remember You
8.Barefoot Sunday Blues
(Alternate Take)
9.I Remember You
(Alternate Take)

April 1959


私はCannonball名義のアルバムをあまり聴きません。そんな訳でチョット辛口になってしまうかもしれません。

大喰らいな事から「Cannibal」とあだ名が付けられた彼は、もう一人のパーカーと騒がれるほどのそのブローの素晴らしさから「Cannonball」と改名してもらえた訳ですが、私は逆にその大胆で華麗な吹きっぷりが合わないようなのです。私は彼のその流暢な吹き方が何処かしら無神経に感じてしまうのです。

このアルバムでもやはり同じ様な感想を持ってしまいます。とても綺麗に流れるように聴こえては来るのですが、周囲の人間との関係が希薄に感じてしまって、ただソロの受け渡しだけの連続に思えてしまいます。別々に録音したのではと思ってしまう部分も有るのですが、どうも名盤と言われているらしくて、自分の評価との違いに戸惑ってしまいます。

このアルバムは、そんな彼が2種類のリズム・セクションを使い、Wynton Kellyと共に録音した9曲が収められています。前半の4曲がPaul Chambers(Bass)とJimmy Cobb(Drums)、後半の5曲がPercy Heath(Bass)とTootie Heath(Drums)となっています。

個人的には後半の方が好みなのですが、これはどうもWynton KellyのノリのせいとPercy Heathの大人しめのラインのせいではないかと思います。と言うわけで私はWynton KellyのPianoを聴く為にこのアルバムを聴くんだと自覚したところでした(笑)。
今ならAlternate Takeが2曲入った輸入盤が、アマゾンで1,000円を切る価格で購入できます。大変な時代になったものだ。

2005年11月08日 (18:58)

たかだかJAZZじゃん

難しい事は一切抜いてJAZZを楽しみたいでしょ?何か大人の雰囲気が味わえそうな気がしませんか。そう言うアルバムを探していませんか?あります、あります。
それにね、雰囲気からして、いかにも「JAZZを聴いている~」と言う気持ちを満足させてくれるアルバムの中にだって、深く楽しめるものも有るのです。
さぁ、JAZZを知らなくても大丈夫。雰囲気だけでも酔ってしまいそうな気持ちの良いアルバムの紹介です。


Ballads
John Coltrane Quartet





コルトレーンがマウスピースの調子が悪く、強く吹く事の出来なかった時に作られたアルバムです。編集物ではなくオリジナルです。うるさいファンには酷評されもしましたが、一般にはとても評判が良くて同じ様な企画のアルバムが彼の周囲で何枚か作られました。

まずジャケットが、「いかにもJAZZ」って感じで格好が良いですよね。レコードも再販なら中古で安いのが有るので、探して部屋の飾りにしてもお洒落だと思います。新品なんかよりも中古のちょっとくたびれた感じが、またお洒落だと思います。

クァルテットですので4人で演奏しています。全て演奏だけで歌は入っていません。サックスとピアノとベースとドラムと言う編成です。演奏者が少ないので一つ一つの楽器の音も区別がし易くなっています。コルトレーンがサックスです。コルトレーンをジャズの神様のように考える人も沢山います。


7曲全てが美しくメロディを聴かせてくれる曲ばかりです。途中でうるさくなったりグチャグチャしたりすることも有りません。いつどんな状況で聴いても気持ちが安らぐと思います。ジャズに関しての色々な知識や小難しい理論や精神性云々なんて事は一切知らないほうが素直に聴ける気もします。

選曲は色々な人の演奏や歌が録音されたスタンダードと呼ばれている曲ばかりなので、聴いた事が有る曲も中には有るかもしれません。自分の知っている曲が、丁寧に演奏されているのを聴くと、心の中の荒波がスゥ~と凪いで行くように落ち着いていくと思います。


アウトテイク(販売当時未発表だったボツ演奏の事をそう言います。)等を入れて7曲以上にして有るアルバムも売っているようですが、普通に気持ちよく聴くのでしたらオリジナルのままが良いと思います。JAZZを聴き始めるには、とても良いアルバムだと思います。

また、このアルバムを聴いて「素敵だ」と思っても直ぐには他のコルトレーンのアルバムに手を出さない方が良いと思います。彼の「後期」と呼ばれる頃の演奏が録音されたものは、少しだけ難しい内容になっています。バラッドと同じ雰囲気とは言い難いので、人によってはコルトレーンの事を「難しい音楽」と受け取ってしまうかもしれません。




現在国内盤の方が随分安いのでした。


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