■ Ben SidranからJazzを聴く

■Hi-Flyをいっぱい聴くと-2 (今日はボーカルものです)


Ben SidranのThe Cat And The Hatの1曲目であるRandy WestonのHi-Flyを幾つかの演奏家で聴いてみました。の続きです。すぐに余所見を始めるので、続ける事が出来る時は続けなきゃね(笑)。


01. Ben Sidran (The Cat And The Hat)
02. The Art Farmer Benny Golson (I Remember Clifford)
03. Abbey Lincoln (The World Is Falling Down)
04. Jaki Byard (Hi-Fly)
05. Eric Dolphy (in Europe Vol. 1)
06. Mel Tome (Comin’ Home Baby!)
07. Cannonball Adderley (Quintet in )
08. Art Blakey & The Jazz Messengers (At The Jazz Corner of The World)


今日はボーカルものです。以前にも書きましたが、この曲は元々ピアニストが作ったボーカル無しの曲なのですが、沢山の歌手が歌っています。今回のAbbey Lincolnのアルバムは、私が聴くものとしては随分新しいアルバムの部類に入ります。


The World Is Falling Down
Abbey Lincoln




Jackie McLean以下錚々たるメンバーで1990年に録音された彼女のアルバムでもHi-Flyは取り上げられています。

6分半と言う十分な時間を取って、演奏とボーカルのバランスがとれたHi-Flyは、歌手と歌伴と言う関係以上のかたちで表現されていて、中々気持ちの良いものになっています。

個人的にAbbey Lincolnの名前が印象的になったのはCedar WaltonのアルバムThe Maestroへの参加からですから、それほど長い付き合いでは有りませんが。また、あまりジャズ・ボーカル物が得意ではなく、それほど色々と聴いている訳ではないのですが、このアルバム中々のものです。

他のメンバーはClark Terry, Charlie Haden, Billy Higgins, Jerry Dodgion, Alain Jean Marieで、1曲Ron Carterも参加しています。全曲アルト・ソロはJackie McLeanですから彼の全面協力と言う事になると思います。

Hi-Fly以外の曲も曲作りのバランスのとり方は似た感じに出来ていて、ボーカルと楽器を同等に扱ったアルバムだと思います。
ただジャケット内側のタイプ・ミスが「これくらい校正で見つけろよっ!」レベルで、少し可哀相です(笑)。



The Maestro
Cedar Walton




*オマケでCedar WaltonのThe Maestroを貼ったのですが、これも廃盤ですね(苦笑)。


■Hi-Flyをいっぱい聴くと-1


Ben SidranのThe Cat And The Hatの1曲目であるRandy Weston作のHi-Flyを幾つかの演奏家で聴いてみました。
と、言っても作者本人を抜いた8つの演奏です。以前も書きましたが作者Randy Westonの演奏するHi-Flyが入ったアルバムは、いまだに持っていません。まぁ、それでも全曲で1時間近くになるのですから許して下さい(笑)。

01. Ben Sidran (The Cat And The Hat)
02. The Art Farmer Benny Golson (I Remember Clifford)
03. Abbey Lincoln (The World Is Falling Down)
04. Jaki Byard (Hi-Fly)
05. Eric Dolphy (in Europe Vol. 1)
06. Mel Tome (Comin’ Home Baby!)
07. Cannonball Adderley (Quintet in )
08. Art Blakey & The Jazz Messengers (At The Jazz Corner of The World)


収録アルバムを少しずつ紹介しようかと思います。


The Cat And The Hat
Ben Sidran


The Cat And The Hatだけど猫どこ?

*廃盤です。残念ですね。

今回の主役になっているアルバムは1979年に発表されたもので、この曲もその時代色を色濃くだしたアレンジになっています。Mike Mainieriがプロデュースからアレンジ、演奏と全面的に協力している訳ですが、Tommy Li Pumaの影もしっかりと感じる事が出来ます。これだけ書けば、この頃の音楽を聴いていた人は大体イメージできるのではないでしょうか(笑)。
ただこの中の他の曲でも言える事なのですが、Benのジャズに対しての思いや知識、そして趣味の良さが前面にでていて、決して大量生産のそれとは別格のものになっています。



I Remember Clifford
The Art Farmer Benny Golson Jazztet



*これも廃盤のようです。

トランペットのArt Farmerとテナー・サックスのBenny Golsonの二人が双頭グループとして1959年に結成したセクステットとしての録音です。
このアルバムはCDとして編集されたもので1960年の2月の3日間と9月の2日間の計5日間に録音されたものを集めたものです。
2月と9月の録音メンバーは、彼ら二人以外は全く違う人になっています。
2月の時のメンバーはArt Farmer, Benny Golson, Curtis Fuller, McCoy Tyner, Addison Farmer, Lex Humphriesで、9月の方は、Art Farmer, Benny GolsonにTom Mcintosh, Cedar Walton, Tommy Williams, Albert Heathの6人です。

Hi-Flyは9月の録音なのですが、2月に録音しMeet The Jazztetとして発表されたアルバムの方が有名のようです。9月に録音されたものはBlues on Downと言う名前でアルバムになっているようなのですが、アマゾンを見ると[オリジナル盤発売日: 1960/9/16]となっています。録音された日に発売と言うのはちょっと凄過ぎるので、発売日のミスかそれとも別の日に録音されたもので、ここに収録されたものとは別の録音かもしれません。

余談になりますが、McCoy Tynerはこの後すぐにJohn Coltrane Quartetに参加し、5年間ほどJohn Coltraneの片腕として活躍します。

曲調としては三管のユニゾンでの聞かせ方など、面白さも有るのですが、カーティス・フラーのいない事がマイナスになっている気がします。彼のコントロール力やアレンジ力の欠如が、ピアニストに必要以上の負担をかけている気がするのです。私の耳にはシダー・ウォルトンが随分苦労しているように聴こえてきます(笑)。
曲自体も残り1分くらいから調子に乗ってきているようで、少々残念な演奏に聞こえます。6分弱の曲で5分間の肩慣らしは長過ぎると思いますが、それでも10分くらい演奏してくれたら誉めていたかもしれません。まぁそれでも嫌いなタイプの演奏じゃないからなぁ。


Meet The Jazztet




Blues on Down




■Randy Westonは直情派? (久々にJAZZについて)


自分のBlogの中では有りますが「もっとジャズに詳しくなりたい」なんてカテゴリーを作っておいて、随分放置の状態です。
で、そろそろ、そろそろっと始めましょうかね〜(笑)。

1曲目のHi-FlyはピアニストRandy Westonの作品で、色々な人に取り上げられジャズのスタンダードになっています。1958年7月5日に録音したNew Faces At Newportと言う自らのアルバムでの演奏で発表したのが初演だと思います。
元々インストの曲ですが、随分以前からジャズ・ボーカリストにも好かれて歌われています。Ben Sidranも自分で作ったものではなくLambert, Hendricks & RossのJon Hendricksが作ったものを使っています。

さて、このRandy Westonなる人物、HPを見てもらえば判りますが、現在も現役です。ただHPを開くとHi-Flyが流れてくるので、これ以上の代表曲は無いようです。

Randy Weston HP

音源などを楽しめるページ

「Jazzは黒人音楽だから、黒人のルーツのアフリカがJazzの直接的ルーツ」と言う一時期の流行を本気で信じている直情的でバカ丸出しのナイスガイのようにもみえますが、もう少し深い部分まで考えて音楽に反映させているようです。実際にアフリカに住んでしまうと言う行動力やストレートな意識は、イメージや感情だけで行動が伴わない人とは違って、やはり説得力が増します。何も信じていない人は何も生み出す事が出来ない事を具現している人だと思います。ただ、こう言う人ほど敬虔なるクリスチャンだったりするので、個人的には大笑いしてしまいます。

個人的な意見なのですが、このクセの有る曲を何故沢山の人が取り上げるのか理解出来ないのです。誰の演奏を聴いても一発でわかるリフは、料理がし難いのでは?と思うのですが、先述したように歌詞まで付けられ演奏だけではなく歌手の人たちにも取り上げられているのです。それもボーカル物では白人の歌手が沢山取り上げています。


そこで、Hi-Flyをまとめて聴く前にRandy Westonのアルバムを聞いて見ようかと思ったのですが、残念な事に私はRandy Weston自身が演奏したHi-Flyの入っているアルバムを持っていないのです。「これを機会に買えば良かったのに」と言われそうですが、中々見つからないし随分高そうだし・・・耳栓しておきます(笑)。
そんな訳で私の持っているたった2枚の彼のアルバムを紹介して、このカテゴリー『一度目』のお茶濁しです〜。

African Cookbook



01. Berkshire Blues
02. Portrait Of Vivian
03. Willie’s Tune
04. Niger Mambo
05. African Cookbook
06. Congolese Children
07. Blues For Five Reasons

Personnel
Randy Weston (piano)
Booker Ervin (tenor saxophone)
Ray Copeland (trumpet, fluegelhorn)
Vishnu Wood (bass)
Lenny McBrowne (drums)
Big Black (conga, drums, vocal)
Sir Harold Murray (percussion)

Originally Released 1972

1964年に録音された、彼のアフリカ志向の代表的なものとして扱われる事の多いアルバムのようです。一般的にはブッカー・アービンの参加が注目される部分ではないかと思います。Blue Mosesの評価の高さから1972年にリリースされたようです。

3人のパーカッションが特徴で、それだけだと「アフリカ志向=沢山のパーカッション」って、アホの連想ゲームみたいで笑ってしまいますが、聴いてみるとコレが中々(笑)。彼には失礼な話かもしれませんが、アフリカ云々などと言う事を抜きにして、十分楽しめるストレートなジャズだと思います。アフリカを意識させるレベルもアート・ブレイキーなどのアルバムとそれほどの違いは無いと思います。

この後に紹介しているBlue Mosesでアルバムの作りで「エリントン」と言う偉大なる演奏家の名前を出していますが、彼のピアノ自体からはエリントンのピアノの影響は感じられません。このアルバムでもモンクっぽいと思う部分は有りますが、ピアニストとして『ガツン』と聴かせてくれる部分は、他のアルバムに求めたほうが良いでしょう。

また、ネットで調べた時に感じたのは日本では中々の人気が有る人だという事と、アフリカン・スタイルのピアニストとかアフリカ云々をキー・ワードにして彼のピアノのスタイルを表現しようとする文章がとても多く感じたことです。何処をどう聴いてアフリカ・スタイルのピアノと言うのか、残念ながら私には全くわかりません。それでも中々楽しいアルバムですよ。



Blue Moses



1. Ifran (Weston)
2. Ganawa (Blue Moses, Trad.)
3. Night in Medina (Weston)
4 Marrakesh Blues (Weston)

Randy Weston / piano, electric keyboard
Ron Carter / bass
Vishnu Bill Wood / bass (on 3)
Bill Cobham / drums

David Horowitz / synthesizer
Freddie Hubbard / trumpet
John Frosk / trumpet
Alan Rubin / trumpet
Marvin Stamm / trumpet
Wayne Andre trombone, baritone horn
Garnett Brown / trombone
Warren Covington / trombone
Paul Faulise / trombone, bass trombone
Brooks Tillotson / french-horn
James Buffington / french-horn
George Marge / english horn, clarinet, flute, alto flute, bass flute
Huberi Laws / flute, alto flute, bass flute, electric flute, piccolo
Romeo Penque / hobo, english horn, clarinet, flute, alto flute, bass flute, piccolo
Grover Washington / tenor sax

Phil Kraus percussion
Airto Moreira percussion
Azzedin Weston percussion

Madame Meddah vocal

1972

CTIに対してそれほど良いイメージを持っていないのですが、たまにこう言うアルバムを制作するので、無視する訳にもいきません。

ミンガス同様エリントンの影響を感じさせる明らかなジャズを展開しながらも時折ジャズ以前の歌謡曲的音楽や現代風なロック的部分や民俗音楽的な部分も織り交ぜて作られたアルバムは、CTIと言うとイメージさせる所謂フュージョン的な方向に流れずにジャズ側に位置しています。

時々、その織り込まれた非ジャズ的な部分が気になると言うことは、やはり彼はジャズのプレイヤーだという事でしょう。スピード感の有る演奏は好意的に受け取れます。

多少大雑把に感じられる全体像はドン・セベスキーのアレンジのせいだと思いますが、時代背景を考えると有る程度は仕方が無い事だと思いますし、非ジャズ的な部分の取り込み方同様CTIにしては出来の良い方ではないかとも思います(笑)。







■Net上のデータをそのまま信じるの?

今回は最後の方にちゃんとオチが有るのです(笑)。

数日前の記事に、Blogでいつもお世話になっているSonnyさんからこんなコメントをいただきました。
「この記事を見てから紹介されているジャッキー マクリーンの作品が気になっていたのでちょいと調べてみました。
なるほどプロフィールというシリーズでプレスティッジの有名アーティストを紹介するアルバムだったんですね。
それにしてもまったく他人の作品を二枚組みで販売するならばちゃんと明記して欲しいですね。
英語の解説にはもう一枚のCDはおまけだという具合に謳ってているようですが、曲順が誤っているなんてのはまったく論外ですなぁ。
まぁ、これからジャズを聴こうという人には安い値段ならいいかなとも思いますが。
もうちょっと作品に対して愛情のある販売の仕方は無いのかしらん?」

Jackie McLean Prestige Profiles


まず始めに事実を書いておくと、プレステイジに録音した演奏家のベスト・アルバムにサンプラーを1枚貼り付けての販売と言う事です。
もう一つの事実が問題で、とあるネット・ショップには2枚組みのベスト・アルバムとして表記されていたのです。それも曲順がバラバラに表記されていたので、オバカな私が思わずひっかかってしまったと言う結末でした。
多分1+1なんじゃないのかなと言うところまでは頭が回ったのですが、それ以上には神経が回らなかったのです。わりあいこう言う事が有るので気をつけるようにはしているのです。まぁ今回はシッカリとひっかかりましたが(笑)。

最近いじるネタにしようと思っているBen SidranのThe Cat And The Catの曲順に関してはNet上で正しい曲順を見る事は皆無と言って良いほどですしWindows Media Playerのデータも間違っていました。
販売する国で収録曲を変えたりボーナスを付けたりと言う事が有りますし、リメイクで曲順を変えたりする事が有りますから一概に「ミス!」と決め付ける事も危険ですが、注意しなければならないのも確かな事だと思います。

The Cat And The Hatだけど猫どこ?


そう言えば先日Bill EvansのEverybody DigsをPCに入れたら、曲やアルバム・タイトルに間違いはありませんが、Sunday At The Village Vanguardのジャケットでした。


Net Shopの話しに戻りますが、データをメーカーなり問屋から貰っての記述だと思うので、全ての責任がNet Shopに有るとは思っていません。
しかしSonnyさんのおっしゃるとおり「もうちょっと作品に対して愛情のある販売の仕方は無いのかしらん?」と言うのも本音です。
何万という数の商品を扱っているし、返品が出来るようにもなっていてケアも考えてくれているのも理解してはいるのですが、感情移入する側としては『物品』以上の部分で感じる事も有るので、ちょっと悲しくなったりするんですよねぇ〜(笑)。それに返品する手間は面倒ですし、あまりに安いものだとクレームつける事自体が恥ずかしいですもん(爆)。

私のBlogもそこら中に表記ミスが有りそうで偉そうな事を言うのは怖いのですが、アフェリなんてのがあるせいか、見ても聴いてもいないアルバムについて、まるで聴いたようにBlogに書いている人がいるようです。そのうち恥をかくので止めておいた方が良いと思いますよ。

あっ、私は大抵記事にするものを聴きながら書いていますから、Blogの中のミスは私のドジな性格から派生するものです・・・って、それも恥ずかしいか。

(と、ここからが本番)。


まずは下のアマゾンを見ていただければ幸いです。

Prestige Profiles, Vol. 6
Jackie McLean



はい、気がついたでしょうか?
私は気がつかなかったのですが、アマゾンにもこのCDが有りました。そして!!!アマゾンは曲順にも間違いは有りませんでした(笑)。
買う前にもう少し気を使って幾つかのNet Shopを調べれば、今回のような私のミスはおきなかったのです。結局はめいっぱいドジと言う私個人の問題が引き起こしたのです。もう少し神経を使えば起きる事の無いミスだったのです。

でもね、こんなドジがNetを利用出来る世の中になったんですから、もう少しドジにもやさしくなって下さいね(苦笑)。


2枚組みではなく1(名義の演奏家)+1(V.A.)だと言う事は覚えておいてください。因みにこんなのも有ります。










それから

Everybody Digs
Bill Evans




これを引きずり出したのは、勿論1曲目のMinorityが目当て。
SoloとTrioの演奏を組み合わせて1つのアルバムになっています。Soloも自己完結する自閉症型ではなくて、好感が持てる爽やかな演奏です。詳しい感想は余分な事を書かない時にしようっと(笑)。


■Jackie McLeanに騙されたぁ?


Another side of The Cat and the Hatって感じで何とかしようと思っているのですが、中々書きませんね(笑)。
でも、それに合わせてCDを買ったので、それについて少し。某Net Shopで3枚購入したのがJackie McLeanのPrestige ProfilesとMichel RosciglioneのTribute To Sam JonesとClarity社のThe Clarity Collection Volume Twoです。

まずJackie McLeanのPrestige Profilesに騙されました(笑)。「2枚組みで聴いた事も無い曲が!なんとMinorityも演奏している!」と飛びついたのですが、なんて事は有りません。Shopの表記がメチャクチャでした。それを下に書き出すと

Jackie Mclean / Prestige Profiles / 組み枚数:2
曲目とサンプル
ディスク1
1. Strange Blues (07:35)
2. Mirage (09:52)
3. Embraceable You (07:08)
4. Alto Madness
5. Sentimential Journey
6. Whats New? (07:10)
7. Minority (04:20)
8. Subconcious-Lee
ディスク2
1. I'm in the Mood for Love (06:34
2. Sonny Side (02:49)
3. Solar (02:49)
4. Dacor (02:22)
5. Steve's Blues (04:45)
6. Pairing Off (05:35)
7. Steve's Blues - (with Sonny Criss)
8. Pairing Off - (with Phil Woods Septet)

となっていました。現実的にはJackie McLeanのPrestigeへの録音8曲が入ったものが1枚とPrestige Profiles Collector’s Edition Volume 6と言うPrestigeに残された特徴の有る録音8曲が入った1枚のカップリングでした。Jackie McLeanの方はプラスチックのケースに入っていますが、オマケの方は紙のケースに入っていて、プラスチックのケースに貼り付けて有りました。仮に良心的に考えたとしても1枚目と2枚目の曲を混ぜて表記されたらどうしようも有りません。コッチはチョッピリですが興奮しちゃってますから(笑)。因みに曲は

ディスク1 (Jackie McLean)
1. Strange Blues (07:35)
2. Mirage (09:52)
3. Embraceable You (07:08)
4. Alto Madness
5. Sentimential Journey
6. Whats New? (07:10)
7. Our Love Is Here To Stay
8. Lights Out

ディスク2 (V.A.)
1. Minority (04:20)
2. Subconcious-Lee
3.. I'm in the Mood for Love (06:34
4. Sonny Side (02:49)
5. Solar (02:49)
6. Dacor (02:22)
7. Steve's Blues - (with Sonny Criss)
8. Pairing Off - (with Phil Woods Septet)

が本当です。で、クレーム処理をしようかと思ったのですが、Disc 2の1曲目がMinorityの作者Gigi Gryceの演奏するMinorityなのです。アーリー・ジャズ時代の彼のアルバムは有っても中々Minorityの入っている物が無かったり高かったりして今まで聴いた事が無かったのです。う〜ん、どうしようかなぁ、と唸りながらPrestige Profiles Collector’s Edition Volume 6を聴いています(笑)。
これはアマゾンでは販売していないようですね。


Michel RosciglioneのTribute To Sam Jonesは、私のこの企画に合わせた様にThe Cat And The Hatと曲が何曲も被っています。The Cat And The Hatに入っている曲9曲の内の3曲ですから相当の確立だと思います。
Michel Rosciglioneを良く知らないのですが、このアルバムに関しては及第点をあげたいと思います。

Tribute To Sam Jones / Michel Rosciglione
*Amazonには
Michel Rosciglioneって人が、
存在しませんでした(笑)。



The Clarity Collection Volume TwoはClarity社が出しているアルバムのサンプラーで、ジャズを中心に16曲入っています。前半がジャズで、後半がバイオリンを中心としたヒーリング・ミュージックと言った感じです。今回の3枚の中では、これが一番のお気に入りです。中々音が良いのですが、私はオーディオに疎いので何とも説明が出来ませんがNaturally Balanced Two Microphone Audiophile Recordingと盤に表記されているのが関係有るかもしれません。曲を書き出すと下の様になります。
Lover Man- The Hot Club Of San Francisco
Goodbye- Mary Stallings
Cancion de la Noche (Night Song) - Arthur Blythe
Seven Steps to Heaven- Chico Freeman
Mashed Potato Twist- Harvey Mandel
Goin' Places - Jeremy Cohen
Thoroughfare- Dave Younger
I Like Your Rhythm - Michael Bolivar
Spanish Madness - Stanley Thomas Keiser
Old Fashioned Love - The Hot Club Of San Francisco
Summer Me, Winter Me - Kevin Gibb
Balafon - Claudia Gomez
Fine And Mellow - Mary Stallings
Scherzo-Tarantella - Henryk Wieniawski
Trio For Piano, Violin And Violincello - Auer/Delmoni/Rosen
Sonata Number I In G Major - Eugene Fodor


The Clarity Collection Volume Two
Various Artists



アマゾンでは廃盤のようですね。久々に、聴いていてオリジナル・アルバムに興味を持った素晴らしいサンプラーなので勿体無い気がします。


■もっとジャズに詳しくなりたい


Ben Photo


ジャズの有名な曲やスタンダードを1970年代の意識化でアルバムにしたBen SidranのThe Cat And The Hatで取り上げられた曲を色々な人で聴いてみようと言う趣旨で随分前にネタ振りをしたのですが、段ボール箱をひっくり返したり新たにアルバムを購入したりしているうちに凄い事に気がつきました。

私は私本人が思っている以上にジャズを知らないのです。

聴いた事の無い演奏家や音源が山ほど有って、『Ben SidranのThe Cat And The Hatを使って〜』なんて偉そうな事は言える立場ではないのです。

Ben SidranのThe Cat And The Hatに取り上げられた曲を色々な人の演奏で聴くという趣旨に変更は有りませんが、カテゴリーのタイトルは「もっとジャズに詳しくなりたい」と変更しようと思います。まぁ自惚れている自分への自戒の念みたいなものです(笑)。


Ben Sidranを知らない人がいると思うので少しだけ彼について。
1943年Chicago生まれ。父親のジャズ・レコード・コレククターで幼少の頃からジャズに夢中になる。大学生時代の親友にスティーブ・ミラーやボズ・スキャッグスがいて、スティーブ・ミラー・バンドのデビューに付き合わされる。ロンドンでの録音が終了後もそのままサセックス大学に残り博士号を取得。因みに卒業論文は『Black Talk』というアフロ・アメリカン・ミュージックに関しての学術的研究書でその内容が評価されてしまい、その後出版される事になり作家としてもデビューしてしまう。この頃にはミュージシャンとして、Eric Clapton, Peter Frampton, Jesse Davis, Spooky Tooth, The Rolling Stonesらとも親交が有ったらしい。

アメリカに帰国後ソロ・アルバムを発表しながら、ウィスコンシン大学で教鞭をとるなど、その後もミュージシャンと作家、ジャーナリスト、プロデューサー、レーベル経営など「二足のわらじ」どころか一度に何足ものわらじを履くムカデのような人物。
1990年に設立した「Go Jazz」と言うレーベルは、現代的な解釈でのジャズを商品にしようと頑張ったようだが、残念ながら大ヒットしたアルバムは無かったように感じる。

Ben SidranのHP

Discographyの丁寧さは、Dr. Jazzと呼ばれるだけあって流石です。参加ミュージシャンから曲名・時間・作曲者までしっかりと載っています。
彼は現在もバリバリの現役なので著作権等の問題が発生しているのか一部のアルバムでしかありませんがDownload Musicでアルバム毎一曲ずつDL出来るサービスが有ります。


2004年に遂に自らの名前を使用した「Nardis」を立ち上げます。「Nardis」と言えばMiles Davis作曲とBill Evansの演奏で有名な曲ですが、Ben SidranのSidranを逆から綴るとNardisとなります。因みに「Nardis」のレーベル・ロゴはBen Sidranが1986年にマリブのビーチ・ハウスでマイルスにインタビューした時にプレゼントされたマイルス・デイビスのイラストだそうです。

Nardis


どうやらリラックスしたらしく随分自由に振舞っているようで、彼が監修した「TALKING JAZZ」と言う名のCD24枚のBOXを販売したりしている。勿論彼自身のアルバムは相変わらず彼自身のオリジナルとジャズの新解釈とが渾然とした形で発表されています。

Nardis MusicのHP

Nardis Musicの日本語HP

噂(笑)のCD24枚組BOX「TALKING JAZZ」


Nick's Bump
Ben Sidran

Ben Sidran







■どれほど間違えれば気が済むんだ(The Cat And The Hat / Ben Sidran)



The Cat And The Hatだけど猫どこ?


Ben SidranのThe Cat And The HatをPCで聴いてビックリしました。1曲目のHi-Flyが流れているのに表示はMinority。2曲目にMonkのAsk Me Nowが流れると表示はBlue Daniel。ColtraneのLike SonnyがBallin' the Jack。9曲全部曲名が違っています。
気になってNet上での表示を調べたら私が見たSiteは全て間違っていました。勿論Amazonも(笑)。アルバムを持っている人は、ジャケットを少し気をつけて見ればその理由はわかりますが、今回はあえてそれを書かない事にします。廃盤ですしマニアックな楽しみに残しておきましょう(笑)。それでも一応本当の曲順くらいは書いておこうかな。

01. Hi-Fly / Jon Hendricks, Randy Weston
02. Ask Me Now / Thelonious Monk
03. Like Sonny / John Coltrane
04. Give It to the Kids / Mike Mainieri
05. Minority / Gigi Gryce
06. Blue Daniel / Frank Rosolino
07. Ballin' the Jack / Chris Smith
08. Girl Talk / Boby Troup, Neal Hefti
09. Seven Steps to Heaven / Miles Davis
因みにNet上での表示は
1. Minority
2. Blue Daniel
3. Ballin' the Jack
4. Like Sonny
5. Girl Talk
6. Seven Steps to Heaven
7. Hi-Fly
8. Ask Me Now
9. Give It to the Kids
と、こんな感じです。


その聴き易さからAORのアルバムとして認知されているThe Cat And The Hatですが、是非ともジャズ・ファンに聴いてもらいたいアルバムだと思います。「Jazzの名曲をボーカライズし、現代的なアレンジでプロデュースされた」と言う表面的な部分は勿論Ben Sidranの意識した部分で有ると思いますが、原曲のアレンジする部分と残す部分のバランスの妙は素晴らしいものが有ると思います。

表記ミスの事を知らずにあまりジャズを聴かない人は聴いているかもしれません(笑)。まぁ、あまり有名ではない曲や相当アレンジされている曲も有りますし、余計な詮索なしで音楽を楽しむのなら関係の無い事かもしれませんが、ここからジャズに興味を持たれた時は随分迷惑な出来事だとも思います。

本当に、廃盤のせいで入手するのに余計な手間とお金がかかってしまうのが残念です。
これをネタに少し面白い事を考えています。個人的に面白いと思うだけで、それほど有意義なものではないのですが(笑)、BNの時みたいに時間ばかりかかっています。やめようかな(笑)。






プロフィール

falso

  • Author:falso
  • いらっしゃいませ。
    極めて個人的で身勝手なBlogです。音楽は楽しく自由に聴きたいと思っています。

    コメントに書き込んでくれると無い尻尾を振るくらい喜びます。リンクして下さった方は、是非一言お願いします。良かったらメール・フォームも使って下さい。

    相方のJazzminに振り回されています。玉抜きましたがKingです。
    庭にいたネコを捕まえてMintと言う名前をつけました。
    お陰様で、現在ヘンな顔のネコ2匹の飼主です。

ブログ内検索

ブログランキング

ブロとも申請フォーム

【ハンゲーム】

メールフォーム

Blogに関係無い事や個人的に言いたい事が有ればコチラからお願いします。ギャグや冗談だと喜びます(^^)/。

名前:
メール:
件名:
本文: