■ *Mark-Almond
■田舎は良いよ〜。と、思った。(Hollywood Blues / Johnny Almond Music Machine)
最近、昼間は暖かいくらいですね。今日もそんな日で、昼間はずっと猫部屋の窓を開けて網戸にしておきました。冬場は庭の木の枝にミカンを切って刺しておいたり、パンくずを蒔いたりするので、鳥たちが猫の相手をしてくれます。まぁ目の保養程度の相手なんですけどね(笑)。
今年の春先の庭は例年よりも沢山の種類の野鳥がやってきます。五月蝿くて我侭なヒヨドリの夫婦や、中々やり手でヒヨドリと上手くやっているスズメの集団。最近たまにやってくる山鳩や人をからかっている様なムクドリ。警戒心が強いメジロのつがいも最近は近くまで寄って来るようになりましたし、近くまでは来ませんが白黒の名前の知らない鳥もやってきます。今日は遠くの方で練習不足のウグイスの鳴き声が聞こえた気がしました。
近いうちに、このほとんどが山へ帰っていってしまうと思うと寂しい気もしますが、それでも「田舎は良いよ〜」と思った今日の昼間でした。
ジョニー・アーモンドは、ズート・マネーやジョン・メイオール等のグループのメンバーだった後、ジョン・マークとマーク=アーモンドを結成する前に2枚のリーダー・アルバムを作っています。バンドの名前はジョニー・アーモンド・ミュージック・マシーンと言い、1枚目は英国のミュージシャンと、2枚目はアメリカのミュージシャンと製作しています。ジョニー・アーモンド・ミュージック・マシーンと言う名前ですが、完全に彼個人のアルバムと思って良いでしょう。
Hollywood Blues
Johnny Almond Music Machine
*残念ながら廃盤ですね。
日本のみでCD化された貴重なアルバムですが、やはり現在は廃盤になっています。こんな風に日本のレコード会社の頑張りに尊敬の念を抱く事もまま有ります。本当に感謝の企画でした。再発も頑張ってください(笑)。
前作のPatent Pendingとは違って、彼以外のメンバーは本場アメリカの本物もジャズ・ミュージシャンで固められています。彼の演奏以外はソウルフルなファンキー・ジャズの定番のような演奏です。
彼も頑張っているのですが、少々引け目が有るのか、自分の甘さに気が付いてしまったのか、イマイチ熱くなりきれない部分を感じてしまいます。
「本場の連中と出来るなんてメチャ嬉しいっ!」と、自分を見失う事の出来る人ならこの方向でも有る程度までは行けたかもしれませんが、基本的に謙虚な人なのかな?アチコチに英国人気質のようなものを感じてしまいます。
それでも前作に比べれば『ジャズ・ロック』的な部分は希薄になり『ファンキー・ジャズのアルバム』と呼んでも良いレベルに達していると思います。どちらも嫌いな音楽では有りませんが、個人的にはコチラの方が好みかな。
この時のJohnny Almondの経験は、明らかにMark-Almondのサウンドに投影されています。この辺りが所謂カンタベリー一派との違いを生み出しているんじゃないかと思います。
今年の春先の庭は例年よりも沢山の種類の野鳥がやってきます。五月蝿くて我侭なヒヨドリの夫婦や、中々やり手でヒヨドリと上手くやっているスズメの集団。最近たまにやってくる山鳩や人をからかっている様なムクドリ。警戒心が強いメジロのつがいも最近は近くまで寄って来るようになりましたし、近くまでは来ませんが白黒の名前の知らない鳥もやってきます。今日は遠くの方で練習不足のウグイスの鳴き声が聞こえた気がしました。
近いうちに、このほとんどが山へ帰っていってしまうと思うと寂しい気もしますが、それでも「田舎は良いよ〜」と思った今日の昼間でした。
ジョニー・アーモンドは、ズート・マネーやジョン・メイオール等のグループのメンバーだった後、ジョン・マークとマーク=アーモンドを結成する前に2枚のリーダー・アルバムを作っています。バンドの名前はジョニー・アーモンド・ミュージック・マシーンと言い、1枚目は英国のミュージシャンと、2枚目はアメリカのミュージシャンと製作しています。ジョニー・アーモンド・ミュージック・マシーンと言う名前ですが、完全に彼個人のアルバムと思って良いでしょう。
Hollywood Blues
Johnny Almond Music Machine
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*残念ながら廃盤ですね。
日本のみでCD化された貴重なアルバムですが、やはり現在は廃盤になっています。こんな風に日本のレコード会社の頑張りに尊敬の念を抱く事もまま有ります。本当に感謝の企画でした。再発も頑張ってください(笑)。
前作のPatent Pendingとは違って、彼以外のメンバーは本場アメリカの本物もジャズ・ミュージシャンで固められています。彼の演奏以外はソウルフルなファンキー・ジャズの定番のような演奏です。
彼も頑張っているのですが、少々引け目が有るのか、自分の甘さに気が付いてしまったのか、イマイチ熱くなりきれない部分を感じてしまいます。
「本場の連中と出来るなんてメチャ嬉しいっ!」と、自分を見失う事の出来る人ならこの方向でも有る程度までは行けたかもしれませんが、基本的に謙虚な人なのかな?アチコチに英国人気質のようなものを感じてしまいます。
それでも前作に比べれば『ジャズ・ロック』的な部分は希薄になり『ファンキー・ジャズのアルバム』と呼んでも良いレベルに達していると思います。どちらも嫌いな音楽では有りませんが、個人的にはコチラの方が好みかな。
この時のJohnny Almondの経験は、明らかにMark-Almondのサウンドに投影されています。この辺りが所謂カンタベリー一派との違いを生み出しているんじゃないかと思います。
■ねんきん特別便が来てビツクリしたよ。(Rising / Mark-Almond)
「ねんきん特別便」と言うのをご存知でしょうか?最近判明した公務員の適当さを顕著に表す事件の解決策の一つですね。
つまり「あなたの年金の記録に変な部分があるみたいだから放置すると損をするよ。今なら優しい口調で話を聞いてあげるよ。」って言う通達の郵便ですね。これが今月の初めに私のところへも着ました。
まだ年金を貰うには随分の年数が有ると思っていたのですが、世間では「近々」と判断しているのでしょうか。確かに「10年一昔」と言う言葉とは裏腹に、10年前くらいは「つい最近」と思えてしまう今日この頃ですが、いくら私だってこれから10年以上は払う側ですから。
なんて思いながら封筒を開いてみてビックリ、社会保険庁の記録なんて絶対に信用出来ないと本気で思いました。社会保険庁から送られた記録では、厚生年金の納付した記録がゴッソリと抜けているのです。
これには本当にビックリしました。現実にこんな事が有るのですね。速攻で電話をして、裏帳簿のような記録と照らし合わせてもらい、有る程度は解決したのですが、話を続けているうちに気がついたのは、国民年金の納付の記録にも欠落した部分が有る様なのです。それも、この件については、社会保険庁の方では全くわからないという事で「市の年金課へ行って確認して下さい」と言われてしまいました。
社会的に『大人』と認定されて有る程度の年月が過ぎた皆さん、ねんきん特別便が来なくても一度確認しておいた方が良いかもしれませんよ。
Mark-AlmondとJon Markのアルバムを引き続き聴いています。因みにソフト・セルを聴いた事が無いのでMarc Almondの事も全く知りませんが、困った事は一度も有りません。
Rising
Mark-Almond
![]() | 復活 (2002/12/18) マーク=アーモンド 商品詳細を見る |
彼らのアルバムでは初期の4枚に思い入れが有るのですが、その中でも一番有名で一部では名盤といわれるこのアルバムは、個人的には優先順位で最後になってしまいます。性格がひねくれていますから仕方が無いですよね(笑)。
カンタベリー一派と同様にブリテッシュ・フォークにルーツを持ちながらジャズの影響が強い彼らですが、カンタベリー・ミュージックの中に収められる事が無かったのは、彼ら二人ともが、リアルにブルース、ファンクそしてジャズと関わった後に作られたグループだからでしょう。
Mark-Almondの音楽からカンタベリー・ミュージックのような「Jazzへの憧れ」が感じられないのは、本物と一緒に仕事をしてしまったことからくる劣等感が有るのではないかと思います。
■何度も言っているけどMark-AlmondとMarc Almondは別だよ(笑)。
相変わらず片付けてます。昨夜は久々にCDの詰まった段ボール箱をいじっていました。
でMark-AlmondのCDが固まって出てきたので久々に聴いています。
何度も書いていますが1970年代にアルバムを発表したのがバンド形態をしたMark-Almondと言うデュオで、1980年代以降に注目されたソフト・セルのボーカルMarc Almondとは全く関係が有りません。Marc Almondも可愛そうにMark Almondと誤記される事が多いようですね。
Nightmusic
Mark-Almond
*廃盤のようですね
私の場合『Mark-Almond』と言うと初期の4枚がどうしても頭に浮かぶのですが、それ以降も今聴くと中々のものだったりします。それはJon Markのソロ・アルバムを聴いたからこそ受け入れられるようになったのかもしれません。
このアルバムは1996年に発表されたものですが、実際には『Mark-Almond』の名前で作られた『Jon Mark』のアルバムと言うのが本当の姿だと思います。
アルバムの内側には「ジョン・マークはニュージー・ランドに住んでて、ジョニー・アーモンドはカルフォルニアに住んでいるのが、ちょっとした問題で・・・」とシッカリと言い訳も書いてあります(笑)。
全7曲のうち3曲が1992年にJon Mark名義で発表したHot Nightからの曲ですし他の曲もオーストラリア在住のミュージシャンで作られたそうです。
これははっきり言って、オーストラリアにジョニー・アーモンドが遊びに来た時に面白がってHot Nightのアウトテイクにちょこっとかぶせてみたってのが本音でしょう。
Jon MarkはSong For A Friendの後にNew Ageとか呼ばれるアルバムを何枚か作りながらもThe Lady And The ArtistやHot Nightと言った後期のMark-Almondタイプのアルバムも発表しています。その流れの中の1枚であり『Mark-Almond』ファンへのちょっとしたプレゼントとした位置付けがNightmusicには似合うポジションではないかと思います。
下のアルバムは今ならまだ入手出来るようです。
残念ながら彼らのアルバムは、ほとんど全滅ですねぇ〜。
でMark-AlmondのCDが固まって出てきたので久々に聴いています。
何度も書いていますが1970年代にアルバムを発表したのがバンド形態をしたMark-Almondと言うデュオで、1980年代以降に注目されたソフト・セルのボーカルMarc Almondとは全く関係が有りません。Marc Almondも可愛そうにMark Almondと誤記される事が多いようですね。
Nightmusic
Mark-Almond
![]() | Nightmusic (1996/06/11) Jon Mark、Johnnie Almond 他 商品詳細を見る |
*廃盤のようですね
私の場合『Mark-Almond』と言うと初期の4枚がどうしても頭に浮かぶのですが、それ以降も今聴くと中々のものだったりします。それはJon Markのソロ・アルバムを聴いたからこそ受け入れられるようになったのかもしれません。
このアルバムは1996年に発表されたものですが、実際には『Mark-Almond』の名前で作られた『Jon Mark』のアルバムと言うのが本当の姿だと思います。
アルバムの内側には「ジョン・マークはニュージー・ランドに住んでて、ジョニー・アーモンドはカルフォルニアに住んでいるのが、ちょっとした問題で・・・」とシッカリと言い訳も書いてあります(笑)。
全7曲のうち3曲が1992年にJon Mark名義で発表したHot Nightからの曲ですし他の曲もオーストラリア在住のミュージシャンで作られたそうです。
これははっきり言って、オーストラリアにジョニー・アーモンドが遊びに来た時に面白がってHot Nightのアウトテイクにちょこっとかぶせてみたってのが本音でしょう。
Jon MarkはSong For A Friendの後にNew Ageとか呼ばれるアルバムを何枚か作りながらもThe Lady And The ArtistやHot Nightと言った後期のMark-Almondタイプのアルバムも発表しています。その流れの中の1枚であり『Mark-Almond』ファンへのちょっとしたプレゼントとした位置付けがNightmusicには似合うポジションではないかと思います。
下のアルバムは今ならまだ入手出来るようです。
残念ながら彼らのアルバムは、ほとんど全滅ですねぇ〜。
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■Mark-Almond周辺、若しくはTommy Eyre関連
JAKLIN
Jaklin
01. Rosie
(Traditional Arr. by T. Eyre)
02. Song To Katherine
(Jaklin)
03. Look For Me Baby
(Jaklin)
04. Early in the morning
(Traditional Arr. by T. Eyre)
05. Just Been Left Again
(Jaklin)
06. The Same For You
(A. Korner)
07. I Can’t Go On
(Jaklin)
08. Going Home
(Jaklin)
09. I’m Leaving
(Jaklin)
10. Catfish Blues
(Traditional Arr. by T. Eyre)
Jaklin
Vocal, Lead Guitar
Tommy Eyre
Piano, Organ
Andy Rae
Bass Guitar
John Pearson
Drums
Producer
Douglas Mew
1969
勿論Mark-AlmondやRiff Ruff等で活躍した故Tommy Eyerの参加したアルバムだから買いました(笑)。
残念ながらJaklinの名前は知りませんでしたし、彼名義のアルバムもこれだけのようです。
曲調は、この頃のブリテッシュ・ブルース・ロックの典型の様なパターンで、クリームからあの頃サイケと呼ばれたポップな色合いを抜いたような感じです。つまりエリック・クラプトンが、やりたそうな感じ。
一発取りの形相で、色々と手を入れた形跡は有りませんが、お陰で良い雰囲気が出ていると思います。逆の言い方をすれば、一般的なファンの受け入れを求めるのならクリームの様に間口を広げるべきだったのではないかと思います。
Jaklinのギターは、中々聞かせてくれる部分も有りますが、それほど注目するほどでは無いでしょう。演奏自体では、やはりTommy Eyreのキーボードが、ツボを心得た演奏で盛り上げています。
10曲の内、彼のオリジナルが6曲、Tommy Eyreがアレンジしたトラディショナルが3曲、A. Kornerの曲が1曲となっています。Alexis KornerのThe Same For Youは、1968年に発表したA New Generation Of Bluesに入っているので、それを聴いての事でしょう。JaklinとAlexis Kornerに接点が有るのかわかりません。
■Songs for a Friend - Jon Mark
Songs for a Friend
Jon Mark
Jon MarkとJohnny Almondの二人が中心となって作られた摩訶不思議なMark - Almondは大好きです。このアルバムは片割れであるJon Markのソロ・アルバム。
バンドとソロが同じ様な音楽性を感じさせながらMark - Almondがミンガスの盟友ダニー・リッチモンドを必要とし彼のソロが必要としないのは、このアルバムを聴けば何となく判ると思いますしJohnny Almondが1970年に発表したHollywood Bluesも聴けば、彼らがMark - Almondで求めた、一見中途半端な音楽性が、摩訶不思議な融合の上に微妙な変化をしながらも一つの形として出来上がっている事に気がつくと思います。
でも、そんな事に気がつかなくても美しい音楽なんですけどね。
*20050925を改編分割しました。
■Johnny Almond Music MachineとJAやM&Mは、関係が無い。
Patent Pending
Johnny Almond Music Machine
01. Ensingle (Almond)
02. Before Dawn (Lateef)
03. Voodoo Forest (Almond)
04. Solar Level (Almond)
05. To R.K. (Almond)
06. Reversed For Two Horns (Almond)
07. Pequeno nova (Almond)
08. Tales Of Junior (Almond)
Johnny Almond
(tenor, alto, baritone, flute, alto flute, organ,
vibes, mellotron, bass clarinet)
Roger Sutton
(bass guitar, claves)
Alan White
(drums, congas, cowbell, native drum)
Geoff Condon
(trumpet, flugelhorn)
Johnny Wiggins
(piano, organ)
Jimmy Crawford
(Electric guitar)
Steve Hammond
(Acoustic guitar, Electric guitar)
Deram SML 1043
[1969]
Mark-Almondの片割れであるJohnny Almondが、1969年に発表した1stソロ・アルバム。タイトルを直訳すると「特許審議中」。
一応JAZZの範疇で語られるようだが、もしJAZZだとしたら、正しく「特許審議中」。この頃のBlue Noteなどが推し進めようとしていたSoulやRockなどの他のジャンルからの影響が、極めて強いアルバムだといえると思う。
ただRock側から見れば、JAZZやSoulの影響を受けたタイプのプログレッシヴ・ロックのアルバムだとも言える。
これはドラムのAlan Whiteのせいだろう。Yesのメンバーとして有名な彼は、残念ながらJAZZ的な叩き方をしても結局はJAZZには、なっていない。トニー・ウィリアムスなどに比べると不器用に感じるし技術的にも少々聞き応えの希薄なドラムに感じてしまう。
Yesでのドラムに問題を感じた事は無いしここでも決して悪くは無い。多分こう言うタイプの音楽が彼には合わないのだろう。
しかし彼がこのアルバムで、重要な位置を占めている事も確かな事で、このアルバムがありきたりなファンキー・ジャズにならなかったのは、彼のお陰と言っても良いかもしれない。
Roger Suttonはこれ以降も付き合う仲で、Mark-Almondの初期のメンバーでも有る。彼のベースは地味ながら中々心地良いうねりを感じさせてくれるが、やはりジャズ・ベースとは言い難いスタイルだろう。
そう考えるとこのアルバムの有り方は、音の出し方は違ってもコンセプトがMark-Almondに極めて近いと思っても良いような気がする。Mark-Almondでは、Jon Markの作曲とボーカルが表面的に目立つが、全体的なコンセプトにはJohnny Almondの貢献度が随分有る事が、このアルバムから感じられると思う。
このアルバムの出来方、John Mayallでの二人の演奏、Jon Markの参加したSweet Thursday、それらをミックスした方向にMark-Almondが有ると考えると彼らが作ったMark-Almondという少々掴み所の無いBandが、もう少しだけ理解出来る気がする。
それから、もっとファンキーで本格的なジャズ・アルバムになった彼のセカンドが成功してしまったらと考える時、失礼な話だが売れなくて良かったなんて思うのは、私だけではないかもしれない(笑)。
また、’73以降の彼らからそのアルバムの精度の高さとは裏腹にBandとしてのやる気の無さを感じてしまうのは、Johnny AlmondがMark-Almondの方向に興味を失ってしまったせいなのかもしれない。
■Riff Raffって、つまらない連中とかクズって意味らしい。
Outside Looking In
(Their Unreleased Debut Album)
Riff Raff
01. Outside Looking In
02. The Blind Man
03. Bach B. Minor Prelude
04. Feeling Paranoic
05. Buthelezi
06. So You Want To Be Free
07. Changes
Bonus Tracks :
08. Child Of The Summer
09. For Every Dog
10. Morning
11. The Garden
Tommy Eyre
/ Hammond organ, keyboards, acoustic guitar
Roger Sutton
/ bass, acoustic guitar, vocals
Lana Marshall / vocals
Richie Dalton / saxophones
Martin Ball / guitar
Rob Coombes
/ drums, percussion, acoustic guitar
Joe Peters / 2nd drums
Peter Kirtley / guitars (8 to 11)
Kenny Slade / drums (8 to 11)
Aureo De Souza / drums (8 to 11)
Recorded at Morgan Studios, London 1972
Produced by Riff Raff
いかにもアンダーグラウンドなダサいジャケットの中の4人は、これまた清潔感とは全く関わりの無いような風情をしています。プログレッシブ・ロック・バンドのリフ・ラフです。勿論有る程度の評価は有りますので日本でもマイナーな会社ですが、CDを販売しています。ただ残念ながら国内盤も輸入盤も中々手にし難いバンドでは有ります。そんな訳でプログレ・ファンの間でも無名に近い存在です。
Mark-AlmondのメンバーだったTommy EyreとRoger Suttonが、脱退後に作ったバンドがRiff Raffです。このアルバムは、1972年に録音されながらリリース出来なかった幻の1stアルバムです。正式には1973年にRiff Raffでデビューしますが、その翌年のOriginal Man発表後に解散するので、中々重要な位置に有るアルバムだと思います。
内容は、この頃プログレと言われるジャンルのあらゆるタイプの方法がとられています。器用貧乏と言うのかまとまりは有りません。残念ながら1stを聴いた事が無いので、1年間でどう方向修正したのかわかりませんが、2ndのOriginal Manのまとまりに比べれば、百戦錬磨の連中が集まって行なった能力披露と受け取られても仕方が無いような方向性の無い仕上がりになっています。
Riff Raffの2枚のアルバムを聴くとMark-Almondとの方向性の違いは一目瞭然で、彼らが抜けた理由も分かる気がします。Riff Raffの方が明らかにプログレ然としているのです。これ以降2枚のアルバムの発表で解散してしまうのが、とても残念に思える内容なのですが、オリジナリティの無さと押しの弱さが、やはりバンドとしての活動を阻害したのではと推測の出来るアルバムではないかと思います。
演奏技術に問題は有りませんし曲作りも中々のものが有ります。聴き応えの有る良いアルバムだと言うのが、私の率直な感想です。いわゆるプログレ好きには、Mark-Almondよりもウケる内容だと思います。Riff Raffって、つまらない連中とかクズって意味らしいのですが、全くそんな事は有りません。
■あなたの『ここ』は居心地が良いですか?
Songs For A Friend
[Bird with a broken wing suite]
Jon Mark
01 Signal Hill
02 Joey
03 Ballad Of The Careless Man
04 Someday I'll Build A Boat
05 The Bay
06 Liars Of Love
07 Alone With My Shadow
08 Old People's Homes
09 Carousel
Jon Mark - Guitar, Vocals
Ron Carter – Bass
Victor Feldman – Percussion
Andy Narell - Drums, Guitar (Steel)
Salli Terri – Vocals
Hal Blaine – Drums
Tommy Eyre – Keyboards
Patrick Gleeson – Synthesizer
Larry Knechtel – Bass
Gayle LaVant – Harp
Donald Reinberg – Trumpet
etc
Recorded and produced
by Roy Halee and Jon Mark
Written and composed by Jon Mark
in the fall of 1974
Mark-Almondの片割れJon Markの1975年発表のソロ・アルバムです。『友人のための歌 −翼の折れた鳥 組曲−』日本語でタイトルを付ければ、こんな風になるのでしょうか。そう言えばMark-Almondは、プログレ界のAORとも呼ばれています(笑)。
不思議な雰囲気を持った、極めて私的で内向的なアルバムです。Mark-Almondの『静』の部分を特化したような、フォークのエッセンスにジャズやロックのフレバーを少しだけふりかけて、摩訶不思議な世界を作り出しています。
色々な国をフラフラと旅をした放浪癖の有る彼らしいアルバムだと思います。特定の国や地方の雰囲気も持たず、決して民俗音楽的な香りを感じさせない音楽は、彼がそれらの表皮だけを受け入れずに自分なりに消化した結果でしょう。
歌詞をストレートに受け取れば、このアルバムは人生を旅にたとえ、何度も何度も挫折しながら歩んでいく、ごくごく一般的な人々の描写のように感じます。音楽的にも歌詞的にも人生と言う旅がテーマなのでしょう。
『Life』と言う単語が何度も見受けられますし距離や時間の移動を意味する語句が多く使われています。爽やかに心地良い程度の湿り気を持ち、何処か心を落ち着かせてくれます。
ただ彼が昔から持っている何処か落ち着かない不安感がこちらに伝わってくるために何かしら寂しくも感じてしまいます。
彼の作り出す音楽は、いつも何処かしら旅人の心の揺らぎを感じさせます。彼の旅は心の渇きを癒し安住出来る場所を探す旅だったのでしょう。何処へ行っても心が癒されない限り彼の旅は決して終わったりしないのでしょう。
私は時々、意味も無く不安になり夜中に一人でドライブをする事が有ります。別に何がどうと言う訳ではないのに不安感で心が押しつぶされそうになるのです。居ても立っても居られなくなり行き先も決めず夜中に走るのです。
もしかしたら私の心はここを安住の地と感じていないのかもしれません。ここを安住の地だと感じるのには、もう少し時間が必要なのかもしれません。あなたの『ここ』は居心地が良いですか?
■73 / Mark−Almond
73
Mark‐Almond
[Live]
1.Get Yourself Toghther
2.What Am I Living For
3.The Neighborhood Man
[Studio]
4.Lonely Girl
5.Clowns
(The Drmise Of The European Circus
With No Thanks To Fellini)
6.Home To You
Jon Mark
Lead vocals/Lead guitar/Classical guitar
Johnny Almond
Baritone, Tenor, Alto, Soprano saxophone/
Bass, Alto, and Concert flute/Organ/Vibes/
Electric piano/Backing vocals/Percussion
Danny Richmond
Drums/Timbales/Percussion/Screams/
Whoops and Yells on “Live” side
Geoff Condon
Trumpet/Fluegel Horn/Concert Flute/
Electric piano/Oboe/Clavinet/Percussion
Alun Davies
Second vocals/12string guitar/
Rhythm guitar/Percussion
Wolfgang Melz
Bass guitar/Percussion and Cognac brandy
Bobby Torres
First Percussion/Congo drums/Quika/
Bongos/Timbales and Latin Percussion
Nicky Hopkins
Piano on “Home to You”
Kevin Crossley
Keyboard and Chamberlain on “Clowns”
[1973]
もう何となくここに居るのが辛くなってしまいました。一つのパターンが出来てきたし自信もそれなりについてきました。でもなぜか不安で仕方が無い。逃げ出そうかと思ってた所で見つかってしまいスタジオに押し込まれてしまいました。
アルバムの期限も迫ってるって事で、アルバム半分だけ作る事にしました。Liveはそれなりに面白いと評判だったので、半分はそれをあてる事にしました。で、出来上がったのが半分Live半分Studioの変則的なこのアルバムです。アルバムタイトルは『73』・・・又数字のみの表記かよ、って状態です(笑)。本当に今までまともにアルバムタイトルが付いたのが前作の『RISING』だけですね。
元々実力の有る人達ですから初めてのLive録音はスタジオ録音よりも力強い素晴らしいものになっています。Studioの方も気分が乗らない割にはしっかりとスピーカーの向こう側にいる人を意識した出来上がりになっています。
ちょっと的外れかもしれませんが、前作スタジオでの録音だったWhat Am I Living ForのLive録音であるこのアルバムの収録曲から私は初期のホール&オーツと同じものを感じるのです。そうLiveでの彼らはファンキーと言っても良いほどソウルフルなんです。そしてそれに続く(アナログではSideB)でもそのファンキーな雰囲気が漂っているんです。やはり彼は商業ロックが何たるかを理解してしまったのです。
Sweet Thursday時代の盟友で有るアラン・ディビスとニッキー・ホプキンスも呼び出されました。Live & Studioと言う変則的な作りになった事だけではなく、彼らの中で何がしかの変化が有った事は確かなようです。そして、それらの諸々は彼らをMark-Almondとは別の方向へ意識させているようです。
勿論、私がこの時点で、それらに気が付いた訳では有りませんが。
彼らは自分の心のあやふさと不安定なポジションに漂う事を選び、ここに立ち止まる事を潔しとしなかったのです。AORと呼ばれてもROCKじぁ無くても彼には大した意味では無かったようです。
このアルバムでマーク=アーモンドは一度幕を下ろします。ツアー中にジョンが指を切断するという大怪我した為だそうです。でも私はそれが全ての原因だとは信じてはいません(笑)。彼は何とか無事に逃げ出す事に成功したのです。一本筋の通った確固たる意識を持って・・・なんて彼にはどうでも良い事のようです。ずっとあやふやで行こうって事を、このアルバムの最後の曲でしっかりと予告していますから。(違訳御免)
[Home To You]
私はアメリカに来る為に
イギリスの家を出てきました。
もっと良い生活を求めて来たけれど、
払うべき代償も大きかったのです。
私は毎日美しい女性と
ワインを飲んで暮らしています。
私はとても大切なものを失いました。
私のこの悲しい歌を聴いて下さい。
私はあまりにも長い間、
ツアーに出ていました。
だから今は、あなたのいる家に帰りたいのです。
私はニューオーリンズで
或る女性と暮らしだしました。
でも毎日君に電話はしていたでしょ。
私はずっとツアーで、
そしてあなたはずっと家で待っていた。
そうしなければならない事を
あなたも知っていたはずだよね。
毎晩ライヴの生活だけど、
僕が大丈夫な事は知っているよね。
でも本当はこんな事は
飽き飽きしているんだ。
みんなの為にこの歌を歌います。
旅に出た事の無い人たちの為に。
心が正常じぁ無い時の
愛なんて本当じぁ無し
そしてベッドが有れば
何処でも自宅同然の事。
だけど本当は
たった一人いれば良いだけなんだ。
今の状態を理解してくれる彼女が。
これ以降も休みながらですがジョン・マークは、個人名義とマーク=アーモンドの名義で何枚かのアルバムを出します。ジョニー・アーモンドはマーク=アーモンドとして時々活動しながらもJAZZの世界へ戻ったようです。新人のJAZZ BANDのHPで、彼への惜しみない感謝の言葉が出てきたりしましたので、育成の方に力を入れているのかも知れません。
Mark-Almondとしては、これ以降が一般的に評価が高いようです(笑)。特にOther Peoples Roomsというアルバムが、とても評価の高いAOR(爆笑)の名盤として語られる事が多いようです。この路線で年一で何枚かアルバムを出していれば、随分お金持ちになれたかもしれません。
しかし、ジョン・マークは世界をふらふらと漂う事を選びました。そして今も何処かを漂いながら気分良い時やお金に困った時(推測)にアルバムを発表しているようです。
■Sweet Thursday
Sweet Thursday
Sweet Thursday
[1969]
1.Dealer
2.Jenny
3.Laughed At Him
4.Cobwebs
5.Rescue Me
6.Molly
7.Sweet Francesca
8.Side of the Road
9.Gilbert Street
Alun Davies
Guitar/Vocal
Jon Mark
Guitar/Vocal
Nicky Hopkins
Keyboards
Harvey Burns
Percussion, Drums
Brian Odgers
Bass, Wind, Woodwind
ジョン・マークがマーク=アーモンドを結成する前に参加していたグループがSweet Thursdayです。マーク=アーモンドと深くかかわっているグループと言う事は、アルバムのライナーノートなどで知っていました。しかし日本でアルバムが出た事も知らず、気が付いた時には廃盤になっていました(笑)。今では外盤も手に入らないのかな?
メンバーの中で一番有名なのはストーンズ、キンクスなどのアルバムへも参加した人気セッション・プレイヤーのニッキー・ホプキンスだと思います。
その他のメンバーは現在の主人公(笑)のジョン・マーク。
ギターのアラン・デイビスは、ジョンとデュオでの活動の経験も有り解散後キャット・スティーブンスと活動する事になります。
ベースのブライアン・オーガースはアル・スチュワートやバン・モリソン等と活動します。
パーカッションのハービー・バーンズもそれらに近いフォーク系の方らしいです。
まだ、ここにはジョニー・アーモンドは参加していません。
そう言うわけで出来上がったアルバムはフォークの意識がとても強いアルバムだと思いました。でも何処かウズウズとしている部分が感じられるんです。これがジョン・マーク個人から出ているものなのか、他のメンバーも同じ様に感じているのか良くわからないのですが「ここで止まっててはいけない」と言う様な意識がアルバムのあちこちから感じられます。演奏的には、それら彼らのもどかしさをN・ホプキンスが一人で引き受けてしまっているような感じがします。この時点で自分達のイメージを形に出来たのは彼一人だったのかも知れません。
意識的には、プロデュースもこなしたハービー・バーンズも9曲中5曲を作ったジョンも他のメンバーも気づき始めているようには感じます。形になりきれないもどかしさと欲求不満が溢れる事も出来ない中途半端な感覚が、逆に私にとって魅力になっています。
このあと、このアルバム一枚で分裂した彼らは各々の道に分かれていきます。ジョンは有名な英国ブルース・プレイヤーのジョン・メイオールのアルバムでの参加時にジャズ畑のジョニー・アーモンドと出会い、意気投合します。私個人の意見としてはジョンの一方的な惚れこみのような感じがしますが(笑)。
そしてSweet Thursdayへの意識を引きずったままジョン・メイオールのアルバムで実験を行ない、マーク=アーモンドの結成と言う事になります。この時に他のメンバーと、もう一度一緒に演奏する約束をしたかどうかわかりませんが、この時のメンバーとの関係は後々までずっと続く事になります。









