■ JAZZ [Blue Note]
■バオリン、ギコギコ (Phantazia - Noel Pointer)
先日書いたノエル・ポインターのアルバムに関して何もデータ的なものが無かったので、書いておきます。
Phantazia - Noel Pointer
(Blue Note BN-LA 736-H)
1. Phantazia
2. Night Song
3. Living for the City
4. Rainstorm
5. Wayfaring Stranger
6. Mirabella
7. Fiddler on the Roof
01. Phantazia
Noel Pointer (el-vln, vln) Dave Grusin (el-p, syn, arr) Will Lee (el-b) Steve Gadd (d) Ralph MacDonald (per) Ian Underwood (syn) overdubbed on Camp Columby Studio, New City, NY & Kendun Recorders, Los Angeles, CA, January 12, February, 1977
02. Night Song
03. Living For The City
05. Wayfaring Stranger
06. Mirabelle
Noel Pointer (el-vln, vln) Dave Grusin (el-p, syn, arr) Earl Klugh (ac-g -1,2,4) Francisco Centeno (el-b -1,2,4) Steve Gadd (d -1,2,4) Ralph MacDonald (per -1,2,4) Gene Cipriano, John Lowe, Justin Gordon, Bud Shank, Tom Scott (woodwinds) overdubbed on (-1) Gerald Vinci, Jacob Krachmalnick, David Frisina, Marshall Sosson, Karen Jones, Sheldon Sanov, Bernard Kundell, Constance Pressman, David Montagu, Kathleen Lenski, Allan Harshman, Pamela Goldsmith, Edgar Lustgarten, Frederick Seykora (strings) overdubbed on (-1,3) Ian Underwood (syn) overdubbed on (-4) Camp Columby Studio, New City, NY & Kendun Recorders, Los Angeles, CA, January 10, February, 1977
04. Rainstorm
07. Fiddler On The Roof
Dave Valentin (fl -1) Noel Pointer (el-vln, vln) Dave Grusin (el-p, syn, arr) Lee Ritenour, John Tropea (el-g -2) Will Lee (el-b) Steve Gadd (d) Ralph MacDonald (per) Gene Cipriano, John Lowe, Justin Gordon, Bud Shank, Tom Scott (woodwinds)
overdubbed on, Gerald Vinci, Jacob Krachmalnick, David Frisina, Marshall Sosson, Karen Jones, Sheldon Sanov, Bernard Kundell, Constance Pressman, David Montagu, Kathleen Lenski, Allan Harshman, Pamela Goldsmith, Edgar Lustgarten, Frederick Seykora (strings) overdubbed on (-1) Ian Underwood (syn) overdubbed on (-2) Camp Columby Studio, New City, NY & Kendun Recorders, Los Angeles, CA, January 11, February, 1977
まぁこんな事くらいですが、無いよりはましかな(笑)。
■迷惑メールで、迷惑Blogで、迷惑書き込みかよっ。(Phantazia - Noel Pointer)
Mixiに「迷惑Blogが急増」と言う記事が有りました。スパム等の迷惑メールと同様に人を誘導する迷惑なBlogだそうで「多くが話題の検索キーワードを並べてあり、検索時に上位に来るようになっている。」だそうです。これに似たようなものを私も最近経験しました。
Noel Pointer--Fiddler On The Roof
*記事とは全く関係有りません。
私のBlogへの書き込みなのですが、全く記事も読まずに、他のBlogへ誘導する書き込みをされたのです。
自分のBlogへの誘導は有りがちなのですが、この書き込みは誘導先が書き込んだ人間のBlogではないのです。
誘導先の人間の指示なのか、その関係者の指示なのか、それとも書き込んだ人間が勝手にやった事なのか、私には全く理解できないのですが、どっちにしろとても危険な要素を含んでいる行為だと思います。
下が書き込まれた文章です。
Mizrock ペッパー警部♪
はじめまして。僕は、Mizrock
さんという女性ポップロック・
シンガーの方を応援するサイトを
運営しているJ(じぇい)という
者ですが、実は今回の3rd
シングルでピンクレディーさんの
ペッパー警部をジャジーにカバー
しているので、よろしければ
YouTubeなどで試聴してみて
ください。ちなみに、彼女は
ユニバーサル所属でアメブロも
やっています。
Mizrock公式ブログ
ttp://ameblo.jp/■mizrock/
Mizrock ペッパー警部 PV
ttp://jp.youtube.com/watch?v=G■CIuM7_t3w
2008-07-23 水 08:30:22 /URL /J(じぇい) /編集
(httpを一部削除して有ります。)
この無駄に行を取る書き方にも気分を害しましたが(笑)、明らかな宣伝行為、誘導行為には本当に気分が悪かったです。
自分のBlogを呼んでもらいたいと言う行為での書き込みは当たり前だと思います。それでも記事とは関係の無い事を書き込む事に失礼を感じて、記事に少しでも触れておこうと言うのが一般的だと思います。
しかし、彼(彼女)の行った行為は、それとは全く違う次元の行為なのです。
自分のBlogやHPへの誘導ならそれほど何度も同様の書き込みは無いと思いますが、誰かが沢山の人間に指示して行うと、スパム同様の状態になる可能性が有るのです。
この迷惑行為に関して、書き込んだ人と誘導先に「迷惑行為です。」と書き込みました。誘導先のアメブロのブログは、速攻で削除されてしまいました。自分には全く関係無いと言う立場でいるつもりのようですね。
また、アメブロとFC2にもこの迷惑行為に関しての質問メールを出しました。
アメブロはすぐに返事のメールをくれましたが「書き込んだのがFC2のBlogの持ち主なので、関係が無い。自分の書き込み設定でどうにかしろ」と言う内容でした。日本語での書き込みですし、私の言っているのは誘導行為自体なのですが、理解出来ないようですね。
「オレオレ詐欺」の銀行の初期の対応に極めて似ている対応だと思います。
FC2からは今現在まで、回答は有りません。
Netの世界では当たり前の出来事なのかもしれませんが、私のような年寄りには、腹立たしくも可哀相な出来事です。便利で楽しいNetの悲しい側面ですよね。
後日、彼からこんな書き込みの謝罪が有った事も加えておきます。
失礼致しました…。
falsoさん、コメントありがとう
ございました。そして、失礼の
段、お詫び申し上げます。
確かにご指摘の通り、記事も
読まず、そしてジャズに関する
知識もないくせに不躾なお願いを
してしまったこと、スパムと
言われても致し方ありません。
とても勉強になりました…。
もはや、Mizrockさんの音楽を
聴いて下さいとは申し上げ
ませんが、早速falsoさんの
デジカメの記事を読ませて頂き
ました。…が、カメラに詳しく
ないので、サイバーショットと言
えば、Docomoの携帯の機種にも
同様のものがあったかな…くらい
しか思い浮かばず…スミマセン。
今回は、僕の無礼なコメントの
せいでこんな触れ合い(?)に
なってしまいましたが、今後も
ブログの運営、頑張って下さい。
それでは、失礼致します。
2008-07-24 木 07:14:56 /URL /J(じぇい) /編集
「ブログの運営」かぁ。その言葉自体が、私のBlogへのイメージと違うんだよなぁ(笑)。
Noel Pointer - Night Song
Fusionと言うジャンルには、あまり好意的では有りませんが、それが流行した時代を通過してきたのも現実です。思いで深いアルバムや曲も有ります。
ジャズ、ロックでのバイオリンに関しては、どちらかと言うと好意的なスタンスなのです。
Phantazia - Noel Pointer
ノエル・ポインターはフュージョンの流行により成功した人物の一人ではないかと思います。
また、その内容も大量生産されたそれとは違って、極めて良心的な内容で、中々聴き応えの有るアルバムだと思います。
時折、笑えてしまうようなフレーズが出てくるのも事実。でもこれって彼よりもサポートのメンバーのせいなんじゃないのかな。
それから、このアルバムはBlue Noteなのですが、あくまでもBlue Noteから発売されたと言うだけで、決してBlue Noteのそれとは違いますので、勘違いしないで下さい(なんて、書いても良いのかなぁ/笑)。
■庭のオマケ (Genius of Modem Music - Thelonious Monk)
夜中のサッカーが無いので体調が良いです(笑)。もう少し庭のハーブなどを(芋虫じゃないから安心だね/笑)。
ブルーベリーは1本では実が出来ないと聞いた事が有ります。裏の家に大きなブルーベリーの樹が有ります。家の西側に有って全く手入れがされていないのですが、多分コレのお陰でしょう、うちの小さなブルーベリーの樹に小さなブルーベリーの実が付きます。

今年3種類のローズマリーを買ってきました。今有る大きなのも買ってきた時はコレくらいだったと思います。成長にある程度の差は有りますが、これらも元気に育ってくれそうです。ハーブ系は丈夫だから放置式飼育法(そんなの有る?)の私にはピッタリです。

以前から有るローズマリーは次々に(一斉にではないのです)花が咲き、種がつきました。まだローズマリーを種から育てた事が無いので興味は有るのですが、面倒な事は苦手なので・・・(苦笑)。
一緒に買ったヤロウと言うハーブは既にワサワサとしています。今まで使ったことが無いので興味が有るのですが、これだけ勢いよくワサワサしてくるとこれを収穫するタイミングが(笑)。



いくつかの種類のミントを持っているのですが、これが一番使いようが無いです。そのくせして増える増える(笑)。地面に植える事の危険性は近所のおばさんに教えてもらったのですが、まさか鉢植えの下から根が伸びて、そこから地面に増えていくとは思ってもいませんでした。ミントを持っている皆さんもたまに鉢の下を確認してみて下さい。危険が迫っているかもしれませんよ(笑)。
大葉とも呼ばれる紫蘇も増えて困る部類です。ただ根の部分が弱いので簡単に駆逐出来てしまいます。
私の住んでいる地域では「シソ」と発音しません。発音しているつもりなのかもしれませんが「チソ」と聞こえてきます。因みに「アオジソ」と「アカジソ」と発音する事は出来ていると思いますが、もしかしたら「アオヂソ」「アカヂソ」と発音しているのかもしれません。


苺も強いですね。親父が去年プランターに植えて放置しておいたものが地面まで延びていき、隣との間が苺畑になってしまいました。今年も多くは有りませんが収穫できました。来年も収穫できたら本物でしょう(笑)。
やたらと植えて放置する親父と、手を入れないでも育つものを好む私ですから神経を使うものなど作る事など出来ません。
それなのに良く「バラの花は手入れしないと育たないでしょ?」と言われます。しかし親父が手入れをしている所など見た事も無いですし、口に入れる事の出来ないものには手を出さない私が手入れをする訳がありません。
はっきり言います。美しいバラの花を咲かそうと思ったら手入れが必要でしょうが、手入れをしなくてもバラの花くらい咲きます。


Genius of Modem Music, Vol. 1
Thelonious Monk
Genius of Modem Music, Vol. 2
Thelonious Monk
昨日に引き続いてThelonious Monkです。上で2枚紹介していますが、この頃のMonkを2枚続けて聴くのは、個人的にチト辛いのです。てな訳で実際には2の方しか聴いていません。
何て言えばいいんだろう。彼の考える遊び心と私の求める遊び心とのギャップって感じかな。決して悪くは無いのですが1枚でゲップです。CDだと思ってこれだけ沢山詰め込まれると余計にね(笑)。
私は気分で音楽を聴くので、こんなもんです。
■ネコは冷蔵庫の上から降ってくるもの(Idle Moments / Grant Green)
2匹目のネコMintが我が家に来て、もう5ヶ月が過ぎようとしています。随分大きくなりましたし、不細工顔には貫禄すらついてきました。Jazzminの御人好しさを利用して、態度も堂々としたものです。
オマケに人当たりが良く、甘えた声で鳴くので得をしています。メスとは思えない顔と相まって「不憫なやつだなぁ〜」と、ついつい甘やかせてしまうんです(笑)。

ただ、愛想を振りまこうとして、オーバー・アクション気味の部分が有ります。お気に入りの冷蔵庫の上で体をクネクネとさせ過ぎて、今までに3回ほど上から降ってきています。コッチは血相を変えて受け止めるのですが、今日もコッチを見るとクネクネと始めたので、もう何度かは降ってくるのを覚悟しなきゃならないでしょうね(笑)。
Idle Moments
Grant Green
![]() | Idle Moments (1999/04/20) Grant Green 商品詳細を見る |
ジャズ・ギターが、あまり得意ではないのです。・・・確かジャズ・ボーカルやピアノ・トリオの時にも同じような事を言っていました。まぁ結局は無節操に何でも聴いていながらも聴く枚数の少ないものを『得意ではない』と言っているだけの事なんですけどね(笑)。
そんな訳で割合良く聴くBlue Noteでもギタリスト名義のアルバムの聴いた枚数は極端に少ないと思います。
それでもGrant GreenのIdle Momentsは何故か良く聴きます。割合長い曲が多く、それでいて全体的にバランスが良く取れていて、心地良い緊張感を味あわせてくれるからなのかな。
■セクシー・ジャケットかネコ・ジャケットの特集にでも
Midnight Creeper
Lou Donaldson

1.MIDNIGHT CREEPER
2.LOVE POWER
3.ELIZABETH
4.BAG OF JEWELS
5.DAPPER DAN
LOU DONALDSON:as
BLUE MITCHELL:tp
GEORGE BENSON:g
LONNIE SMITH:org
LEO MORRIS:ds
1968
BN 4280
軽快でファンキーなジャズ・ロック。ファンキーなソウル・ジャズなのかも(笑)。ただソロ・パートになってもあまりジャズを感じさせてもらえないし、ジャズの血は極めて薄いと思って良いと思う。考え方によっては究極のジャズの進化なのかもしれないが、個人的には心地良いBGMのレベルに達してしまったように感じる。メンバー的には何の不足も感じないのに、何かしら勿体無い気がします。
そんな訳で、個人的には中々好意的に受け取れないので、セクシー・ジャケットかネコ・ジャケットの特集にでも使おうかと思っていましたが、やっぱりBlue NoteはBlue Noteですから。たとえライオンさんがお昼寝で、オオカミさんがお仕事をこなしていても良い時はメチャ良いしね。
Midnight Creeper / Lou Donaldson
■ぽっぽっぽー、サドぽっぽー
The Magnificent Thad Jones
(Blue Note 1527)
Thad Jones
1. April in Paris
2. Billie-Doo
3. If I Love Again
4. If Someone Had Told Me
5. Thedia
Thad Jones, Trumpet
Billy Mitchell, Tenor Sax
Barry Harris, Piano
Percy Heath, Bass
Max Roach, Drums
1956
サド・ジョーンズがBlue Noteへ1956年に録音した「鳩ぽっぽ」のジャケットで有名なアルバム。アルバム・タイトルを「素晴らしきサド・ジョーンズ」とアルフレッド・ライオンに名付けさせた演奏が、ここに収められている。
トランペッターのサド・ジョーンズは、ピアノのハンク・ジョーンズを兄にもち、ドラムのエルビン・ジョーンズを弟にもつ。この兄弟、きっと血管に血と一緒にJazzが流れているんだろうな。
「鳩のサド・ジョーンズ」と呼ばれるジャケットながら彼と鳩との間には、微妙な距離感が有る。鳩は彼から一定の距離をおいて、それ以上近づこうとはしていない。サド・ジョーンズ自身も目を瞑って煙草をくゆらせている。お互いがその存在を認識しながらも、必要以上の関係を拒否しているような不思議な空間だ。
全5曲が5分以上有りThediaに至っては10分を越す、比較的自由に演奏させてもらったアルバムだと言えるだろう。2管にはなっているが、あくまでもサドのトランペットをメインにした個人名のアルバムらしい出来になっている。
1曲目に彼自身の演奏で有名になったApril in Parisを持ってきている。1955年にカウント・ベイシーでの録音で録音され大ヒットした曲は、1956年ではリバイバルと言うには早過ぎる再演だ。彼自身のトランペッターとしてだけではなく、アレンジャーとしての自信の表れだろう。
全体的に緩やかに進む演奏は、サドのトラッペットに導かれて独特の世界を作り出している。彼のトランペットは周囲の演奏との融合を多少拒否しているようにも感じる。何処かしら「孤高」とか「孤独」の言葉が頭に浮かんでくる。
安易で馴れ馴れしい人間関係を否定しているようにも感じてしまう涼やかな空間は、個人的には極めて心地良い音世界を作り出している。何故ここまで冷静な演奏が出来るのか不思議なくらいだ。
緩やかに、そして丁寧に紡ぎ出された音。鳩と一緒に写りながらも何処かしら一人ぼっちを連想させる関係の希薄な距離。
そう言えばブラウニーが亡くなって1カ月と経っていない7月14日にこのアルバムは録音されたのだった。
■私のCool Struttin’は音が悪い。
Cool Struttin’
Sonny Clark
*あれっ?これ6曲は入ってるぞ。
01. Cool Struttin’
02. Blue Minor
03. Sippin’ at Bells
04. Deep Night
05.Royal Flush *
06.Lover *
Sonny Clark
Piano
Art Farmer
Tp
Jackie McLean
Alto Sax
Paul Chambers
Bass
’Philly’ Joe Jones
Drums
1958.01.05
BN 1588
日本ではJAZZの定番、若しくはJAZZの名盤としてもてはやされるSonny ClarkのCool Struttin’だが、本国アメリカでは日本ほどの評価は得ていないようだ。その為に「アメリカでは人気が無く、日本で評価される不思議なアルバム」などと良く言われる事になる。ただ勘違いしてはいけないのは、それほど評価が低い訳ではなく「日本程ではない」と言う事なのだ。
USデジタル・ドリーム・ドア社(どの程度権威が有るのかは知らない)が選出した「歴代の最も素晴らしいジャス・アルバムのトップ100」で、Cool Struttin’は57位に選ばれている。今まで発表された数多有るアルバムの中で57位に選ばれているのに、それでも評価が低いと言うのなら何位くらいに有れば納得してもらえるのだろう。
結局は音楽を聴く行為など個人の趣味の世界なのだ。Blue Noteと言う小さなレコード会社が初期に出したアルバムが、現在でも聴かれている事自体が驚愕すべき事実なのだ。
日本人はJAZZを愛するばかりに自己評価を相手に押し付けようとする悪癖が有る。「アメリカでは評価が低い」と苦言するのは、その表れの一つだろう。自分が好きか嫌いかで話せばスッキリする事なのに残念な性格だ。
アルバムの内容に関しては、どう触れて良いのか困る部分が有る(笑)。それほど好かれているアルバムで「Jazzが好き」と言う日本人の半分は、耳にした事の有るアルバムだろう。
とてもバランスのとれた「典型的」と言う言葉をアルバムにしてしまったようなものだろう。「バップ」だとか「ファンキー」だとか「ブルース・コード」だとかの言葉を知らなくても、誰が聴いても「ジャズ」でしかない演奏が詰まっている。
それぞれのソロの出方もバックでの演奏もシッカリと練習され計算された上でのものだと想像できる。お互いの音への反応が極めて良いかわりに少々乱雑に受け答えている。お互いの事を良く知っているからこそ出てくる雰囲気がアルバム全体に漂っている。それが多少こぢんまりとはしているが、風通しの良い聴いていて心地良いものに仕上がらせたのだろう。
色々な人が色々な楽しみ方でジャズを演奏し、色々な人が色々な楽しみ方でジャズを聴く。
昔に比べてアルバムの値段も随分安くなったし情報も様々な形で手に入れる事が出来る。
久しぶりに真面目に聴いた私の持っているCool Struttin’のCDは随分音が悪いし、今販売されているアルバムは6曲になっているし、この際だから買いなおそうかな。
■ケニー・ドーハムを使って、ケニー・バレルを誉める?(笑)。
Round Midnight At The Café Bohemia
Kenny Dorham
1. Monaco
2. 'Round About Midnight
3.Mexico City
4. A Night in Tunisia
5. Autumn in New York
6. Hill's Edge
The Complete
'Round About Midnight at the Cafe Bohemia
[Original recording remastered]
Disc 1
1.K.D.'s Blues [Alternate Take]
2.Autumn in New York
3.Monaco [Alternate Take]
4.N.Y. Theme
5.K.D.'s Blues
6.Hill's Edge
7.Night in Tunisia
8.Who Cares? [Alternate Take]
9.Royal Roost
Disc 2
1.Mexico City
2.'Round About Midnight
3.Monaco
4.Who Cares?
5.My Heart Stood Still
6.Riffin'
7.Mexico City [Alternate Take]
8.Prophet
Kenny Dorham (tp)
J.R.Monterose (ts)
Bobby Timmons (p)
Sam Jones (b)
Arthur Degehill (ds)
Kenny Burrell (g)
1956.05.31
BN 1524
Kenny Dorhamを中心としたJAZZ PROPHETSと言うグループが有りました。メンバーは、Kenny Dorham (tp), J.R. Monterose (ts), Dick Katz (p), Sam Jones (b), Arthur Edgehill (ds)の5人。1956年の4月にBNではないレーベルでアルバム・デビューをしています。
それから約2ヵ月後の5月31日にBlue NoteにLiveで録音されたアルバムはKenny Dorham個人の名義で発表されました。
大きな変更はピアニストがBobby Timmonsに変わった事、そしてLiveの途中からギタリストKenny Burrellが演奏に参加する事です。
恥ずかしながらJAZZ PROPHETSのアルバムを聴いていないので、その内容の比べようがないのですが、Kenny Dorham & JAZZ PROPHETSではなく、Kenny Dorhamでの発表になったのは、Blue Noteとして他社で発表した2ヶ月前のアルバムとの違いを明確にしたかったのではないでしょうか。
それはギタリストKenny Burrellが演奏に参加する事によって、演奏が大きく変化する事を意味しているのだと思います。
このアルバムが録音された日は4回の演奏が有ったそうです。その中で最初のステージだけはKenny Burrellがいない形で演奏され、残りはすべて彼の参加した形での演奏でした。
そしてBN1524として発表されたアルバムはJ.R. MonteroseとKenny Burrellが抜けた1ホーンのAutumn in New York以外は全てKenny Burrellの参加したもので占められているのです。
Complete盤の1曲目の最後でメンバーの紹介がされていますが、そこにはKenny Burrellの姿は有りません。曲も4曲目までは、彼の参加の無いものになっています。
5曲目からKenny Burrellが参加したものになるのですが、スウィング感が全く違っています。それまでの演奏はゆったりとしたもので、それなりに心地良いものなのですが、彼が参加した事によって全体のシャープさやメンバーの一体感が生まれてきています。
聴く側の意識をステージへ向けさせる力強さが加わった演奏は、演奏のスピードの変化にも表れてきます。一本調子気味だった演奏が様々な流れを持つようになり、それぞれのソロにも色気が出てきたように感じます。
「迫力」「トリッキー」「テクニシャン」などの言葉とは遠い位置に有るようなKenny Dorhamのトランペットにも自己主張が感じられるようになり、Bobby Timmonsのノリやアタックも良くなっていると思います。
個人的にはComplete盤のDisc2になってからの演奏が特に好みです。Kenny Dorhamはリーダーらしい演奏を聴かせてくれますし、メンバー全員がそれぞれの演奏を意識しながらは勿論の事、聴いている人の事にも意識がいっているような面白いフレーズがアチコチで聞けるバラエティにとんだ演奏は、目の前のグラスを持ち上げる事を忘れさせるような、隅々にまで気持ちの行き渡った中々の演奏ではないかと思います。
'Round About Midnightなんて、ありきたりな突出した部分の無い演奏かも知れませんが、7分以上酔わせてくれる酒要らずの心地良さですし、それ以降も心地良さはアルバムの最後までずっと続いてくれます。
■Blue Noteは、いつだって「たかだかJAZZぢゃん」
Orgy in Rhythm
Art Blakey
Orgy in Rhythm Vol.1
BN1554
01. Buhaina Chant
02. Ya Ya
03. Toffi
04. Split Skins
Orgy in Rhythm Vol.2
BN1555
01. Amuck
02. Elephant Walk
03. Come Out And Meet Me Tonight
04. Abdllah's Delight
Art Blakey; Drums and Vocal on Vol.1-3
Sabu Martinez; Bongo, Timbales
and Vocal on Vol.1-1, Vol.2-2,3
Art Taylor; Drums
Jo Jones; Drums and Tympani
"Specs" Wright; Drums and Tympani
"Patato" Valdez; Congas
Jose Valiente; Congas
Ubaldo Nieto; Timbales
Evilio Quintero; Cencerro, Maracas and Tree log
Herbie Mann; Flute
Ray Bryant; Piano
Wendell Marshall; Bass
March 7, 1957
アルフレッド・ライオンとアート・ブレイキーが、構成に3年の歳月を費やし連番2枚と言う形で、大々的に売り出したにもかかわらず、「ライオンの狂気」と酷評されたアルバムです。10年後の1967年に発表してもまともに評価はされなかったでしょう。
1970年代に入れば、音楽に対して柔軟な受け入れ方の出来るRockファンにはウケたかも知れません。しかし2000年も十分に廻った今でも「Jazz命」の人には受け入れる事の出来ないアルバムの様な気がします。
Blue Noteに変な幻想を抱いている人には絶対に無理だろうな(笑)。
1950年代も半ばになる前にライオンとブレイキーはジャズの硬直化に不安を抱いていたのではないかと思えるほど、ここで繰り広げられる音楽は自由に満ちています。
白人の奴隷としてアフリカから南米に渡り北米へと流れてきた黒人たちが作り出した大衆音楽のミクスチャーとしてのジャズの有り方が「ジャズ」と言う名の固定されたジャンルに留まる事への不安を砕くような激しいうねりが2枚のアルバムから溢れ出ようとしています。
普通のカッコイイJazzは、ここには無いかもしれませんが、めちゃくちゃカッコイイ音楽が、ここに存在します。
■数字で見るBN1500番代−3
手抜きの書き込みが続いていますが、もう一回くらい許されるでしょう(多分・・・)。
個人名義別発売数順位
1位 Jimmy Smith 13枚と断トツの1位です。1500番代にオルガニストのアルバムは彼のものしか存在しません。
Miles Davisが彼の事を「世界で八番目の奇跡」と言ったのはその技術だけではなく、これほどのめり込むアルフレッド・ライオンに対してのサービスも有ったのではと思うのは、私の考え過ぎかも知れません。
BNに対しては肯定的にも否定的にも様々な言葉で、その存在の仕方が表現されますが、Jimmy Smithのアルバムの多さやArt Blakeyとのリズムをテーマにした諸作品やファンキーなアルバム群を考えると、やはり一般的な『JAZZ』の一言では言い表せないレーベルの様な気がします。
しかし『JAZZの代表的なレーベル』の様な扱いがされやすいのは何故でしょうね。因みに「Blue Note好き」と言いながら「オルガン・ジャズは聴かない」と言う人を私は知っています(笑)。
2位 Lee Morgan, Hank Mobley 6枚のアルバムを出している二人はBlue Noteで育てられたと言っても良いような気がします。彼らだけでは有りませんが、Blue Noteは新鮮な響きを感じるものが多く有りながら、何処かしら深さで満足出来なく思える部分も有ったりします。勿論個人的な意見ですからJazzに詳しい方に全面的に否定されてしまうかもしれませんが。
4位 Horace Silver 彼の場合Art Blakeyとの双頭Bandを含めると7枚となって、一躍2位となります。彼はBlue Noteへの貢献度が高いピアニストですから、この枚数は当たり前の出来事かもしれませんが、何故それほど好かれたのかを考えた時、やはり彼の持つラテン的なリズムを伴ったノリにアルフレッド・ライオンの心が共鳴したと言う事でしょうか。
5位 Lou Donaldson 5枚の自己名義のアルバムを発表した彼とBlue Noteは、5000番代からの長い付き合いですが、私の中では未だにBirdlandでブラウニーと丁々発止のバトルを繰り広げた彼とファンキーでソウルフルな彼とが、うまく混ざり合いません。どちらの彼も好きですが、それでもA Night At Birdland with Art Blakey Quintetでの彼は、私にとって特別なLou Donaldsonです。
と、一応5位まではコメント付きにしました。あまり書くと個々に書く時のネタが無くなるので(笑)、後は名前と枚数だけにしておきます。
6位 Art Blakey 4枚が彼の名義です。Horace Silverとの双頭名義を含めると6枚になります。
7位 Sonny Clark 4枚のアルバムを彼の名義で出していますが、後に発表されたBN1952を含めると5枚になります。
8位 Bud Powell, Kenny Burrell 二人とも4枚のアルバムを発表しています。
10位 3枚のアルバムを発表したのは下記の6名です。
Thad Jones, Jutta Hipp, Johnny Griffin, Sonny Rollins, Curtis Fuller, Paul Chambears
16位 Cliff Jordan 2枚の自己名義と1枚のJohn Gilmoreとの双頭アルバムを発表しています。
17位 Miles Davis 1500番台のトップを飾る2枚のアルバムを彼名義のアルバムとして2枚と判断しましたが、逸話として有名なBN1595を含めると3枚になりますね。でも2枚で計算しました(笑)。
16位 1500番代に2枚の自己名義を録音した人も6人います。
Kenny Dorham, Louis Smith, Fats Navarro, Thelonious Monk, Jay Jay Johnson, Bennie Green
「あれっ?あの人の名前が出てこない」と思う時は、1500番代に1枚のアルバムしか無いと判断して下さい。
4000番代も色々なタイプのアルバムが有って、色々と数えて見ると面白そうですが、内容が薄いわりに手間がかかる作業なので、当分は書かないだろうと思って下さい(笑)。少しずつ数えてはいきます。
Miles Davisが彼の事を「世界で八番目の奇跡」と言ったのはその技術だけではなく、これほどのめり込むアルフレッド・ライオンに対してのサービスも有ったのではと思うのは、私の考え過ぎかも知れません。
BNに対しては肯定的にも否定的にも様々な言葉で、その存在の仕方が表現されますが、Jimmy Smithのアルバムの多さやArt Blakeyとのリズムをテーマにした諸作品やファンキーなアルバム群を考えると、やはり一般的な『JAZZ』の一言では言い表せないレーベルの様な気がします。
しかし『JAZZの代表的なレーベル』の様な扱いがされやすいのは何故でしょうね。因みに「Blue Note好き」と言いながら「オルガン・ジャズは聴かない」と言う人を私は知っています(笑)。
と、一応5位まではコメント付きにしました。あまり書くと個々に書く時のネタが無くなるので(笑)、後は名前と枚数だけにしておきます。
Thad Jones, Jutta Hipp, Johnny Griffin, Sonny Rollins, Curtis Fuller, Paul Chambears
Kenny Dorham, Louis Smith, Fats Navarro, Thelonious Monk, Jay Jay Johnson, Bennie Green
「あれっ?あの人の名前が出てこない」と思う時は、1500番代に1枚のアルバムしか無いと判断して下さい。
4000番代も色々なタイプのアルバムが有って、色々と数えて見ると面白そうですが、内容が薄いわりに手間がかかる作業なので、当分は書かないだろうと思って下さい(笑)。少しずつ数えてはいきます。






