また始めようかと思って、色々といじっている途中です。何となく始まってます。
895jazzmin
Net RadioのAccu Radioは、お勧めです

下の「Accu Radio」をクリックするとサイトが出てきます。

「Sign up」画面は「X」で消して大丈夫です。

左のChannelsで細かくジャンルが選べます。

写真・イラスト部分をクリックするとプレイヤーが立ち上がります。

相変わらず安定しています。プレイヤー単体可動は確認中です。

Accu Radio

うちの猫たち4匹です(2017年現在)
ok台座横長435

左から (うちの猫になった順)

ジャズミン (♂)
ミント (♀)
パセリ (♂)
スーズー[紫蘇] (♀)

DSCF3504-20080623-895.jpg
CategoryとBlogの内容について

 人名が書いてある場合は、その人とその周辺に関してのものになります。
 データ的内容は、なるべく間違いの無いようにするつもりです。
 間違いが有った場合は、教えていただけると助かります。

 個人的意見は、あくまでも個人的なもので、一般論では有りません。
 悪意を隠せないタイプだと自分では思っているので、他意は無いつもりです。

 古いものは全て仕舞ってしまいます。
 古いものに修正加筆して、シラッとした顔で出す可能性が、極めて高いです。

 自分がとっても可愛い、心の狭い人間です。
 やさしい気持ちで接してくれるとうれしいです。
 その前に、ちゃんと書くつもりが有るのか自分でも心配になっています。

2013年01月01日 (15:16)

Happy New Year です



I wish you a happy new year.

Jazz年賀状2013

スポンサーサイト

2012年12月24日 (15:42)

クリスマス・イブ






どんよりと言うよりも暗いと言った方が正確に伝わるような正午だった。今、目を覚ましたのなら朝の5時か夜の5時なのか判断が出来ないだろう。そんな12月の24日だった。

たった一つのクリスマス・パーティーを断ったせいで「今年は二人でイブを過ごすらしいよ」と言う噂が一気に広がり、誰からも誘いの無いクリスマスを過ごす事になった。

サンタさんがプレゼントしてくれた、この「何もする事の無い時間」を有効利用しようと棚の片付けを始めてしまった。
「今日一日は、これで潰れるだろう」とガサガサと棚の中に詰まれた書類や新聞を片付け、今年の溜まったゴミを市指定のゴミ袋に投げ込んでいるとCDを挟んだ本が出てきた。

本はジュヌヴィエーヴ・セローの「18立方メートルの沈黙」で、栞代わりに挟まれていたCDはNatalie Coleの「The Magic of Christmas」だった。

去年の事を思い出した。去年も同じようなパターンで、この本を読みながらこのCDを聴いていたら友達から誘いの電話がかかり、出掛けたのだった。
今年も同じような奇跡が起こる事を期待して、夕方からCDを聴きながら本を読む事にした。本からCDを抜いて棚から出てきたレシートを代わりに挟んで両方をテーブルの上に置いた。

夕方までで棚の片付けは終わりにした。食事も適当にしておいた。誰かから電話がかかってくる期待であまり食べられたかったというのが事実だ。
猫たちには普段より少し多めにしてやった。メリー・クリスマスと言う訳だ。

熱い珈琲を大きめのカップに入れ、Natalie Coleの「The Magic of Christmas」をセットして、窓際に座って本を開いて去年の続きを読む事にした。栞は「雪の見える室内」と言うところに挟まっていた。

本が随分進んだ。CDも1枚では足りなくて、仕方が無いのでNetのAccRadioのJazzのチャンネルに代えた。
最期まで読んでしまいそうな雰囲気がしてきた。れいの噂は隅々まで行き渡っているらしい。電話がかかってくる雰囲気も期待も無くなってしまった。

仕方が無いので、本格的に読書の夜にしてやろうと、別の本と大量の珈琲を準備してやろうと立ち上がり、ふと外を見てみると街路灯の光りにチラチラと光るものが舞っているのがみえた。

「雪だ…」
この土地でクリスマスに雪が降った記憶は無い。
思わず窓を開けてしまった。
「雪だ…」
間違いなく雪だった。

猫の寒いぞ、と言っているような鳴き声で我にかえり窓を閉めた。
振り返ると部屋の中がさっきよりも明るく感じた。
猫たちのコッチを向く迷惑そうな顔を見ていると、このまま何処にも出掛けずに過ごしても良い気分になってきた。

確か倉庫に親父のシャンパンが有ったはずだ。それを急いで冷やそう。
それから、も一度Natalie Coleの「The Magic of Christmas」を聴いて・・・そうだシャンパンを飲みながら映画でも見よう。
クリスマス・イブに「Miracle on 34th Street (三十四丁目の奇蹟)」なんて、ちょっと素敵じゃないのかな。

メリー・クリスマス♪




Miracle on 34th Street (三十四丁目の奇蹟)

オリジナルは


リメイクは




The Magic of Christmas - Natalie Cole



下は短いのですが試聴できます




「18立方メートルの沈黙」
ジュヌヴィエーヴ・セロー


2012年12月10日 (22:35)

今年のクリスマスカード


今年のクリスマスカード


クリスマスカード2012-02


メリー・クリスマス

2012年07月29日 (22:52)

会いたいと思った





キーボードから手を離して背もたれにもたれながら壁の時計を見ると4時を回っていた。ディスプレイのデジタル表示も同じ時刻だった。
最近また眠れなくなっている。夕方の変な時間に眠気が来るのだが、夜になるとまた寝る事を忘れている。そんな数日が続いている。
それでも全く眠れない訳ではない。横になる努力は必要なのだと、パソコンの電源を落として、二階へ上がって行った。

階段の途中の窓から見えるブラインド越しの風景は、暗いうちは街路灯の灯りを中心に広がっている。
今ブラインドの隙間から見えるのは、始まりも終わりも定かではない薄明るいいつもの風景だ。もう少しすれば、この風景に沢山の音が混ざりだす。
電気も点けずにそのままトイレに入ると、トイレの窓から明るい風景の中でぼんやりと光る街路灯が見えた。

カーテン代わりのぶら下げた布をこすりながら隣の部屋からジャズミンが出てくるのが見なくてもわかった。用を足して出て行くと、部屋の入り口に座って大きなあくびをしている最中だった。
「おはよう」と声をかけると、上半身を前に出して、ぐいっと伸ばしながらもう一度大きなあくびをして、パタッと横になった。

ブラインドを半分上げて、窓の網戸のある方を開けると、ジャズミンはゆっくりと起き上がり、窓の横においてある段ボールの上に乗った。
まだ、外は静かだった。中に流れ込む風も涼しいとは言い難いが、心地良かった。鳥の鳴き声が聞こえた気がした。まだ眠くは無かった。

トイレの横に有る洗面台の棚から固形のえさが入った丸いプラスチックの容器を出して、窓枠にもたれるように彼の前に座った。
プラスチックのケースの蓋を開けて、エサを1つ摘み、ジャズミンの口の中に放り込んだ。噛みもせずに飲み込んだ。

「おまえさぁ、噛まずに飲み込んでると、また太るぞ」彼は5.3kgjまで上がった体重を5kgジャストに落としたばかりだった。次の1つは偶然だろうが噛み砕いて飲み込んだ。
大した意味も無い事を言いながらジャズミンの口の中にエサを15も投げたんだところで、大きなため息が出た。


「わかってるよ。そうさ、会いたいさ。」


ズボンのポケットの中の携帯が、腿を押した。携帯に手を伸ばしたが止めた。携帯の中の写真は数日前に全てパソコンに移動させてしまっていた。また、大きなため息が出た。ジャズミンは、外の景色に興味が有るようでコッチを無視した。

布団の中に入る事にした。

「今から寝るから今日も朝飯、遅くなるからな。」そういうとジャズミンが、短く「ニャ」と鳴いた。多分人間の言葉にすると「それなら、もう少しエサを置いていけ。」だと、勝手に判断した。
階段の横の出窓に置いてある彼のえさ用に使っている小鳥のエサ用の緑の丸いプラスチックの容器にカラカラとエサを入れると、早速やってきて食べだした。「もう食うのかよ。」には、返事は無かった。

少しは寝られるだろう。こっちを無視してエサを食べているジャズミンの背中を一度なぜてから部屋の中に入っていった。




Hermit of Mink Hollow / Todd Rundgren




Bruce Roberts / Bruce Roberts



2012年06月16日 (16:01)

今聴いているジャズの事を少しだけ話すね Milt Jackson

2ヶ月ほど「今聴いているジャズの事を少しだけ話すね」って感じで、今聴いているJazzのアルバムに対しての感想をメモ程度の感じで書いてみました。

「人に伝える」と言う部分に関しては相変わらず不親切ですし情報としても間違いが有りそうですが、「今聴いている」と言う高揚感から来ているとすると、無責任では有りますが「これも有りなのかな」なんて勝手に思ったりもしました。

アルバムのデータやちょっとした注釈を後に付ける感じで、少しずつこちらへ載せてみようかな、なんて思っています。




今聴いているのはMilt JacksonのWizard of the Vibes。
タイトルどおり「ビブラフォンの魔術師」と取っても「ジャズの魔術師」と受け取っても構わないと思う。「彼のリーダー・アルバムに失敗作は無い」って言い切った方もいる。

内容は1951年のMonkのグループでの演奏と1592年の彼自身のグループでの演奏で出来ている。彼自身から溢れ出るスウィング感は、もうすでにこの時点で時代を超えている気がする。グループ全体の音がスウィングしているんだ。

聴き所は、MJQのメンバーでの演奏が有ると言うところかな。ここでの演奏で気が合ってMJQを作ったのかもしれない。SPからLPに移行する時代で、曲数が足らずに2個1なんだろうけど、Alternate Takeが沢山入るCDの時代を過ぎていこうとする今、そんな事は些細な事だと思うな。

なによりも演奏が素晴らしいんだから。








Wizard of the Vibes
Milt Jackson

1 Tahiti (Milt Jackson)
2 Lillie (Milt Jackson)
3 Bag's Groove (Milt Jackson)
4 What's New (B. Haggart* J. Burke)
5 Don't Get Around Much Anymore (B. Russell, D. Ellington)
6 On The Scene (Lou Donaldson)
7 Lillie (Alternate Take) (Milt Jackson)
8 What's New (Alternate Take) (B. Haggart, J. Burke)
9 Don't Get Around Much Anymore
(Alternate Take) (B. Russell, D. Ellington)

10 Evidence (Thelonious Monk)
11 Misterioso (Thelonious Monk)
12 Epistrophy (Kenny Clarke, Thelonious Monk)
13 I Mean You (Coleman Hawkins, Thelonious Monk)
14 Misterioso (Alternate Take) (Thelonious Monk)
15 All The Things You Are (Jerome Kern. Oscar Hammerstein II)
16 I Should Care (Axel Stordahl, Paul Weston, Sammy Cahn)
17 I Should Care (Alternate Take)
(Axel Stordahl, Paul Weston, Sammy Cahn)

Vibraphone – Milt Jackson

Alto Saxophone – Lou Donaldson (tracks: 1 to 9)
Bass – Percy Heath (tracks: 1 to 9)
Drums – Kenny Clarke (tracks: 1 to 9)
Piano – John Lewis (tracks: 1 to 9)

Bass – John Simmons (tracks: 10 to 17)
Drums – Shadow Wilson (tracks: 10 to 17)
Piano –Thelonious Monk (tracks: 10 to 17)
Vocals – Kenny "Pancho" Hagood(tracks: 15 to 17)

Producer – Alfred Lion
Recorded at
WOR Studios, New York City on April 7, 1952 (#1-9)
Apex Studios, New York City on July 2, 1948 (#10-17).

別に追加して言う事は無い(笑)。
2曲ボーカル曲の録音が有るところに、その頃の戦略やウケを感じて面白いです。
個人的には、1952年録音のThelonious Monkと一緒ではない方が好みのようです。

2012年05月28日 (18:28)

今聴いているジャズの事を少しだけ話すね (We Three)


2ヶ月ほど「今聴いているジャズの事を少しだけ話すね」って感じで、今聴いているJazzのアルバムに対しての感想をメモ程度の感じで書いてみました。

「人に伝える」と言う部分に関しては相変わらず不親切ですし情報としても間違いが有りそうですが、「今聴いている」と言う高揚感から来ているとすると、無責任では有りますが「これも有りなのかな」なんて勝手に思ったりもしました。

アルバムのデータやちょっとした注釈を後に付ける感じで、少しずつこちらへ載せてみようかな、なんて思っています。






今聴いているのは、ドラムのRoy HaynesがピアノのPhineas Newborn Jr.とベースのPaul Chambersと1958年に録音したWe Threeと言うアルバム。

どうもPiano Trioと言うと日本では上品な感じや崇高な雰囲気が好まれるような気がするけど、このアルバムはSwingin'で気持ちの良いアルバム。

Phineas Newborn Jr.のPianoは、Red GarlandみたいなSwingの塊って感じじゃないけど、音と音の隙間の作り方は、やはりJazzそのもの。

Sugar Rayってのは、きっと伝説のボクサーSugar Ray Robinsonの事だと思うけど、華麗な演奏はSugar Ray Robinsonのスタイルがそう感じられたって事なのかな。

どの曲も素敵な演奏でPhineas Newborn Jr.の病気を感じさせないのもプラスじゃないかと思います。






We Three / Haynes-Newborn-Chambers

01 Relection (Ray Bryant)
02 Sugar Ray (Phineas Newborn)
03 Solitaire (Nutter, Guion, Borek)
04 After Hours (Parrish, Feyne, Bruce)
05 Sneakin' Around (Ray Bryant)
06 Tadd's Delight (Tadd Dameron)

Roy Haynes (Drums)
Phineas Newborn Jr. (Piano)
Paul Chambers (Bass)

Recorded in Rudy Van Gelder Studio,
Hackensack, NJ, November 14, 1958

CDのジャケットはHaynes-Newborn-Chambersと列記されているが、実際にはヨーロッパから帰ってきたばかりのPhineas Newbornが参加したRoy Haynes Trioらしい。Roy Haynesの名前だけでは売り上げが心配だったのかな(笑)。

ヨーロッパでの評判が良かったのか病気が出ていないせいなのかPhineas Newbornの調子が素晴らしい。

2曲目のSugar Rayに関して「ボクサーのSugar Ray Robinson」だと思い込んでいました。でも今は少しだけ別の考えも有るのです。

このアルバムに作曲と言う形でRayが参加しています。6曲のうちRay Bryantの曲を2曲取り上げているのは何故なんでしょうか。色々な気持ちを込めてPhineasがRay Bryantに贈った曲と考えるのも面白い気がします。

Phineasは、自己名義でもSugar Rayを録音しています。



2012年05月10日 (19:50)

安いのには訳が有る (Jazz4CDBox)


Gigi Gryceと言うサックス・プレイヤーは、私にとって「何故か気になるけど中々手を出さない」と言うちよっぴり申し訳ない人。
今までに数枚買って、中々良いと思いながらも枚数が増えていかない。
その理由が本人にもわからないのですが、とても安いセットを見つけたので、チャンスだと思い手を出してみました。



このEight Classic Albumsと言うシリーズは、4枚のCDに8枚のアナログを入れて1,000円少々と言う超お買い得品です。この値段なら、すでに持っているアルバムと重複しているのが6枚有っても問題の無いレベル(笑)。細かい部分も調べずに注文をしてしまいました。

結果は・・・「微妙」と言うよりも「ナンカ勿体無い」って感じ(笑)。
まずは8枚の紹介を

Disc 1
When Farmer Met Gryce (1954)
「ファーマーがクライスに会った時」ならファーマー名義なんじゃ?
1曲欠けてます
Nicas Tempo (1955)
1曲欠けてます

Disc 2
Jazz Lab (1957)
Byrd – Gryce って、Byrdの名前が先に来るけど・・・
1曲欠けてます
Modern Jazz Perspective (1957)
Byrd – Gryce って、Byrdの名前が先に来るけど・・・

Disc 3
Sayin’ Something (1960)
The Hap'nin's (1960)

Disc 4
Rat Race Blues (1960)
Reminiscin' (1960)

と、まぁこんな感じです。音が良くなっている訳でも無いようです。
Disc 3とDisc 4は大丈夫って感じかな(笑)。
価格は4CDBOXで1,000円少々でした。

LP4枚分の音源をこの価格で手に入れたと考えれば、残りの4枚分の音源は諦めもつくかな。

でも元々貧乏性ですから「無理せずに彼名義のアルバムをCD1枚にLP1枚での4CDBOXにすればいいじゃん」なんて考えてしまいます。

1曲欠けてるとちゃんとしたのが欲しくなるし、何よりも2in1ってスタイルがあまり好きではないのです。

そう言いながら他の演奏家はどんなアルバムが入っているのか調べてしまう優柔不断な私なのでした(笑)。

さてさて、皆さんは手を出すのでしょうか?

因みに存在自体がスタンダードなJohn Coltraneですと

The Last Trane
Informal Jazz / Elmo Hope Sextet
A Blowin’ Session / Johnny Griffin
Black Pearls (-1)
Settin' The Pace
Kenny Burrell And John Coltrane / Kenny Burrell And John Coltrane
Traneing In / Red Garland
All Mornin’ Long / Red Garland

8枚中4枚が、彼が参加している他人の名義のアルバムなんじゃないのかな(笑)。



他には、こんな人のも有ります。












2012年05月04日 (18:44)

不確かな記憶は、空想なのか幻想なのか (8)






それほど広くない広場のような空間の真ん中に1本の樹がまっすぐ立っていた。樹は、随分年老いているようで、周りの木々が緑で覆われても申し訳ない程度の葉しか付けなかった。
樹のすぐ横に大きな石があり、その上に乗れば子供でも樹に登れるくらいの高さから木の枝は出ていた。

この樹のせいで、この空間は何の利用価値も無い事になっていた。

この空間の周りには家が立っていたために、樹に登っても見える風景に何も魅力は無かった。枝のせいで空さえも小さくて見あげた風景にも魅力は無かった。
それせいだろう、自分を含めた子供たちが、この樹に登ることは滅多になかった。

ただ、この樹に登れるかどうかと言う事は、子供にとって、特に男にとって大切な意味があった。この樹に登れる事が、上の年代に相手にしてもらえる必須条件だったのだ。
自転車に中々上手く乗れなかった子供の頃の私は、この樹に登れるというアピールを何度もしなければならなかった。

大人になって随分経ってから、この広場の近くを車で通る機会が有った。

広場のあるところまで入っていく道が随分細く感じた。対向車が来るたびにどちらかが車を脇に寄せて止める事になった。あの頃の記憶では、もっと広かったはずだ。
少しして広場が有ったはずの場所を過ぎている事に気がついた。Uターンをしてもう一度道に入ってみた。

広場の有ったあたりの道路の反対側に見覚えのある大きな石が転がっていた。あの頃のイメージからは随分小さく感じたが、確かに広場の真ん中の樹の横に有った石だった。
自分の記憶違いかと思い、もう一度Uターンをして、石の有った付近の左右を見ながらゆっくりと走ってみた。

あの広場も樹も子供の頃の記憶に残っているだけのようだった。








Hearts / America




Complete Greatest Hits



2012年04月19日 (00:12)

不確かな記憶は、空想なのか幻想なのか (7)




小さな子供のぼくは、父親の運転する車の後部座席に乗っていた。車の中は、ラジオから流れてくるポップスに合わせて音程の定まらない鼻歌を歌う親父と「曲が聴こえないから黙って」と言いたくてウズウズしているぼくだけだった。

走っているのは古ぼけた埃くさい小さな町だった。別に何処かへ行く理由があったような記憶は無い。いつものように出掛ける親父に煙たかられながら飛び乗っただけだと思う。

子供は子供なりに同じ事を繰り返す毎日がつまらなかったのだ。どんな変化でも良いから何がしかの刺激が有ればと、いつも考えていた。
親から離れてこの街を出て行くなんて事をまだ考えつかない子供でもつまらないものはつまらないのだ。

ゆっくりと走る車のドアにしがみついて、首を伸ばすようにして窓から見る風景は、薄汚れた家が連なるばかりで何の刺激もなかった。ぼくが生まれるずっとずっと前からこんな風景で、そしてこれからもずっとこのままなんだと言う事は、間違いない事実だと想像するのは簡単だった。

車のラジオから流れてくる音楽を聴きながら、ぼーっと眺めているだけで、頭の中は空っぽの状態だった。親父はずっと、ラジオから流れる曲に合わせて鼻歌を歌っていた。
街の真ん中にある、この街で一番大きな交差点で、車は大きく右折した。

数秒の記憶の欠如が有り、気がつくと道路の真ん中に座り込んでいる自分がいた。外を眺める為にドアノブを握っていた為に曲がった時の勢いでドアが開き、コロンと落ちてしまったらしい。
交差点の真ん中に座り込んでみる風景は、あまりにも新鮮で自分がどんな状態なのか判断できなかった。

数台の車が道のあちこちに急停車するのがわかった。数百メートル向こうに見覚えのある車が止まり、見覚えのある自分の親父が頭を掻きながら歩いてくるのが見えた。大人の大きな声が耳の奥の方で響いているような不思議な感覚だった。

空を見上げると青空だった。周りの埃をかぶった風景が少しだけ新鮮に見えた。それでも、つまらない街だと言う事に何も変わりは無かった。





Gilbert O'Sullivan- Himself
Gilbert O'Sullivan




1971年に発表されたGilbert O'Sullivanの1stアルバム。Introで始まり、Outroで終わるところなんて、いかにも英国のシンガーなんて思ってしまいます。2ndでも同じ事をしているのはウケたのかな、それとも自己満足の産物なのか。

彼の有名なヒット曲Alone Again (Naturally)は、アルバム未収録なので、聴きたい方はベストアルバムを購入しましょう。ベストに入らない曲にも良いのが沢山有るんですけどね(笑)。





2012年04月12日 (18:43)

第3回 ラテンアメリカ・フェスティバルの告知です


第3回 ラテンアメリカ・フェスティバル

4月22日(日)午前11時~午後5時

名古屋市大須で開催!

Latinoamerica Festival 2012Blog

友人のミゲルが日本と中南米との文化交流として始めたラテンアメリカ・フェスティバルの第3回が今月4月22日(日)に名古屋の大須で行なわれます。屋根が有るから雨天決行だそうです。

野外での無料コンサートで、午前11時から午後5時まで、沢山のグループの演奏からダンスが行なわれます。
中南米音楽のバリエーションの多さやその楽しさを是非味わってください。そうそう、今年はパレードも有るんだって。

Pukio Mapa Blog

*会場もミゲルのお店「PUkio」も地下鉄は「大須観音駅」よりも「上前津駅」の方が近いので、そちらからが便利だと思います。


MiguelのBlogは、こちらからどうぞ。



また、今回はNetでLiveを見る事が出来るようになりました。行けない人は、こちらで楽しんでくださいね。

USTREAM.TV







Category
Recent Comments
Link
ブロとも申請フォーム
ブログランキング
最近のトラックバック
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
音楽
1947位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋楽
248位
アクセスランキングを見る>>

Appendix


Search this site
PUKIO Latinoamerica
名古屋市大須に有るPUKIOは、ペルー人の友人Miguelが経営するお店です。小さな店ですがアルパカ商品やエケコ人形など面白いものが沢山有ります。お店に行けば彼の面白い話が聞けるかも。

FC2にBlogが有りますしHPで買い物もできます。
pukiolatinoamerica01-180.jpg
 PUKIO Latinoamerica
 名古屋市中区大須3-42-3
 TEL/FAX 052-251-5161
 11:00~20:00
 定休日 火曜・水曜
Profile

falso

  • Author:falso
  • いらっしゃいませ。

    元々は音楽Blogで始めました。色々な音楽について言いたい事を言っているうちに猫の写真やら過去の話しやら書き出していて、気が付いたらこんなBlogになってしまいました。

    と、言いながら4年ほど放置していました。

    そんな訳で勝手に放置して、勝手に再開しようと言う、身勝手な人間のBlogです。
    オマケに犬派を明言しながら、気が付けば猫を4匹飼っています。
Mailform
Blogに関係無い事や個人的に言いたい事が有ればコチラからお願いします。ギャグや冗談だと喜びます(^^)/。

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
RSSフィード
ジャスミンの花
P1010167-895.jpg